【エス・エム・エスへの転職vol.6】高校の教員から株式会社エス・エム・エスに転職

人材業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、高校の教員から株式会社エス・エム・エスに転職したHさんの転職体験談をお届けします。

 

高校の教員から株式会社エス・エム・エスに転職したHさんの体験記

 

■転職者Hさん(20代男性)のプロフィール

大学を卒業後、高校の英語教員として約2年間勤務。2025年4月より、株式会社エス・エム・エスで医療領域に特化したキャリアアドバイザー職に就く。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学で教員免許を取得し、卒業後は県立高校の英語教員を約2年担当しました。

教員を目指したのは高校生のときでした。自分の成績がふるわなくなったときに、所属していた野球部の顧問の先生に相談したことがあったんです。普段から厳しい指導をしている先生だったので相談には勇気が要ったのですが、思い切って「自分に何が足りないのか」と聞いてみた。すると、日頃から自分のことを見ていなければわからないような、具体的で丁寧なアドバイスをたくさんくれたんです。言われた通りに素直に取り組んでみたら、成績がぐんぐん上がっていきました。以来、自分に対して自信を持てるようになり、部活でも勉強でも、新しいチャレンジに前向きに取り組めるようになりました。一人の先生の存在が、人生をこんな風に好転させてくれるんだと身を持って知り、自分が経験したように、先生によって救われる生徒を増やしたいと思うようになりました。

 

――素敵なエピソードですね。目指していた教員になって2年で、今回の転職を考え始めた理由はなんでしたか。

教員になってみると、成長を志向するような同僚がいなくて愕然としました。現状維持、前例踏襲が基本で、教職員の間に、生徒たちのために工夫していこう、改善していこうというマインドがほとんどないんです。

例えば、昨今はパソコンやタブレットを使った授業も増えています。英語の授業でタブレットを活用して新しい授業の形を作っていきたいとアイデアを提案しても、先輩教員や校長先生に「今まで通りで問題なくうまくいっていたんだから、このまま行こうよ」「そんなに頑張って変えていこうとしなくていいよ」と却下されてしまって…。そんな中で働いていてもワクワクできないな、と思うようになりました。

評価に関しても、普段の授業の様子をしっかり見ることなく適当に数字をつけたんだな…と感じてしまうことも多くありました。これまでの人生でずっと野球を続けてきた私にとって、結果を出すために工夫し試行錯誤することは当たり前でした。それができない環境に対して、「ここで長くは働けない」と思うようになりました。

 

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

営業職へのチャレンジは早々に決めていました。目標数字を持ち、一定の期限での達成に向けて結果を求めていける環境は、私が部活で続けてきた動き方に共通すると思いました。

業界は、教員との共通点があるという理由で、人材領域に興味を持ちました。何らかの困りごとを抱えている人に向き合うところは、教育現場に通じます。教員として、生徒から悩み事を相談され、解決に向けて一緒に考え動いていくプロセスにやりがいを感じていました。民間企業にフィールドを移しても、同じようなやりがいを求めて働きたいと考えました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。 

転職サイト経由でスカウトメッセージをもらったのがきっかけです。複数のエージェントと比較検討しようと、面談を申し込みました。

 

――面談を経て、数あるエージェントの中からサムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

担当コンサルタントが、私がしてきた仕事をじっくりと深掘りして聞いてくれて、肯定的な言葉をたくさんかけてくれたことが大きいです。「Hさんが希望するキャリアを一緒に考えていきましょう」「営業職も絶対受かると思いますよ!」と言い切ってくれて自信を持つことができました。

ほかのエージェントの方は、淡々と求人を紹介するだけの印象で、私の希望を掘り下げようという思いや熱意が感じられませんでした。私の希望以外の求人を持って来て「ここならすぐに入れます」と言った方もいて、転職という重要な意思決定を、このエージェントに任せてもいいのか不安に思ったこともあります。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想 

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

これまでの紹介実績や、担当コンサルタント自身が人材業界で働いていた経験から、個社ごとの「求める人物像」を非常に具体的に教えてもらいました

例えば、「この企業では、求職者に“寄り添う”というより、“引っ張っていく”という形のサポートを好まれます。営業成績へのコミット力をアピールするためにも、~~という言葉を使って伝えましょう」といったように、一つひとつの単語単位で、応募企業の風土に合っているかどうかをチェックしてもらいました。

担当コンサルタントは、以前にも教員から民間企業の営業職に転職した方のサポート経験があったようで、その方の事例をもとに「こういう受け答えをした面接では落ちていました。Hさんも同じ結果にならないように、対策を考えていきましょう」と、実践的な面接対策を進めてくれました

面接では、教員として生徒一人ひとりの自己肯定感を高めるために、課題を見つけて改善につなげたエピソードを伝えました。担当コンサルタントと一緒に、自分の強みを洗い出せたからこそ、具体的なエピソードを言語化できたのだと思っています

 

――最終的にエス・エム・エスに決めた理由は何でしたか。

エス・エム・エスは、採用ホームページに社員の昇格実績をデータで出しており、若くてもチャンスが多い環境なのだと期待できました。

また、社内公募制度を使って異動できる点も魅力的でした。社内にはM&AやSaaSなど多岐にわたる事業の柱があるので、人材領域以外にキャリアを広げていける可能性があります。入社後の選択肢の幅が広く、長く働き続けられそうだと感じました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

エージェントと一緒に転職活動をする際は、頼りつつも頼りすぎないようなバランスが大事だと思っています。今は、YouTube動画などで、転職マーケットや各業界・企業の状況、職場環境に関する社員の声などさまざまな情報を得ることができます。自分でもリサーチを重ねた上で、「こんな情報を見聞きしたんですが、実際はどうなんでしょうか」とエージェントに聞いて確認したり、情報の精度を高めたりするといいのでは

最初から最後までエージェントに任せっきりで転職先を決めるよりも、自分なりに調べた上で決めたほうが、「自分で意思決定した」という納得感があるでしょう。入社後のギャップや不安も小さくなると思います。

\/
無料で転職相談をする