【リクルートグループへの転職vol.85】空港運営会社からインディードリクルートパートナーズに転職

リクルートグループへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、空港運営会社からインディードリクルートパートナーズ(旧リクルート人材領域)に転職したYさんの転職体験談をお届けします。

 

空港運営会社からインディードリクルートパートナーズに転職したYさんの体験記

■転職者Yさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、空港運営会社に入社し約8年間勤務。総務、営業企画(新規事業開発)、営業をジョブローテーションで経験する。2025年7月よりインディードリクルートパートナーズでキャリアアドバイザー職を担当。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は、空港運営会社に入りました。ジョブローテーションでさまざまな職種を経験していく働き方で、最初は総務グループの法務や株主総会の運営対応などバックオフィス業務に就きました。その後、新規事業開発を手掛ける営業企画部に異動し、空港内に新たな商業施設を作るプロジェクトを担当。直近は空港内の飲食店を誘致する不動産営業職を経験しました。

空港運営会社を選んだのは、多様な事業領域を持っていることに魅力を感じたからです。

学生時代は、事情があって学費や生活費を自分で稼がなくてはいけなかったので、まとまって働くために休学をしながら、6年かけて卒業しました。そんな苦労もあって、長く安定的に働ける1社に入りたい、という思いが強くありました。

空港運営の仕事には、さまざまな業務があります。飛行機の路線を誘致してくるような部署もあれば、飛行機の離発着管理の部署もある。空港内の飲食店の誘致や売上管理といった不動産に関する仕事も多く、「この会社では、1社にいながら多くの職種を経験できる。飽きずに好奇心を持って働き続けられるだろう」と思いました。

入社当初は、飛行機や空港が特段好きだったり思い入れがあったりしたわけではありませんでした。でも働いている中で、空港という“人の思い出が残る場所”に携わる仕事に面白さを感じるようになりました。

 

――そこから転職を考え始めた理由は何でしたか。

 飲食店誘致の仕事が楽しくて、このまま営業を続けてスキルを身につけたい、と思っていました。でも、会社の制度上どうしてもジョブローテーションがあり、次は飛行機の運行管理職になることがほぼ決まっていたんです。上司にも何度も「今の営業職を続けられないか。会社の判断を変えられないか」と相談していたのですが、難しいと言われてしまって…。それならば、せっかく培ってきたスキルを生かせる環境に移ろうと、転職を決意しました

 

――営業職のどこに面白さを感じていましたか。

お客様と接点を持てるところですね。お客様が抱える何かしらの事業上の課題や困りごとに対してアプローチできること、一緒に解決していく中で信頼関係を築き、喜んでいただけることに達成感がありました。

また、成果が数字で見えやすく、頑張った分だけ収入を上げていく働き方ができる点にも魅力を感じていました。前職ではできなかった、“成果に応じて報酬をもらう”という、よりシビアな働き方に挑戦したいと思うようになりました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。

当初はM&A業界に興味があり、サムライソウルのメールで「M&A業界への紹介実績が豊富にある」と書かれていた点に惹かれました。

 

――初回面談を通じて、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

ほかにも複数の転職エージェントと話をしていたのですが、「とりあえず求人情報を送ります」という対応をするエージェントもありました。サムライソウルの担当コンサルタントは、私の話を引き出すことに多くの時間とパワーを割き、今どんな仕事をしているのかから時系列を遡りながらエピソードを深掘りしていってくれました。「Yさんには、こんな強みがあるのではないですか」と、自分では見えていなかった特性を言語化してくれたのもありがたかったです。丁寧に対話を重ねていく姿勢に、信頼のできる方だなと感じ、サポートをお願いしました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

想定質問が網羅された面接対策シートを送ってもらい、回答を添削してもらいながら整理していきました。当初志望していたM&A企業は二次選考でお見送りになってしまったのですが、そこから人材業界・コンサルティング業界へ範囲を広げて提案してもらい、インディードリクルートパートナーズに決まった経緯がありました。私の強みややりたいことをよく理解してもらった上で、業界を広げる選択肢を提示してくれたので、とても納得感がありました

前職の営業を通じて「お客様に寄り添う」姿勢には自信がありましたが、課題解決力の高さについてうまく自分で整理できていませんでした。担当コンサルタントとの面談で、仕事の取組みを詳細に質問されていく中で、「そんな風に(顧客課題を)解決してきたのでしたら、真の原因を探る力があるということだと思います。それは他の人にはなかなかない強みですよ」と言ってもらい、気づきと自信につながっていきました

また、各社の面接前には必ず面談を設定してもらいました。企業理解が深く、人事とのつながりも強いコンサルタントだったので、「過去の面接ではこんな質問がありました」など、リアルで具体的な情報を教えてもらえたのも心強かったです。

 

――実際の面接では、準備してきたことが生きた実感がありましたか。

一人でやっていたら転職はできていなかっただろう、と思っています。

担当コンサルタントは、「面接担当者は、こういう意図でこんなことを聞きたいと思って質問をしています」「だから、こういう回答内容が響きやすいです」など、採用側の視点を常に意識するよう教えてくれました。

例えば、「短所や弱みを教えてください」と質問された場合は、ただ短所を伝えるだけではなく、失敗から何を学び、どう乗り越えてきたか、どんな改善工夫を重ねているかも併せて伝える必要があります。そうしたことを一つひとつ教えてもらえたからこそ、面接ではどんな質問に対しても自己アピールにつなげて答えることができました

 

――最終的にインディードリクルートパートナーズに決めた理由は何でしたか。

営業として、お客様の課題に伴走して喜んでもらえる仕事がしたかったので、人材領域には親和性を感じていました。何よりリクルートグループの社風に惹かれ、入社後の成長をもっとも期待できる環境だと感じたことが大きかったです。キャリアアドバイザーは未経験からの挑戦になるので、量にコミットしなければ成長はないと思っていました。業界大手だからこその、経験できる量の多さに魅力を感じました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職エージェントと一緒に動くのであれば、素直に相手の意見を聞き入れる姿勢が大切だと思っています。

私が転職活動を始めたばかりの頃は、余計なプライドと過去の実績への過信がありました。面接で失敗談や短所を聞かれても、「私は過去の経験を“失敗”とは捉えません」などと答えていて…。面接担当者には、“ただ自己分析ができていない人”と映っただろうな、と今振り返ればわかります。

担当コンサルタントは転職のプロです。「その回答では、相手にこんな印象を抱かれます」「こう伝えたらどうですか」とアドバイスされたことは、まず取り入れ改善していくことをおすすめしたいです

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