CUCに転職した場合の年収・福利厚生を解説!今後の将来性は?

CUCは『医療という希望を創る。』というミッションのもと、さまざまな医療課題の解決にむけ、あらゆるソリューションを提案している医療コンサルティング会社です。将来性が期待でき、社会貢献度が高くやりがいがある仕事として、転職市場でも注目を集めています。

この記事ではCUCへの転職を検討されている方向けに、CUCの平均年収や福利厚生、選考フローなどを紹介します。

CUCに転職するポイント

医療課題の解決を手がけるCUCへの転職を成功させるためには、CUCパートナーズの経営理念を体現できる人材であることをアピールすることが重要です。経営理念「CUC Partners Philosophy」をしっかりと理解し、『医療という希望を創る。』というミッションに共感し熱い思いで課題解決に取り組める人が求められています。

医療に関する知識や経験がなくても、CUCを目指すことは可能です。研修プログラムが用意されているため、入社後に積極的に学ぶ意欲があれば問題ありません。現在CUCで働いている社員の約70%が医療業界未経験からスタートしたとのことです。

CUCの会社概要

会社名 株式会社シーユーシー
本社所在地 東京都港区芝浦3丁目1−1
msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
代表取締役 濵口慶太
設立 2014年8月
資本金 21億2,600万円(2023年3月末時点、資本準備金含む)
売上高 352億円(2023年10月期)

特徴

CUCは国内連結子会社15社、海外連結子会社9社を有するグループ企業です。CUCグループの中心となるのが株式会社シーユーシー(CUC)で、2023年6月に東京証券取引所 グロース市場に上場したグループ内で最も大きな企業となります。

CUCは子会社であるソフィアメディ株式会社と株式会社シーユーシー・ホスピスと連携しながら、多角的に医療課題を解決し、医療という希望を創ることを目指しています

事業内容

CUCでは医療機関向け経営⽀援事業・ホスピス事業・居宅訪問看護事業などをおこなっています。

訪問診療を行うクリニックや地域密着型の総合病院、透析を行うクリニックなどの経営コンサルティングを2014年の創業時から行っており、さまざまな運営支援で国内外の医療を支えています。

また「最期までその人らしく生きられる支援」を行うために、終末医療の支援や訪問看護・訪問介護事業も運営しています。

業績

2021年3月期 166億円
2022年3月期 353億円
2023年3月期 352億円

(CUCグループ連結売上高)

CUCグループは国内最大規模の医療経営支援実績数を誇り、売上も年々向上しています。2022年度からはコロナワクチン摂取支援や在宅治験などの新規事業で大幅に増収しているのもありますが、既存事業も+21.3%の年平均成長率(CAGR)と好調な業績です。

CUCの将来性

CUCはグループ自体も著しく成長しており、今後ますます需要が増えると見込まれる終末医療や在宅医療支援を行う企業としても、将来性が期待できます。

さらに医療業界大手エムスリー(M3)株式会社の連結子会社でもあるため、グループ全体で大きく成長していることがわかります。利益率も高く、経営基盤も磐石です。

CUCの年収

CUCの2023年3月期有価証券報告書によると、従業員の平均年収は619万円です。新卒の採用情報に掲載されている正社員の想定年収は404万円であることから考えても、全体的にある程度の高収入が期待できるといえるでしょう。

さらに、業績も年々アップしているため、今後さらに年収が上昇する可能性もあります。

CUCの働きやすさ

CUCに転職するなら、ワークライフバランスや福利厚生、働きやすさも重要なポイントです。

CUCの福利厚生制度や環境について、解説します。

福利厚生

CUCの福利厚生制度は以下のとおりです。

  • 社会保険(健康保険・雇用保険・労災保険・厚生年金保険)
  • 有給休暇(初年度上限15日)
  • 育児休業制度
  • 介護休業制度
  • 慶弔見舞金制度
  • 単身赴任者住宅補助制度
  • 転任時各種手当制度
  • ライフプラン支援金制度
  • 研修制度
  • 従業員持株会制度
  • 社内公募制度DREAM
  • 家族の介護に関するサポート

CUCでは、働き方の支援制度や健康管理制度が充実しています。部署にもよりますが、育児・介護による時短勤務も可能です。

ワークライフバランス

グループ全体で、労働時間の抑制にも積極的に取り組んでいます。21時以降の残業を禁止し、週に一度はノー残業デーを実施しているそうです。

日本全国で事業を行っているため、転勤や出張がある部署も多いようです。ただし、個人的に難しい事情がある場合は相談することで考慮してもらえる可能性もあります。

CUCのやりがい・社風

CUCは医療機関向け経営支援事業からホスピス運営まで、医療にまつわるさまざまな支援を行うベンチャー企業です。医療が多くの人の希望となることを願い、日々医療課題に向き合っています。

そんなCUCで働くことで得られる「やりがい」やCUCの社風について、紹介します。

やりがい

CUCの社名は「Change Until Change(変わるまで、変える)」に由来しており、病院や医療の現場を改善していくことが主な仕事になります。

病院の体質改善や経営改善、終末医療の最前線ではたらくことは、大きなやりがいに繋がるでしょう。小さなひとつひとつの積み重ねがより良い医療を提供する未来につながり、なにか結果を得られた時には、大きな満足感を得られるはずです。

持続可能な医療システムを作りあげたり、地域医療の発展を手助けしたりと、人のためになる仕事をしたい方にとっては最適な職場といえるでしょう。

社風

中途採用者が多く活躍していることもあり、ベンチャー企業としては平均年齢が高めの会社です。20代が27.8%、30代が37.7%、40代が24.1%と、幅広い年齢層が在籍しているため、お互いを刺激しあい、年齢を気にすることなく意見を交換し合える自由闊達な雰囲気が漂っています。

医療業界以外の業界からの転職者も多く、社員のバックグラウンドはさまざまです。ベンチャー気質で社員同士や経営層との距離が近く、役職や年次に関係なく、ニックネームや「さん」づけで呼び合うフラットな社風になっています。意思決定までのスピード感も特徴だそうです。

CUCの募集職種

CUCではアシスタントや経理、広報など、さまざまな職種が募集されています。

ここでは、現在募集中の職種の中から3つのポジションを抜粋して紹介していきます。気になる職種やポジションがあった方は、ぜひチェックしてみてください。

アシスタント

アシスタント職は、営業のアシスタントを行います。営業メンバーが顧客に安定的な提案を行えるよう、密にコミュニケーションを取りながらサポートし、部内の体制を整備・管理する大切なポジションです。

営業メンバーと一体となり、目標達成を目指してアシストするのが業務内容となります。勤務地は都内の本社ビルです。転勤や出向の可能性もありますが、やむを得ない事情があれば応相談とのことです。

業務内容

  • 営業の提案用資料の作成サポート
  • 顧客、パートナー企業との事務連絡(電話、メール)
  • 見積、契約書作成補助
  • データ入力、リスト精査
  • 売上・費用・与信等数字の管理
  • 受発注、請求書発行業務
  • 新規事業の管理体制構築

応募資格(必須)

  • 営業事務、一般事務経験3年以上 ※ブランクがあっても可
  • Microsoft PowerPoint・Microsoft Word・Microsoft Excelの使用経験

営業アシスタントとして勤務後、経験を活かして営業職や企画職へキャリアチェンジすることも可能です。入社後にキャリアプランを立て、スキルアップも図れます。

経理スタッフ

CUCは国内外で医療機関の運営支援を行なっています。経理スタッフはミッション実現に向け経営陣と共にアカウンティングの観点から最適な提案をするポジションです。事業状況を会計数値から適切に把握したり、ルーチンミッションをリードしたりと、非常に重要な任務を担当します。

業務内容

  • 経理オペレーションの改善、標準化、システム化の検討
  • グループ経理機能のシェアード化
  • 監査法人との折衝
  • 内部統制の整備
  • 経理実務全般

応募資格(必須)

  • 経理の実務経験(3年程度以上)

応募資格(歓迎)

  • 公認会計士、CPA、税理士の資格(一部科目合格含む)または監査経験
  • IFRS業務経験(導入支援、実務でのIFRS利用等)
  • 上場会社またはそのグループ会社における経験
  • 会計関連コンサルティング業務の経験

業務プロセスの効率化や新システムの導入など、事業推進にドライブをかけるための積極的提案も期待されるポジションです。IFRSの実務経験を積むことができ、経理としてのプロフェッショナルを目指したり、グループ会社のCFOなど様々なキャリアの可能性が開けます。

さらに、新規子会社設立やM&Aなど、資本的取引も活発な環境です。業務の幅も広く、在籍する優秀なメンバーと切磋琢磨しながらスキルアップをめざすことができます。

広報PR

CUCの募集ポジションの中でも、未経験からでも応募しやすい職種が広報PRです。社内外に対し、CUCの事業価値を発信する仕事を広く担います。

業務内容

  • 経営理念浸透のための社内コミュニケーション企画
  • WEB社内報・経営者メッセージ・社内ポータルサイトの運用
  • 周年イベントや社内表彰イベントの事務局
  • プレスリリース/メディアリレーション
  • 採用PRコンテンツ(求人サイト・動画等)
  • サステナビリティレポートやアニュアルレポートの企画
  • オウンドメディア企画・運営

応募資格(必須)

  • 営業職や企画職の経験をお持ちで、人との対話やコミュニケーションが好きな方
  • 文章を使ったコミュニケーションが得意であること(国語能力が高いこと)
  • 情報メディアを見ることが好きな方
  • デザインや動画、文章に触れることが好きな方

医療関係のバックグラウンドや専門的な知識がなくとも応募可能です。

CUCの転職難易度

CUCは急成長しているヘルスケア業界企業として多方面から注目されています。ヘルスケア領域に興味がある方を中心に、転職市場でも注目を集めており、転職難易度も徐々に高まっていると考えられます。

実際に現在CUCで働いている方の中には、ゴールドマン・サックス証券や丸紅など、大手企業からの転職者も多いようです。ミッションに共感し、日本や海外の医療課題について自分ごととして考えられる熱い気持ちがある人が求められています。

CUCの面接の傾向と対策

CUCへの面接では、どのような質問がされるのか、また選考フローなど全体の流れを把握しておくと転職活動を進めやすくなります。

ここではCUCの選考フローと面接の傾向、面接対策について解説しま

選考フロー

CUCの選考の流れは下記の通りです。

 

  • 書類選考

CUCの公式サイト応募フォームから、履歴書・職務経歴書を提出します。形式・フォーマットは不問です。

  • 一次面接

担当者との面接を行います。面接は都内で行われますが、一次はWEB面接も可能です。WEB面接を希望する場合はあらかじめ伝えておく必要があります。

  • 適正検査

一次面接後にWEBでの適性検査(SPI)があります。口コミによると、難易度はそこまで高くないそうです。

  • 二次面接/最終面接

ポジションによって異なりますが、2〜3回の面接があります。代表も参加しての面接になるようです。

 

選考期間は1ヶ月程度、最短で2週間程度が目安となります。

面接の傾向

代表や社員の熱い想いを面接で聞き、入社したいと思ったという社員の意見が多く見られます。社会の課題を解決することに対し熱い想いを持つ人を求めている傾向が強く、現職での経験よりも、課題に対する意識が重視されます

志望動機・面接対策

CUCでは、「こころざし」を持って、本気で未来を変えていきたいとうい気持ちを持つ人材を求めているため、志望動機は非常に重要です。

自身の経験やエピソードなど、医療に対しての問題意識を持ったきっかけやCUCに入社して取り組みたいこと、CUCのミッションで共感できることなどを、伝えられるように準備しておきましょう。

CUCグループのミッション「医療という希望を創る。」の本質をしっかりと理解することも面接対策の役に立ちます。CUCグループでは「もっと 寄り添う。きっと できる。」をミッションの出発点と設定し、患者視点の医療の普及を目指すことを諦めず、既成概念にとらわれずに理想を追求することを重要な価値観として設定しています。

CUCのミッションを図解したPartners Wayを参考にし、志望動機を深掘りしてみると、面接対策に役立ちます。

CUCへの転職に関わるQ&A

最後にCUCへの転職に関わるQ&Aをいくつかご紹介します。

転職を考えている方は参考にしてください。

CUCに向いている人は?

CUCで活躍している社員によると、「何か実現したいという強いWILLを持った人」がCUCへの転職に向いているそうです。仕事の幅が広いため、専門的になにかを追求したいというよりは、大きな課題を解決に導くために、新しいことに積極的にチャレンジしたい人と働きたいと語っています。

CUCへの転職で求められるスキルは?

ポジションにもよりますが、CUCへの転職では、医療知識は求められません。それよりも、CUCの経営理念や歩み方、使命にあった人材が求められています。

そのほかには、基本的なPCスキルやコミュニケーションスキルがあると転職に有利でしょう。

CUCの平均年齢・離職率は?

CUC社員の平均年齢は36.5歳です。30代が全体の37.7%を占めるものの、幅広い年齢層の社員が互いに刺激し合い切磋琢磨しています。年齢を気にせず、互いに意見を交換し合える風通しの良い社風だそうです。

有価証券報告書によると、平均勤続年数は2.7年と短めです。これは中途採用者人数が多いことが原因と考えられます。離職率は発表されていませんが、CUCグループとしては、離職率をなるべく抑え、事業力を低下させない試みが行われているそうです。

CUCに家賃補助・退職金制度はある?

CUCでは10万円までの家賃補助があります。転勤補助も必要に応じて支給されるそうです。

退職金はありません。

CUC社員に関する情報もチェック!

転職では、企業の情報をどれだけ集められるかが成功のポイントになります。

CUCへの転職なら、企業のHPや、TwitterFacebooknoteなどで情報を集めると良いでしょう。特にnoteでは、転職者向けにさまざまな企業情報が掲載されています。転職者向け情報まとめページはこちらから確認できます。

ほかにも公式YouTubeチャンネルでは、社内の様子や社員の対談など、カルチャーや雰囲気がわかる動画が多数公開されています。

CUCへの転職ならサムライソウル

CUCは転職時には医療に関する知識がなくても、教育制度を利用し学びながら医療に関する知識を身につけていくことができます。医療業界で働きたい方や人のためになる仕事をしたい方にオススメの企業です。

サムライソウルでは、求職者の思いを言語化した上で、採用担当者から目を惹く提出書類の作成や、面接でよくある質問などを想定した面接対策などが可能です。状況によって応募ポジションの最新情報も共有しながら、CUCへの転職をサポートいたします。

お問い合わせはこちら

記事監修者の紹介

粕谷暢司(Yoji Kasuya)


2005年青山学院大学卒業後、新卒で株式会社リクルートに入社 。
人材領域の法人営業を経て、新サービス開発を担当する部署へ。
2つの新サービスの立ち上げを経て2013年にリクルートを卒業後、2014年株式会社サムライソウル設立。

人材業界に20年近く身を置き、1万人以上の次世代を担うビジネスパーソンのキャリアと対峙。
企業の経営陣や事業責任者とのつながりを活かしたリアルで精度が高い情報提供と徹底的な選考対策を得意とする。

【転職支援実績】
・28歳 700万円(100万円アップ)
メガバンク(法人営業)→ メガベンチャー(法人営業)
・27歳 800万円
フィナンシャルアドバイザリー(コンサルタント)→ メガベンチャー(M&A担当)
・31歳 800万円(100万円アップ)
総合コンサルティングファーム(コンサルタント)→ メガベンチャー(事業企画)
・42歳 1600万円(600万円アップ)
Saas企業(セールスマネージャー)→ グローバルHRTech企業(ディレクター)
・37歳 1200+SO(200万アップ)
医療系スタートアップ企業 → WEB系スタートアップ企業(CFO)
・31歳 800万円(100万円アップ)
WEBサービス企業(UI/UXディレクター)→ メガベンチャー(UI/UXディレクター)
・32歳 850万円(50万円アップ)
大手通信企業(営業企画)→ WEB系スタートアップ企業(企画マネージャー)
・28歳 420万円+インセンティブ(-300万、インセンティブ付加)
大手証券会社(法人営業)→ 大手M&A仲介企業(M&Aコンサルタント)

\/
無料で転職相談をする