【IT・SaaS業界への転職vol.17】人材派遣会社からキャディ株式会社に転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、人材派遣会社からキャディ株式会社に転職したMさんの転職体験談をお届けします。

 

人材派遣会社からキャディ株式会社に転職したMさんの体験記

 

■転職者Mさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、エネルギー関連企業で個人向け販売営業を約5年経験。その後、製造領域に特化した人材派遣サービス会社で6年営業を担当後、2025年7月よりキャディ株式会社に入社。製造業向けAIデータプラットフォームのインサイドセールスを担当する。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、エネルギー関連企業に入り、個人宅への訪問販売営業を約5年担当しました。

学生時代は飲食店でアルバイトをしていて、お客様となにげない会話を重ねるのが好きでした。将来やりたいことが明確にあるわけではなかったので、まずは自己成長のスピードが早そうなベンチャー企業で、人と接することができる営業職に就こうと、1社目を選びました。

その後、製造業に特化した人材派遣サービス企業に転職し、営業を約6年経験しました。

 

――1社目から前職へ、転職を決めたきっかけは何でしたか。

 理由はいくつかあるのですが、一つは、結婚を機に勤務していた東京から地元の関西エリアに戻ることになったからです。また、訪問販売営業はノルマもハードだったので、家族との時間を作るためにも、もう少し自分のペースで働ける仕事に就きたいと考えました。そして1社目では、契約をとったあとは代理店に引き継ぐ営業スタイルだったこともあり、個人のお客様に深く寄り添う機会がほとんどありませんでした。もっと誰かの人生に影響を与える仕事ができたらいいなと、人材領域への転職を決めました。

 

――その後6年の営業経験を経て、今回の転職を考え始めた理由は何でしたか。

 マネージャーポジションへの打診とともに東京への転勤を提案されたことがきっかけでした。現在子どもが2人いるので、家族で引っ越しをして子どもの教育環境を変えるのは違うなと思いましたし、かといって単身赴任で家族と離れる選択もしたくありませんでした。

ちょうど同じタイミングで、3年ほど携わっていた新サービスの立ち上げが形になり、全国展開できるほどに成長を遂げていました。「ここでできることはやり切ったかな」と思えたので、プライベートと仕事を両立できる新しい環境を探そうと動き出しました。

 

――業界や企業はどのように絞っていきましたか。

行きたい業界や企業があったわけではなく、「今後伸びていきそうな業界」という観点で情報収集を進め、SaaS業界に興味を持ちました。職種に関しては、それまでの経験を活かせる営業職で絞っていきました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

 登録していた転職サイト経由で、スカウトメールをもらったのがきっかけです。

実はサムライソウルに出会う前から、ほかの転職エージェントとすでに活動を始めていました。複数社の選考を受けていましたが、全部落ちてしまってうまくいかず、ほかのエージェントの話も聞いてみようかな…と思っていました。そのタイミングで、サムライソウルの担当コンサルタントからメッセージをもらい、面談を申し込みました。

 

――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

 スカウト文面に「自己分析を徹底していく」という趣旨の内容が書かれていて、まずはそこに惹かれました。当時お願いしていた転職エージェントは、求人企業の紹介がメインでした。自己分析が深まらないまま、面接対策も一切なかったので、紹介された企業に応募しては落ちて、また応募しては落ちて…と繰り返すだけだったんです。

サムライソウルでは、初回面談で求人企業を紹介することはなく、ひたすらに私のこれまでの人生を振り返る質問を重ねてくれました。幼少期や中高時代など、転職活動に一見関係なさそうな昔のことまで詳しくヒアリングし、私という人間を理解しようとしてくれたのがうれしかった。寄り添ってくれる度合が全然違うと感じ、この担当者と一緒に活動を進めていきたいと思いました

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

サムライソウル経由で7~8社の面接を受けましたが、そのすべての企業で一次面接、二次面接に向けた対策の時間を作ってもらいました

一次面接対策では、志望動機と入社後に実現したいキャリアプランに一貫性があるかを確認し、二次面接対策では、面接担当者の特徴や質問の傾向を踏まえて回答を準備していきました。担当コンサルタントが見ているほかの求職者の事例も共有してもらいながら、「この企業では~~について質問することが多いです。深掘りされても具体的に答えられるように言語化していきましょう」などと、一緒に考えてくれることも多かったです。面接が続いた時期には、毎日のように対策時間を作ってもらい、私一人にどれだけパワーをかけてくれるんだろう、と驚きました

 

――最終的にキャディ株式会社に決めた理由は何でしたか。

一つは、事業としての成長可能性を感じたから。もう一つは、私が希望する入社予定日に合わせて、スピーディに意思決定ができるようにと選考プロセスを1日に短縮して進めてくれたことでした。本来は3日かかるステップを“1day選考”に変更してくれて、その柔軟な姿勢に感激しました。面接後に社員との懇親会にも参加させてもらい、社員の皆さんの仕事への熱い思いを知って、こんな仲間と一緒に働きたいと思いました

 

――担当コンサルタントと自己分析を深めたことで、転職先の意思決定にどのような影響がありましたか。

子どもの頃の出来事や学生時代のエピソードを振り返ることで、「人が好き」という根本の部分に改めて気付かされました。また、自分以上に、自分の周りにいる人が楽しく過ごせているかどうかを重視するタイプなのだと知ることができました。

どんな人たちとどんなチームワークを築きながら働けるか、という視点で企業を見るようになったからこそ、キャディで働く社員のイキイキとした様子が入社の決め手になったのだと思っています。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

納得のいく転職活動を進める上で、信頼の置けるエージェントを見つけることがとても大事だと実感しています

私にとっては、「厳しいことも含めて本音をはっきり言ってくれる人」かどうかが重要なポイントでした。サムライソウルの担当コンサルタントは、市場価値の話をよくしてくれました。「今の業種では、〇歳になっても年収は〇〇万円ほどです。SaaS業界への転職で一時的に年収は下がってしまいますが、△年後の年収やキャリアの幅を考えれば、今動くことはいい選択になるはずです」など、中長期的な視点で話をしてくれたのがありがたかったです。自分一人では持ちえなかった転職市場の情報を得られたことで、動く決心ができたと思っています。

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