HRBrainに転職するには?年収から企業の評判まで詳しく解説
人材データの管理・分析・活用を通して、戦略的な人事の意思決定を支えるクラウドサービスを提供する株式会社HRBrain。この記事では、HRBrainに転職を希望する方に向けて、年収やライフワークバランス、社風などを詳しく解説していきます。
目次
HRBrainに転職するポイント
「仕事に夢を、日本に野望を」を企業ビジョンとして掲げ、クライアント企業の成長につながるクラウドサービスの開発・運営を行う株式会社HRBrain。HRTech市場はクラウド浸透率が10%と今後の成長が期待できる分野です。
加速度的な進化を見越しているHRBrainでは、大規模企業になる将来を見据えた場合の圧倒的な人材不足を問題視しており、個人・組織・会社を牽引する人材を求めているようです。
フレックス制度やリモートワークを導入することで柔軟な働き方に対応し、社員同士のコミュニケーションを深める活動を定期的に実施するなど、風通しがよく働きやすい会社として定評があります。加えて、HRTech市場の成長時期に事業へ拡大貢献できる点も魅力的です。
HRBrainの会社概要
会社名 | 株式会社HRBrain |
本社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町9-8
KN渋谷ビル3ビルF4 |
代表取締役社長 | 堀浩輝 |
設立年 | 2016年 |
資本金 | 1億円 |
株式 | 非上場 |
売上 | 記載なし |
参照:株式会社HRBrain
特徴
人材データの管理・分析・活用を通して、戦略的な人事の意思決定を支えるクラウドサービスを提供する株式会社HRBrain。労働人口の減少、国内の労働生産性の低さ、リモートワークの進展などによりHRTechクラウド市場は加速度的な成長を見せています。
また、タレントマネジメントシステムでは、人事評価・OKR部門における顧客満足度、タレントマネジメント部門における顧客満足度ともに第1位を獲得していることが大きな特徴です。現在はCMも放映されているため、HRBrainの今後のさらなる注目に期待できます。高い顧客満足度も維持できれば、高い将来性が見込めるでしょう。
事業内容
HRBrainでは、タレントマネジメントシステムを提供している他、組織診断サーベイ事業なども行っています。それぞれの事業について、詳しく見ていきましょう。
タレントマネジメント事業
組織と人材を活かし、戦略人事を実現するタレントマネジメントシステムの開発・提供を行う事業であり、HRBrainのメインとなる事業です。経営層・人事担当・環境マネジメント・従業員の4つの課題解決をサポートするシステム内容を提供し、1,000社以上の導入実績を誇っています。
導入企業にはYahoo!やTBSアクトなどの大手企業も名を連ね、6期連続顧客満足度1位の評価を獲得、HRTech市場において注目度が高まるシステムです。
組織診断サーベイ事業
従業員と企業がともに、持続可能な成長を続けられる環境作りをサポートする人材データシステム「EX Intelligence」の開発を新事業として展開しています。
企業に勤める従業員の採用から定着・育成・配置・退職などのライフサイクルにおける体験を「デザイン」することをコンセプトとし、従業員ごとのデータを1つにまとめるシステムの開発・提供を行っています。
業績
HRBrainの2021年当期純利益は-7.49億円と赤字になっています。しかし、当期純利益は十分な利益を上げている企業でも、特別な要因によってマイナスになることがあります。
HRBrainが参入しているHRTech市場は、2019年の規模が482億円、2025年までに830億円規模を目指し加速度的な成長が見込めます。この市場においてHRBrainは業界トップクラスの評価を得ているため、今後の事業展開・拡大によって好業績が期待できるでしょう。
将来性
働き方に柔軟性を求められる今後の社会では、企業におけるリモートワークや在宅ワークの割合が高くなることが想定されます。そういった社会では人材管理クラウドサービスは重宝され、現在の浸透率10%から大きく成長するでしょう。
また、企業の成長過程を段階ごとに分類した資金調達のシリーズは、創業5期目でCに到達しました。これは黒字化の目処が立ち、事業拡大への動きが加速化することを意味しています。通常、シリーズCに到達するまで9.5期はかかるといわれているため、異例のスピードでの成長になります。今後もこのペースを維持することで高い将来性が期待できるでしょう。
HRBrainの働きやすさ
事業の展開・拡大において人材不足を問題視しているHRBrainでは、常に複数のポジションで中途採用求人掲載を行っています。ここでは、具体的な年収、福利厚生、ライフワークバランスについて分析し、社員の働きやすさについて詳しく解説していきます。
年収
人材データに関するクラウドサービスを中心事業とする会社ということもあり、システムを開発するエンジニアの求人は、他のポジションよりもやや年収が高い傾向にあるようです。
具体的な年収はスキルや経験によって異なりますが、基本的には500万円〜1,000万円となっており、一般的なシステムエンジニアより高い年収です。HRBrainは今後のさらなる成長が期待できる企業であり、事業の展開・拡大を進めていくことで社員の年収も高くなっていくことが想定されます。
福利厚生
HRBrainでは下記のような福利厚生を提示しています。
- 各種社会保険完備
- 交通費支給
- 産休・育休あり
- 長期特別休暇あり
- 技術書購入サポート
- 勉強・イベントサポート
- 歓迎ランチ
- フリードリンク
上記に加えて、フレックス制やリモートワークの導入で、社員が希望する柔軟な働き方に対応しています。さらに、部署やポジションに関係なく社員同士でコミュニケーションを取る機会を積極的に設けるなど、働きやすい環境整備に努めているようです。
ライフワークバランス
休日 | 完全週休2日制 |
勤務時間 | フレックス制(コアタイム11:00~17:00) |
平均残業時間 | 記載なし |
フレックス制度 | あり |
リモートワーク | あり |
時短勤務 | なり |
フレックス制度を導入しており、リモートワークなども可能なので、ライフワークバランスを保ちやすい会社といえるでしょう。完全週休2日制で、プライベートも確保できます。
従業員の平均勤続年数
創設から5年目で今後成長が期待される企業ということもあり、具体的な従業員の平均勤続年数は公開されていないようです。しかし、創設当時からスタートアップメンバーとして事業の展開・拡大に貢献してきた社員が多数在籍しています。
HRBrainのやりがい・社風
創設5年目で1,000社以上の企業に自社開発システムの導入に成功し、成長事業にリアルタイムで貢献できることが魅力のHRBrain。では、社員はどのような点にやりがいを感じているのでしょうか。社風とあわせて詳しく解説していきます。
やりがい
HRBrainでは、会社やサービスに必要なこと・やるべきことは、自分の役割にとらわれずやりたい人がやるという体制を整えています。そのため、限られた業務だけではなくさまざまな業務に挑戦できる点にやりがいを感じる社員が多いようです。また、失敗してもそれを責めるのではなく、成長につながるアドバイスをくれる社員が近くにいる環境が整っているので、チャレンジ精神旺盛な社員が多数在籍しています。
社風
カルチャーフィットした社員が多く、社員同士のコミュニケーションも活発な風通しの良い社風です。在籍する社員のほとんどが目指す目標に向かって一丸になれる人柄で、企業成長のために自ら考えて行動する社員が多いのも大きな特徴といえます。そういった社風を好む人にはやりがいを感じる環境です。
HRBrain評判・口コミ
- システムエンジニア/在籍4年目/男性
自分の成長がチームの成長につながるため、常に意欲的に業務を進めようと心がけています。成長率が見込める企業で事業拡大に貢献できていると実感した実感した時には、大きな達成感を感じました。
- カスタマーサクセス/在籍2年目/女性
挑戦したいことに積極的に挑戦できる環境が整った会社です。自分のやるべき仕事を終わらせることはもちろんですが、終わった後は自分で選択してその後の業務を決定できるので柔軟性の良さを感じています。
- セールス/在籍2年目/男性
HRBrainで開発するシステムのすばらしさをどうやったら分かってもらえるか、常に考えながら働いています。行き詰った時にはおなじチームのメンバーがアドバイスをくれるので非常に助かっています。
全体の評判・口コミを通してやるべき仕事をこなしながら、自分の挑戦したいことにも積極的に挑戦し、それらを通じて企業成長に貢献したいと考える社員が多数在籍している印象です。これが業界トップクラスの業績につながっているのでしょう。
現状に満足せず、常に走り続けられる勢いのある人にはぴったりの企業です。しかし、高い意欲があるからこそ、結果に結びつかなかった時には空気が重たくなることも想定されます。そういった雰囲気が苦手な人は、面接前に実施しているカジュアル面談でヒアリングしてみると良いでしょう。
HRBrainの募集職種
HRBrainでは、さまざまな職種で求人の募集がされています。今回は、その中から3つの職種を厳選して紹介していくので、参考にしてみてください。
セールス
人事・組織課題を持つ顧客に対して、アカウントプランナーとしてセールス活動に従事することが主な業務です。具体的には、担当顧客に対するアカウントプランニング、顧客の組織課題のヒアリング、適切なソリューションの提供、ステークホルダーを巻き込んだ提案、提案時におけるプレゼンテーションなどを行います。このポジションに求める必須条件は下記のとおりです。
- 営業経験を2年以上有する者
- 論理的思考力を有する者
- コミュニケーション能力を有する者
- HRBrainミッション・バリューに共感する者
セールスとして成長し適性を見てチームマネジメントを担うポジションです。SaaS領域・人事関連領域での営業経験、大手企業に対する中長期的な提案経験を有する方も歓迎されています。
人事コンサルタント
各企業が抱える組織課題に対し、サービス企画~営業・コンサルテーション・マーケティングを行うことが主な業務です。具体的には顧客の組織課題ヒアリング、コンサルティングプランの立案・提案書作成、ステークホルダーに対する提案、コンサルティング実務、研修・企画の実施、サービス企画、事業部戦略策定など多岐にわたって業務が発生します。このポジションで求める必須条件は下記のとおりです。
- 無形商材営業経験を3年以上有する者
- 論理的思考力を有する者
- コミュニケーション能力を有する者
- ゼロベースで物事を考え、構造化する能を有する者
- HRBrainミッション・バリューに共感する者
新規事業立ち上げメンバーとしてサービス企画やマーケティング、セールスと幅広い経験を積むことができる点がこのポジションの魅力です。上記の必須条件に加えて、コンサルティング領域での営業、プロダクトマネジメント経験を有する方も歓迎されています。
事業企画
ビジネス部門の横断でコミュニケーションを取りながら、数字をもとに課題の分析、成長カーブを描くための戦略策定を行うことが主な業務です。具体的には、営業部門の数字をもとにした業務課題分析、戦略の策定、戦略の実行支援などを行います。このポジションで求める必須条件は下記のとおりです。
- 営業企画経験を2年以上有する者
- 営業組織マネジメント経験を有する者
- コミュニケーション能力を有する者
- HRBrainミッション・バリューに共感する者
戦略推進室の営業企画として成長し、適正によってはチームマネジメントを担う可能性が高いポジションです。上記の必須条件に加えて、SaaS領域・人事関連領域での営業経験や営業企画としての経験を有する方も歓迎されています。
HRBrainの転職難易度
HRBrainの転職難易度はやや高いです。複数のポジションで随時中途採用求人掲載を行っているため、採用枠は少なくありません。チームマネージャーやエンジニアのように、ある程度の実務経験や技術・スキルを必要とするポジションだけではなく、未経験からの応募が可能なポジションもあります。実際に未経験から転職し、キャリアを積んでいる社員も在籍しているようです。
HRBrainの面接傾向と対策
HRBrainでの転職をお考えの方のために、面接の傾向や対策を解説していきます。
選考フロー
HRBrainの面接フローを見ていきましょう。
一次~三次面接
応募ポジションのチームメンバーと面接を行います。複数の社員と面接すると緊張しがちですが、フラットな雰囲気で面接が進むようです。
リファレンスチェック
採用予定に至った段階で前職での勤務状況や、どのような人物なのか関係者に問い合わせを行います。合否の参考にする程度なので、面接の段階で正直な回答をしていれば大きな問題はないでしょう。
面接の傾向
面接は2~3回実施するようです。それぞれの面接では、応募したポジションのチームメンバーと複数人での面接が想定されますが、圧迫的な雰囲気はないとされています。面接というより「お話する」といった印象が強いためリラックスして臨みましょう。
面接対策
採用予定者は最後にリファレンスチェックがあるので、面接時には正直な回答を心がけましょう。リファレンスチェックで思っていた人物と違った、経歴に誤りがあるとなった場合は、採用予定が取り消されることもあるようです。HRBrainでは企業ミッションに共感し、顧客のことを考えられる人材を求めています。それを重視した回答を心がけ、アピールポイントがあれば積極的に発言しましょう。
HRBrainへの転職に関わるQ&A
HRBrainの転職に関するQ&Aにお答えしていきます。ここでは、よくある質問を2つまとめたので、見ていきましょう。
HRBrainに向いている人は?
企業ミッションに共感し、顧客のことを考えながら行動できる人材を求めています。また、やる気のある社員が多数在籍しているため、それに着いていける積極性と意欲を持った人にはぴったりの会社です。
HRBrainへの転職で求められるスキルは?
チームリーダーやシステムエンジニアにはある程度の実務経験や専門知識・スキルを求めていますが、それ以外のポジションでは企業ミッションへの共感とコミュニケーション能力を重視しています。社員同士の活発な意見交換の場で、高いコミュニケーション能力を発揮することは早く会社に馴染むことにつながるでしょう。
HRBrain社員に関する情報もチェック!
HRBrainでは、Twitterアカウントを開設し、企業の最新情報などを発信しています。新規導入企業の情報なども定期的に更新しているので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。転職を希望する方は、面接時の話のタネになるになることが期待できます。
また、代表取締役の堀浩輝氏も個人的にTwitterをやっているので、目を通しておくと良いでしょう。
HRBrainへの転職ならサムライソウル
HRBrainへの転職をお考えの方は、ぜひサムライソウルをご利用ください。サムライソウルは、幅広い業種や職種の求人を取り扱っており、転職サポートも充実しています。コンサルタントによるマッチング、書類対策、面接対策など、内定までの道筋を徹底的にお手伝いしていくので、ぜひご相談ください。
まとめ
ここまで、株式会社HRBrainへの転職を希望する方に向けて、事業内容や社風、ライフワークバランスなどの詳しい情報をお伝えしました。
HRBrainは、HRTech市場の成長に合わせて、今後の事業展開・拡大が期待できる企業です。転職難易度が特別高い企業ではありませんが、将来性が高いことから人気の企業でもあるため、気は抜けません。転職にお悩みの方は、ぜひサムライソウルにご相談ください。