【IT・SaaS業界への転職vol.13】人材育成サービス会社からユーザベースに転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、人材育成サービス会社からユーザベースに転職したKさんの転職体験談をお届けします。

 

人材育成サービス会社からユーザベースに転職したKさんの体験記

■転職者Kさん(30代女性)のプロフィール

大学を卒業後、住宅関連企業のリフォーム営業、施工管理などを約3年勤める。その後、人材育成サービス会社に転職し、営業兼コーディネーターとして6年間活躍。2025年3月よりユーザベースに入社し、大手企業の研究開発領域へのコンサルティング営業として新たなキャリアをスタート。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、住宅関連のインフラ事業を行う会社に入社しました。リフォーム住宅部門で営業職を3年間経験し、新規開拓や既存顧客との関係構築、さらには外注先の管理や現場監督も担当しました。その会社を選んだのは、「若手でもキャリアを築きやすい環境」だったからです。経営に携わりたいという思いが昔からあったので、早い段階で経営者視点を学べる仕事に魅力を感じていました。

そもそも私が経営に興味を持ったのは、子どもの頃に父の事業が廃業したことがきっかけです。個人事業主として営んでいたお店が閉店し、その後の家庭環境が、金銭面でも人間関係の面でも大きく変わりました。自分に何かできることはないかと子どもながらに考えるようになり、中学生になったときには「経営を学びたい」「経営者を支援できる存在になりたい」と思うようになりました。

その後、人材育成サービスを提供する会社に転職し、約6年間、営業兼コーディネーターとして、経営層に向けた人材育成や組織改善の支援を行いました。「トヨタ式のマネジメント手法」を提供する会社で、製造業のお客様と伴走しながら、経営の課題解決に取り組んできました。

 

――1回目の転職を決めた理由は何だったのでしょうか。

転職を考え始めたのは、入社3年目に店長の役職についてメンバーのマネジメントを任されてからです。経営者視点を学べる、まさに求めていたポジションだったのですが、人の育成やマネジメントのやり方が分からず途方に暮れてしまって…。マネジメントを学べる環境に移りたいと思い、人材育成手法を自社サービスとして持つ前職への転職を決めました。

 

――今回の転職を考え始めたきっかけは何でしたか。

30代を迎えたタイミングで、そろそろ「ライフイベントを意識した働き方」に変えていかなくては…と思うようになりました。前職では全国各地のお客様先への出張が頻繁にあり、家に帰るのが週の半分以下という生活が続いていました。当時は結婚をしていたのですが、あまりにも出張が多く、夫婦でこれからのことを話す時間も取れないまま破綻してしまったんです。このままの働き方では、また結婚することも、妊娠・出産、子育てを考えることも難しいと感じるようになりました。

仕事自体は好きだったので、これまで培ってきた、製造業のお客様に対する業務改善や人材育成、経営者支援の経験やスキルを活かせる仕事で、かつ出張のない、毎日ちゃんと自宅で自分の時間を過ごせる働き方ができる環境を求めて、転職活動を始めました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

転職サイトに登録した際、いくつかのエージェントからスカウトメールをもらいました。その中で、サムライソウルの担当コンサルタントが女性だったことが目に留まりました。ライフイベントの悩みを抱えていたので、同じ女性の視点で話を聞いてもらえるのではないかと思い、面談を申し込みました。

 

――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

連絡や対応のスピードがとても早かったことが印象的でした。30分ほどの短い面談時間でも要点を的確に伝えてくれ、仕事を続けながら転職活動をしていた私には、その効率的な動き方が合っていました。

今回の転職活動では3社のエージェントを並行して利用しながら、選考を進めていきました。その中で、ユーザベースを紹介してくれたのはサムライソウルだけでした。当初、ユーザベースという会社のことも、研究開発部門に特化したソリューション営業の仕事があることもまったく知りませんでした。製造業を対象にした前職での営業経験が、研究開発の領域に活かせるという発想もありませんでした。でも、担当コンサルタントは、私のこれまでの経験や仕事に対する思いを聞いてくれた上で、「Kさんにはユーザベースが合っていると思います!」と、“イチオシの1社”をピンポイントで提案してくれたんです。求職者一人ひとりのことを本当に考えてくれているんだなと、信頼感が高まりました

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想 

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

サムライソウルではユーザベース1社に絞って転職活動を進めました。そのため、1社に特化して面接対策のサポートを受けることができました。面接官がどんな質問をする可能性があるか、どのようなポイントを重視しているかといった具体的な情報も事前に共有してもらい、準備をしっかり整えた上で面接に臨むことができました。

担当コンサルタントとの面談は、1回あたり30分ほどと短時間ながら、内容の濃いものでした。担当者自身が育児と仕事を両立していて、隙間時間をうまく活用しながら働く姿は、私にとって新たなロールモデルになりました。いかに効率的に、質の高い仕事をするかを考えながら動いていて、出張続きで体力的にもギリギリの中で転職活動をしていた私には、共感できる場面が多かったです。

 

――最終的にユーザベースに決めた理由は何でしたか。

これまでの経験やスキルを最大限活かせると感じたことが一番の理由です。製造業の経営支援に力を入れている点や、リモートワークが可能な環境も非常に魅力的でした。担当コンサルタントが、「学んできたことを活かして働きたい」という私の思いを汲んで、スキルとマッチする会社を見つけてきてくれたこと、そして入社のメリットとリスクを丁寧に説明してくれたおかげで、納得して選択することができました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

ユーザベースという会社のことを知り、入社を決めることができたのは、担当コンサルタントとの対話があったからです。話を聞いてもらい、考えや思いを”壁打ち“するプロセスを通じて、「ここが自分の強みだったんだ」「この経験はほかの企業でも活かせるんだ」など、自分一人では気づけなかった視点を得ることができました

求める働き方や、やりたい営業スタイルなどは自分なりに見えていたつもりでしたが、何が自分に合っているのかまでは分かっていませんでした。企業理解も、担当コンサルタントのサポートでぐんと深まりました。自分が見えている視野だけで選択せずに、エージェントという第三者にどんな仕事や環境が向いているのかを相談し、委ねてみることも大事だと思います

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