【IT・SaaS業界への転職vol.7】自動車販売会社から自治体向けマーケティング支援会社に転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、自動車販売会社から自治体向けマーケティング支援会社・イシン株式会社に転職したNさんの転職体験談をお届けします。

 

自動車販売会社から自治体向けマーケティング支援会社に転職したNさんの体験記

 ■転職者Nさん(30代男性)のプロフィール

大学卒業後、大手自動車メーカー系列の販売会社に入社。約11年、個人向け・法人向けの営業をそれぞれ経験。より営業力を磨く環境を求めて転職活動をスタートし、2024年8月より自治体向けマーケティング支援などを行うイシン株式会社に入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後に大手自動車メーカー系列の販売会社に入り、個人向け・法人向け営業を約11年経験しました。

学生時代は人とのコミュニケーションに苦手意識がありました。営業職を選んだのは、営業で経験を積めば、いろんな人と気兼ねなく話せるようになると思ったから。営業職には、話が上手でモテそうという印象があって、そんな不純な動機で選びました(笑)。

入社後は、販売店に来られるお客様対応のほか、訪問営業や法人営業を担当。自動車やそれに付随する保険商材などを扱っていました。

 

――そこから転職を考え始めたきっかけは何でしたか。

扱っていた大手自動車メーカーの商品力が強く、“何もしなくても売れる”という状況に物足りなさを感じるようになりました。

売り上げが上がるのはいいことかもしれませんが、商品力ありきで売れるのなら自分の介在価値は何だろうと思ってしまって…。このまま今の環境にいても、営業力は伸びず成長が止まってしまうと危機感を覚え、転職を考え始めました

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

転職サイト経由でスカウトメールをもらい、初回面談を申し込みました。

転職活動を始めた段階では、業界や企業研究をほとんどできていませんでした。

漠然と求めていたのは、営業として提案力が試される環境でした。転職経験者の友人らに、どんな仕事が向いているか相談すると、「成長業界である人材領域はどうか」「無形商材だから営業力は鍛えられるのでは」などと助言をもらいました。そこでようやくリクルートやパーソルキャリアなど大手企業の存在を知ったんです。

サムライソウルからのメールには、「リクルートへの紹介実績が豊富」とあり、もしかして自分もリクルートに入れる可能性があるのかな…と、軽い気持ちで申し込みました。

 

――数ある転職エージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由を教えてください。

担当コンサルタントがとてもフランクに話を聞いてくれて、相談しやすそうだと思ったからです。

転職エージェントには、もっとビジネスライクで堅いイメージを持っていたのですが、サムライソウルの担当コンサルタントは、古くから知る友人みたいに親近感がありました

求人企業の働き方や条件面などリアルな情報について、「ぶっちゃけどうでしょう」と質問をしても、いいところと悪いところそれぞれを取り繕うことなく話してくれました。情報に透明性があり、信頼できると感じました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

職務経歴書の内容や面接の受け答えについて、何をどう伝えると分かりやすいかを一緒に考えてくれました。前職で売上を上げるためにとった行動や工夫について、担当コンサルタントから質問を受けることで初めて言語化でき、強みを整理することができました

サムライソウル経由で20社近く受けたのですが、面接練習のほかに、各企業の概要や求める人物像、面接の特徴などをインプットする時間も設けてくれて、寄り添ってくれる時間の長さに驚きました

 

――最終的に、自治体向けマーケティング支援を手掛けるイシン株式会社に決めた理由は何でしたか。

会社訪問したときに感じた、働く社員の皆さんの人柄の良さ、社内の雰囲気の良さに惹かれました。自治体への支援を通じて地域活性化につなげられるという、社会貢献性の高い事業内容にも興味を引かれました。何より、評価制度が整っていて成長環境が期待できるところが決め手になりました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職活動の進め方は、人によって本当にさまざまだと思います。私の場合は、まずは多くの企業に応募して面接をたくさん受けてみる、というやり方をとり、最初のほうは落ちまくっていました。でも、自分の性格特性は、場数を多く踏まないとわからないタイプ。落ちた企業からフィードバックをもらう中で、自分なりの面接のスタイルを確立していきました

当初は、担当コンサルタントと一緒に考えた回答内容を抜け漏れなくそのまま伝えようと意気込んだ結果、暗記してきた文章をただ読んでいるような印象を与えてしまいました。その後、伝えたいキーワードだけ覚え、あとは面接でのやりとりの中で“相手と話す”ことを意識するようになり、面接に落ちることがほとんどなくなりました

また、多くの企業と接点を持つことで、「この仕事は面白そう!」という気づきや、「こんな職種があったんだ」という発見があり、最終的に1社を選ぶ納得感も高まりました

活動の進め方に正解はありませんし、多く受けるのは非効率的だと思う人もいるかもしれません。あくまでも私がとった一つのやり方として、参考になればうれしいです。

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