【IT・SaaS業界への転職vol.15】営業支援会社から株式会社オロに転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、営業支援会社から株式会社オロに転職したMさんの転職体験談をお届けします。

 

営業支援会社から株式会社オロに転職したMさんの体験記

 ■転職者Mさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、専門商社での営業職を約2年経験後、営業支援会社に転職。営業代行として約3年、営業スキルを磨いたのち、2025年2月より株式会社オロに入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学を卒業後、美容商材を扱ったメーカー兼商社に入社し、美容院で使われる商材の営業を約2年担当しました。その後、営業スキルをより高めたいと考え、営業支援・代行会社に転職しました。

1社目を選んだのは、美容領域に興味があり、美容師さんに憧れを抱いていたからです。もともと髪にコンプレックスがあり、学生時代から月に1回美容院に通う生活をしていました。そこで、毎回待ち時間があったのでなぜだろうと店内を観察していたら、ファックスで商品の発注をしていたり電話で予約を受け付けていたりと、かなりアナログな職場環境だったんです。美容業界全体の課題なのではないかと考え、美容師さんたちがもっと効率的に本業に集中できる環境を作る、そんな支援ができる仕事をしようと思いました。

 

――ご自身の体験に基づいた志望理由だったんですね。1社目から2社目への転職を決めたのはなぜでしたか。

配属されたのが、サロンのオーナー様へシャンプー台やカラー剤などの消耗品を販売する営業部門でした。業務効率化のサービスを導入する部署に行ければよかったのですが叶わず…。営業では、商品の機能性やコストなどで購入の意思決定をされることが多く、自分の介在価値を感じられませんでした。せっかく営業職に就いたのなら、お客様の困りごとを聞き出して、解決策を提示して喜んでいただけるような仕事がしたかった。それならば、より提案力を生かせる、無形商材の営業職にチャレンジしようと転職を決めました。

 

――2社目ではどのような業務を担当しましたか。そして、そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。

2社目は無形商材の営業代行を行う企業でした。豊富な支援実績があり、営業メソッドも確立していたので、ここでなら求めていた営業経験を積んで、スキルを磨けると考えました。実際に、お客様から営業のアウトソースを依頼される立場なので、目標達成への高いコミットメントを求められ、とても鍛えられる環境でした。

転職を考えたのは、営業代行業務を通じて、人手不足という社会課題を痛感したからです。担当していたのは、大手通販会社への出店を提案する営業でした。全国の中小企業、個人事業主など小規模事業者のお客様に多く出会う中で、人手不足によって、せっかくのいい商品を世に打ち出しきれないまま廃業してしまう企業をたくさん見てきました。もっと、多くの企業の事業成長を支援できるような仕事がしたいと考えるようになりました

 

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

学んできた営業スキルを活かし、企業内の生産性の向上、業務効率化を図ることで、少ない社員数でも事業成長を実現できるようなお手伝いがしたいと考えました。そこで、興味を持ったのがSaaS領域でした。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

親戚が転職活動をする際にサムライソウルを使っていたので、以前から名前は知っていました。転職サイト経由で、サムライソウルからスカウトメールをもらい、「知っているエージェントだし、ちょっと話を聞いてみようかな」と軽い気持ちで面談を申し込みました。

 

――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

エージェントとして信頼感が持てた、というのが大きな理由です。

初回面談で、私がやっている仕事や、これからやっていきたいことについて話をしたところ、全部肯定するだけではなく、「そうしたご経験をされているなら、こんなキャリアの可能性もあるんじゃないですか」などと新しい視点を提示してくれたんです。一緒にキャリアのロードマップを作っていこう、という担当コンサルタントの思いを感じましたし、話をする中で自分の視野が広がっていく感覚がありました。求人を一つひとつ提案しながら、企業それぞれの特徴を細かく説明してくれたのもとてもわかりやすく、持っている情報量の多さに安心感がありました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想 

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

幼少期から現在まで、人生を振り返りながら自分が大事にしてきた価値観や考え方を一緒に言語化していきました。自分では大して強みだと思っていなかったことや、できて当たり前だと思っていたことに対して、「それはMさんだからできたことですよ」「そのエピソードは絶対に面接で伝えるべきです」などと言ってくれたことは、自信になりました。

例えば、前職では一定の成果を上げていたのですが、その要因を自分なりに整理できずにいました。でも担当コンサルタントとのやりとりを通じて、毎月の目標件数に対してどういう営業プロセスを踏んでいたのか、改善点に対してどんな行動変容があったのかなどがクリアになっていき、「自分がやってきたことは、強みとしてアピールできることだったのか!」と多くの気づきをもらいました。結果として、面接では、「効率よく目標達成するために仮説を立ててターゲティングし、PDCAサイクルを回した」経験を具体的に伝えることができました。

 

――最終的に株式会社オロに決めた理由は何でしたか。

オロは、マーケティングオートメーションのサービスを提供している会社です。前職の大手通販会社の営業では、出店を検討するお客様に対して、どうしたら商品の売り上げが上がるのかについて、マーケティングの観点から提案していました。マーケティングの難しさと奥深さに触れ、もっと知りたい、学びたいと興味を持ったことは大きいです。今後、社会全体の人手不足が進んでも、マーケティングオートメーションツールを活用することで、売上の拡大、事業成長につなげることができます。お客様の成長支援をしたいという思いが、オロでなら叶えられると考え、入社を決めました

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

一緒に伴走してくれる、信頼できるエージェントを見つけることがとても大事だと思っています。

エージェントは、“こちらの希望を伝えて案件を紹介してくれる人”ではなく、自分だけでは見出しにくい自分の強みや、持っているスキルの活かし方などに気付かせてくれる人、だと思っています。自分一人で「仕事を通じて大事にしてきたことは何だろう」「これからどんなキャリアを歩んでいきたいんだろう」と考えていても、答えが出ないまま時間だけが経ってしまいます。サムライソウルの担当コンサルタントは、企業側が評価するポイントなどを踏まえた指摘やアドバイスをくれて、転職市場をよく知るプロと一緒に動く価値はここにあるな、と感じました

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