リクルートの中途面接で好印象を与えるテクニック
こんにちは、サムライソウルの粕谷です。
転職エージェントとして、リクルートに転職希望者を紹介し、転職者が実際に面接を受けると、面接のフィードバックを人事から共有頂きます。
印象が悪かった場合の理由については前回2回にわたってお伝えしましたが
-リクルートの中途面接で実際にあった不採用理由 ver1
-リクルートの中途面接で実際にあった不採用理由 ver2
今回は人事が好印象を持つケースについてお伝えしたいと思います。
面接での好印象で多いのは「素直さ」
こんなことが好印象なのか?と思われるかもしれませんが、今まで何千人の面接のフィードバックを見てきましたが、人としての「素直さ」は、リクルートの面接では非常にと重要視されています。
例えば下記のようなフィードバックがありました。
社会人新卒3年目。こちらからの質問に対して、受け答えがスムーズ。自分なりに考えながら答えているところが真摯的に感じた。
・コンサルという立場で、お客様とシステム要件を相談しながら、最終的にカタチになったことに素直に喜びを感じたという話は好感度。
・困った時に相談する上司や知人がいるということに、素直さを感じた。
・今回のポジションの業務知見は持っていないが、素直さやコミュニケーション力、地頭の良さを感じている。
というように、まだ社会人3年目の方だからという個別性はあるものの、30代の方でも年齢関係なく面接のフィードバックに「素直さ」が評価されているケースは多くあります。
面接での好印象はコミュニケーションから
面接で一番問われるのはコミュニケーション。
ということで、人事から好印象を受ける人は決まってコミュニケーション能力が高いという特徴があります。
ただ、ここで、具体的に人事からのフィードバックコメントを読んでいくと問われている「コミュニケーション能力」は話し方や、伝え方など、十分テクニックで克服できることがわかります。
質問には端的に答える
例えばこんなフィードバックがありました。
「構造的にシンプルに回答しようとされている点を評価しました。
(結論を先に述べ、その後具体的な回答をしようと意識されている点)」
「質問に対してテンポ良く、ご自身の過去のエピソードやお考えをアウトプットしてくださいました。
結論を先に述べつつ必要に応じて具体化する話し方ができるため、分かり易く話す力をお持ちであると感じました。」
ここで人事が評価しているのはあくまで「話し方」です。
質問に対してまずは端的に答えを述べる。
そのあとで、その答えを肉付けする、補足説明する、といった話し方をすると聞きやすく、わかりやすい、論理的な話し方ができる=論理的な思考ができると判断されるのです。
面接はあくまでコミュニケーションですから相手が興味のないことをだらだらと話すのはNGです。
質問に答え、補足をし、人事から追加できた質問に答える、を繰り返すことで会話になります。
誰もが明日から実践できる面接のテクニックです。
苦手意識のある方は面接前に練習をしましょう。
■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで
サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。
(1)リクルート出身者だからこそお話できること
―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?
実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。
(2)リクルート社内の豊富なネットワーク
転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。
(3)最短距離での転職をお手伝い
リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
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