【エス・エム・エスへの転職vol.7】不動産業界からエス・エム・エスに転職

医療×人材業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、不動産会社の営業職からエス・エム・エスに転職したIさんの転職体験談をお届けします。
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不動産会社の営業職からエス・エム・エスに転職したIさんの体験記
■転職者Iさん(20代女性)のプロフィール
大学を卒業後、不動産会社で不動産売買の仲介業を約6年勤める。2025年4月よりエス・エム・エスに入社し、高齢者を対象にしたリフォーム会社の提案営業を担当。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後に前職の不動産会社に入り、不動産売買の仲介営業を約6年担当しました。
学生時代は正直、どんな仕事に就きたいのか、あまり具体的に考えられていませんでした。生活に欠かせない衣食住の中なら、“住”に一番興味を持てるかな…と不動産業界を見ていて、たまたま前職に出会ったんです。オフィス見学をしたときの雰囲気や、選考段階で出会う社員の様子が自分と合う気がして、感覚的に選びました。
不動産売買の仕事は、何千万、何億円のお金が動くダイナミックなもので、お客様の人生の重大な選択に携われる、とてもやりがいのある仕事でした。「いい家に巡り会えた」とお客様に感謝されることも多く、この仕事をしていなければ出会えなかったような、年配の方や社会的地位のある方など、多様なバックグラウンドの方と話せる面白さもありました。
――そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。
結婚を機にこれからの働き方について考え直す中で、「今の仕事を長くは続けられない」と思うようになりました。
不動産売買の仕事は、お客様都合に合わせて動くことが多いため、朝早い打合せや内覧もあれば、夜遅くに対応することも少なくありません。毎月の目標数字を達成するために、深夜12時近くまで残業することもあり、体力的なしんどさを感じていました。周りは男性社員が多く、30代、40代になって続けているイメージが持てなかったんです。
これから子育てなどのライフイベントが起こるかもしれません。20代のうちに、長く続けられる働き方にシフトチェンジして、無理なく仕事に向き合える職場を探そうと、転職活動をスタートさせました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
「前職より働きやすい環境」というのが一番重要なポイントでした。残業時間が少なく、在宅勤務ができる仕事だったら尚うれしいな、と。子育てをしながら働く社員が多い会社ならば、制度面でも安心なのではないかと考えました。また、6年間営業を続けてきたので、好きな営業職で応募できる企業を見ていきました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。
実は、その前に大手の転職エージェントに相談していたのですが、コンサルタントの対応に不信感を持っていました。選考結果の連絡が本来のタイミングより数日遅く来たり、こちらがお願いしたコミュニケーションツールで連絡をもらえなかったりと、レスポンスの悪さにストレスを感じていました。面接のフィードバックや面接対策も何もしてくれず、「このままではどこからも内定が出ない!」と不安が大きかったので、ほかの転職エージェントの話も聞いてみることにしました。
そこで、いくつかのエージェントからいただいていたスカウトメールをチェックし、「この人なら信頼できそう」と感じたのがサムライソウルの担当コンサルタントでした。
――具体的にどのような点に好印象を持ったのでしょうか。
スカウト文面に、担当コンサルタントに寄せられた転職経験者からのコメントがいくつか載っていました。感謝を伝えている内容の多さに、人望のある方なんだな、という印象を抱きました。実際に面談に申し込んでみると、じっくりと話を聞いてくれる姿勢がとても心地よくて、話し始めてすぐに「この人に任せてみよう」と思えました。
私のことを知ろうと多くの質問をくれる一方で、ご自身のこれまでの経験もざっくばらんに話してもらい、担当コンサルタントの人物像が見える安心感があったのだと思います。ご自身が子育てと仕事を両立されていることや、キャリアの中での働き方の変化などについて話してくれたことも、私には心強かったです。
転職活動が初めてだったので些細なことも分からないことだらけでしたが、どんな質問にも的確な回答がすぐに返ってくるレスポンスの早さにも信頼感がありました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
面接対策として、私の幼少期から一緒に振り返りをしてくれたことには驚きました。どんな子どもだったのか、中高の部活は何だったのか、どんな基準で大学を選んだのか、アルバイトは何をやっていたのかなど、さまざまな角度からこれまでの人生の選択や決断の背景を聞いてもらったことで、自分でも気づいていなかった自分の特性を客観的に見つめ直すことができました。担当コンサルタントが「Iさんはこのとき、こういう意思を持って決めたんですね」と都度、言語化してくれたことも、思考の整理にとても役立ちました。
サムライソウル経由で5社受けたのですが、個社ごとの面接対策も非常に丁寧でした。どの企業が、どんな質問をどのような意図を持って聞いてくるのかを的確に教えてもらい、「この企業で〇〇について聞かれた場合は、もう少し深掘りして回答したほうがいいですよ」などアドバイスが具体的でした。どう回答すべきか迷ったときも、LINEで質問を送ると傾向と対策がスピーディに返ってきてすぐに解決されるんです。担当コンサルタントが持っている情報量の多さに、何度も助けてもらいました。
――最終的にエス・エム・エスに決めた理由は何でしたか。
エス・エム・エスは、医療・介護領域に特化したビジネスモデルゆえに業績が右肩上がりで伸びています。長く働き続けたいという思いが強かったので、事業の成長性、会社の安定性があるかどうかは大事なポイントでした。希望していた働き方として、在宅と出勤のハイブリッド型で働けることや、休みの融通が利きやすいことにも魅力を感じました。
複数の事業を展開している中で、私が担当するのは、高齢のお客様に向けたリフォーム会社の提案営業です。前職の不動産会社でもリフォーム案件に携わることが多かったので、これまでの経験・スキルが活かせそうだなと思いました。
エス・エム・エスの面接では、幼少期の出来事や子ども時代の性格特性などについて聞かれることが多くありました。担当コンサルタントと幼少期から振り返りをしていなければ、「内気な子でした」などと一言で回答を終えていたかもしれません。でも、担当コンサルタントと一緒に、いかにポジティブな言葉に変換するか、自分の強みとして話せるかを準備していたからこそ、「内気な子でしたが、自分がやると決めたことはコツコツと続ける力がありました」などと話すことができました。それが、内定につながった理由の一つかもしれません。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
私は、転職活動を始めるまでに時間がかかりました。前職の仕事が好きで、やりがいを感じていたからこそ、「仕事や会社が嫌いなわけではないのに転職をしてもいいのだろうか」「決めてから後悔しないだろうか」と1年以上モヤモヤと悩み続けていました。
でも今振り返ると、転職活動をすることと、実際に転職するかどうかはまた別の問題です。世の中にはどんな企業や仕事があるのか、まったく知識がない中で動かずに悩んでいても何も解決しません。「自分が知らない業界・企業ってこんなにたくさんあるんだ!」と知ることからでも、まずは情報を身に付けてから、これからの選択について考えてみてもいいのではないでしょうか。