【M&A業界への転職vol.11】メガバンクの法人営業からfundbookに転職
M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、メガバンクの法人営業からfundbookに転職したOさんの転職体験談をお届けします。
目次
メガバンクの法人営業からfundbookに転職したOさんの体験記
■転職者Oさん(20代男性)のプロフィール
大学卒業後、メガバンクの法人営業を3年半経験。金融系スタートアップを経て、2024年1月より株式会社fundbookに入社。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、新卒でメガバンクに入行しました。
大学では経営学を専攻し、経営や事業づくりに関心がありました。若いうちから経営者と1対1で対峙し、経営課題に向き合う経験がしたい。そう考え、あらゆる業界の企業にかかわれる銀行の法人営業を志望しました。約3年半の法人営業経験の中で、部内や全体で2度表彰されるなど成果を上げることもできました。
その後、「よりチャレンジングな環境に行きたい」と考えるようになり、金融系のスタートアップに転職を決めました。自身が経営に近い立場でゼロイチフェーズを学べること、事業会社で経験を積めることが魅力でした。
――そこから、今回の転職を決めた理由は何でしたか。
私自身いずれ起業したいという思いがあり、そのために、ゼロイチの組織で経営プロセスを学ぶことのほかに、M&A仲介でも経験を積みたい…と思っていました。
前職のスタートアップでは、中長期の視点で事業成長にコミットするのは難しいと感じており、そう思った以上は、早々にM&A仲介に挑戦すべきだと動き始めました。
――M&A仲介のどんなところに興味を引かれたのでしょうか。
経営者に向き合える点が一番大きいです。大学時代から経営に関心があり、手に取る本はいつも経営者のものでした。視座の高さに刺激を受けることが多く、銀行でも、経営者と話をしていると、「世の中をそんな風に見ているんだな」と学ぶことが多くありました。M&A仲介では、事業継承などより深い経営課題に対峙でき、自分の知見も広がるのではないかと期待しました。
また、法人営業の経験を生かして年収を最大化させたいという思いも強くありました。働く時間が同じなら、成長しているマーケットに飛び込んで自分の経験や能力を生かし、得られる最大の収入を得たいと思うんです。将来、お金がないことで選択肢が狭まるのは嫌だなと思うので、稼げるうちに稼いでおきたいと思っています。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
スカウトメールをもらい、面談を申し込んだのがきっかけです。
スカウトメールはほかの転職エージェントからもたくさん来ていましたが、サムライソウルの担当コンサルタントは、写真が凛々しくて、しっかりしていそうだな、と(笑)。
それ以外にも、ちょうど動きたいタイミングでメールをもらえたことや、M&A仲介の紹介実績が豊富な点にも惹かれ、話を聞いてみようと思いました。
――初回面談を通じて、サムライソウルと選んだ決め手とは?
写真のイメージ通り、はきはきと話し、言葉が力強く頼もしいなと感じました。
今回の転職活動で一番の懸念は短期離職でした。前職の勤務が1年未満だったので、「キャリア選択を失敗した」「入ってすぐ辞めた」と思われてしまうだろうと不安に思っていました。でも、担当コンサルタントの方は、銀行での法人営業経験の話を聞いた上で「これまでのご経歴を考えれば、まったく問題ないです」と言い切ってくれました。とても心強くて、一緒に活動していきたいと思いました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どのようなサポートがありましたか。
転職理由や自分の強み・弱み、志望動機など、面接で聞かれることを整理した上で、担当コンサルタントが私に事前ヒアリングを重ねてくれました。その内容をすべて言語化して文章に落としてくれたので、考えを整理する上でとても助かりました。
しかも、転職理由や強みなど各項目で、3~4つのポイントを挙げてくれたので、その中で自分にもっともフィットする内容を選ぶことができ、面接でも自分の言葉として違和感なく話すことができました。
――M&A業界に強いサムライソウルならではのサポート、アドバイスはありましたか。
サムライソウル経由では最終的に5社受けました。
私は当初、2社くらいで大丈夫だろうと思っていたのですが、最初の面接では、準備不足で考えがまとまっていないまま話し始めてしまい、一次面接で落ちてしまいました。
担当コンサルタントに「いろんな会社を受けて比較検討できたほうがいい」「面接慣れしていないと最初はなかなかうまくいかないから、追加応募しましょう」とアドバイスされ、まさにその通りだなと実感。さまざまな転職ケースを見てきたからこそ、言葉に説得力がありました。
――最終的にfundbookに決めた理由は何でしたか。
年収を最大化したいという思いに、もっとも答えてくれる会社だと感じたからです。
また、大学で体育会系野球部に所属し鍛えられてきたことや、「稼ぎたい」というモチベーションが強いことなどから、人事担当者から「Nさんは当社のカルチャーに合っている」と言ってもらいました。
サムライソウルの担当コンサルタントから、内定をもらった各社の特徴、いいところ・悪いところを改めて整理してもらい、入社を決めました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
これまで2回の転職活動経験があり、一度目は転職エージェントを使わずに自分で転職を決めました。今振り返れば、転職を通じてどうなりたいのか、中長期のビジョンが明確になっていないまま動いてしまい、結果として短期離職することになりました。
自分が何を目指しているのかを言語化し、それが実現できる会社であるか、自分一人で判断するのは難しいことです。人は自分の決めたことを正当化したい、否定したくないと思うので、第一志望の会社は間違いないとバイアスがかかってしまう。自分のことも、会社のことも、客観的な視点で見れなくなってしまいます。
転職エージェントは、第三者目線で話してくれる点で、大事な存在だと思います。できれば複数の転職エージェントと話して、いろんな意見を取り入れて比較することで、最終的な決断にも納得感が高まるのではないでしょうか。