【M&A業界への転職vol.13】製造業DX支援からストライクに転職
M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、製造業DX支援からストライクに転職したTさんの転職体験談をお届けします。
製造業DX支援からストライクに転職したTさんの体験記
■転職者Tさん(20代男性)のプロフィール
大学を卒業後、工作機械メーカーで営業を5年担当。その後、製造業DX支援を手掛けるベンチャーで営業や事業立ち上げを経験後、2024年1月よりストライクに入社。
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、工作機械メーカーで営業職を5年経験しました。
大学は教育学部に進み、英語の先生になりたいと思っていました。幼少期を10年アメリカで過ごした経験から、「英語を使って日本を元気にしたい」「英語を使える人材を育てたい」という思いがあったんです。でも、まずは自分が社会人経験を積んで一人前になろうと考え直し、就職活動を始めました。
海外志向が強かったので、「海外営業職」に確実につける仕事を目指し、職種別採用をしている工作機械メーカーに入社。日本で2年、インドで3年過ごし、やりたかった海外営業を経験できました。ただ、”商品力“頼りで売れているだけで、自分自身の営業力はついていないのではないかと考えるようになり、より成長できる環境を求めてベンチャーへの転職を決めました。製造DXを手掛けるコンサルティング会社に入り、パートナーセールスを1年、アメリカでの事業立ち上げを1年経験しました。
――そこからなぜ転職を考えたのでしょう。
離婚というプライベートの変化が大きな理由でした。
前職を選んだとき、家族ができたためにリモートワークができる職場がいいな、という思いもありました。でも、夫婦で離婚を決めたとき、「”独り身“になって自分のために使う時間が増えるのなら、新しいキャリアに挑戦したい!」という思いが芽生えてきたんです。
前職はベンチャーだったので、年収はなかなか上がりませんでした。自由にチャレンジできるのなら高い年収を目指したいと考え、M&A業界に絞って動こうと決めました。
――M&A業界にはもともと興味を持っていたのでしょうか。
大学生のときに、事業を手掛けていた祖父がうまく事業承継を進められず、黒字廃業したことがありました。そのときにM&Aについて初めて知り、祖父のような人を救う、やりがいのある仕事だろうな…とおぼろげに思った記憶があります。
また、前職で担当していた加工業者が廃業したことがあり、何とかならなかったのかともどかしさを感じたことも、M&Aに携わりたいと思った理由の一つになっています。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
スカウトメールをもらい、M&A業界に特化した転職エージェントとして興味を引かれました。担当コンサルタントの紹介実績が細かく書かれてあったのを見て、信頼できそうと思いました。
――初回面談を経て、サムライソウルにお願いしようと思った理由とは?
担当コンサルタントの方がM&A業界出身で、持っている情報量の多さが魅力でした。M&A業界に特化してまとめられた情報を見ると、業界内の各企業の特徴が定量、定性ともにびっしりと書かれてあり、これだけの情報をインプットできれば本当に内定をもらえるかもしれない…と希望が持てました。
ほかのエージェントにも話を聞きましたが、ストライク内のスタートアップM&A支援事業のポジションを紹介してくれたのはサムライソウルだけでした。自分の経験や思いと親和性がある事業内容で、私のことをよく理解してくれていると思えました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。
サムライソウル経由では7社応募し、選考に進んだのは3社でした。
企業情報を詳細に教えてくれて、志望度の温度感もしっかり聞いた上で応募を決められたのも安心で、こちらの立場を尊重して動いてくれていると感じました。レスポンスも非常に早く、土日に聞きたいことがあって連絡してもすぐに対応してくれました。
担当コンサルタントがまとめた情報には、各企業の歴史や社長の経歴、強み・弱みなどが網羅されていて、合格への道筋が示されていると感じました。面接前にも読み直して、インプットを強化できたのも心強かったです。
――最終的にストライクに決めた理由とは?
M&A業界から計8社から内定をもらうことができました。
中でも、ストライクは、日本のスタートアップが世界に出ていくことを本気で後押ししようとM&A支援事業を本格化させているところに惹かれました。今後の海外展開に貢献し、クロスボーダー案件にも携われるようになりたいと、入社を決めました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
担当コンサルタントから、「M&A業界から内定をもらう人は、キャリアの質と量、受け答えの仕方まですべてを見られる」と言われ、その通りだと思っています。
私は金融の知識もなく、前職の経歴からしてもM&A業界に入るのはかなり難しいだろうと思っていました。そこで、所作や話し方から信頼を感じてもらえるようにと、話し方の練習を何度も繰り返しました。M&Aの仕事は経営者を相手にする仕事なので、結論から端的に話す力が必要です。オンラインツールで自分の話す姿を録画して見直したり、YouTubeでM&A業界のエース級の方たちのインタビュー動画を見て、話し方を真似したりと、かなり泥臭く準備を重ねました。
なぜM&A業界に行きたいのかを言語化することももちろん大切ですが、第一印象と話し方で相手に伝えられるものも大きいはず。今はいろんなツールで自分を客観視することができるので、面接前には必ず、練習をすることをおすすめします。