【M&A業界への転職vol.14】食品メーカーの営業からバトンズに転職
M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、食品メーカーの営業からバトンズに転職したIさんの転職体験談をお届けします。
食品メーカーの営業からバトンズに転職したTさんの体験記
■転職者Iさん(20代男性)のプロフィール
大学を卒業後、食品メーカーの営業を1年弱経験。2024年4月より、M&A総合支援プラットフォームを運営するバトンズに入社。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後は、お米を扱う食品メーカーに入社し、小売店への営業を1年弱経験しました。
もともと、学生時代から財務コンサルタントやM&Aの仕事に興味があり、いずれはM&A業界に挑戦したいと考えていました。専門スキルをつけようと、簿記の勉強のほか、大学3年生からは公認会計士の資格取得に向けて勉強もしていました。
ただ、新卒でM&A業界に入るのはハードルが高く、まずは営業力をつけようと食品メーカーに入りました。
――そこから転職へと動き出したきっかけは何でしたか。
前職はお米の生産者と消費者をつなぐ仕事でしたが、生産者の高齢化や消費者による需要減少などの背景から、業界的にも先細りが見えていました。商品ありきの仕事なので自分の営業力で売っているという実感が得られず、長く続けていても成長に限界があるな…と焦燥感がありました。
M&A業界への挑戦は、仕事をしながら会計士の勉強を続けて資格が取れてから、とイメージしていました。でも、勉強と仕事の両立が難しかったことと、M&A業界が第二新卒層の未経験者の採用も積極的に行っていると知ったことから、ダメ元でも今のうちに動いてみようと考えました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
スカウトメールをもらい、M&A業界に特化した転職エージェントだと知ったのがきっかけです。担当コンサルタントがM&A業界出身者という点にも引かれ、専門的なサポートやノウハウ、情報を得られそうだと感じました。
――初回面談を経て、サムライソウルにお願いしようと思った理由とは?
M&A業界を志望していたものの、当初はあくまでも“ダメ元でのチャレンジ”で、正直、自分の経歴では難しいだろうなと思っていました。
でも、サムライソウルの担当コンサルタントは、私のこれまでの仕事への姿勢や実績について深く引き出してくれた上で、「それだけの思いがあれば大丈夫です!」と言い切ってくれました。挑戦してみる価値はあるな、と思うことができたのが大きかったです。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。
ヒアリングで、自分の強みを一緒に言語化していってくれました。
前職では、ルート営業がメインの中、新規営業に1年目から注力し、「みんながやっていないことで差をつけたい。実績を積んで成長したい」と動いていました。子どものころからサッカーを続けてきて体力面でもメンタルのタフさでも自信があったんです。前職には、比較的おだやかな、安定志向の人が多かったので、自分のようなアグレッシブなタイプは、それだけで他と違って強みを発揮できるはずだと考えていました。実際に、新規営業に取り組めば取り組むほど成果を上げることができ、営業成績でもトップをとることができました。
担当コンサルタントは、そうした仕事への姿勢をかなり詳細に聞いて、強みの要素分解をしてくれました。自分が強みだと思っていたところとは違う観点で、「ここがIさんの強みや独自性なのでアピールすべきです」と指摘してもらい、発見が多かったです。
さらに、どんなエピソードをピックアップして話すとM&A業界が求める内容にマッチするのか整理していってくれました。内容はもちろん、言葉の選び方、話し方についても指摘が具体的でしたね。
また、限られた時間の中でインプットを最大限にできるよう、担当コンサルタントがM&A業界に特化してまとめた情報をもらえたのも、とても役に立ちました。
――最終的にバトンズに決めた理由とは?
バトンズはM&A支援のプラットフォームを運営している会社で、DXに注力している点で業界内でも特異な存在だと感じていました。会社のホームページや社員によるnoteの内容も熱量が高く、面接を通じても勢いを感じることができました。
在籍しているメンバーの経歴を見ると、それぞれ前職で高い実績を上げています。ここで働けたら、周りから刺激を受けながら、私が求める成長実感が得られそうだなと入社を決めました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
転職活動では、現職や前職で取り組んできたこと、努力してきたことが、自分のアピール材料になります。今の環境で実績を上げられるように最大限努力することも、転職を成功させる大事な要素になるはず。まだやり切れていない…と思う方は、目の前でできることに全力で向き合うことも大切かなと思います。
そして、転職活動をスタートさせたあとは、行きたい企業について徹底的に調べることをおすすめします。活動中は孤独で不安になることも多いので、「ここまで調べつくしたのだから大丈夫!」と思えるまで準備することが大事です。
私は、経営者やその会社の関係者が出している本やインタビュー記事を読んだり、M&A仲介会社が配信しているYouTube動画を観たり、ホームページやnoteを読んだりと、仕事の合間もすべてインプットの時間に使いました。事前に面接官が誰か、担当コンサルタントが教えてくれることもあるので、その面接官の経歴やこれまで登場したインタビュー記事などすべて読み込み、どんな言葉を好むのかや、どんな価値観を大事にしているのかを頭に入れておくだけで、面接に自信を持って臨むことができると思います。