【リクルートグループへの転職vol.83】フィットネス業界からリクルートスタッフィングに転職

リクルートグループへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、フィットネス業界からリクルートスタッフィングに転職したTさんの転職体験談をお届けします。
目次
フィットネス業界からリクルートスタッフィングに転職したTさんの体験記
■転職者Tさん(20代男性)のプロフィール
大学を卒業後、フィットネスジムを運営するベンチャー企業に就職。パーソナルトレーナーを約1年経験後、2025年3月よりリクルートスタッフィングに入社。派遣営業として企業と個人双方に向き合う。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、フィットネスジムを運営するベンチャー企業に入り、パーソナルトレーナーを約1年経験しました。
ベンチャーを選んだのは、大手企業よりも小さな組織のほうが、1年目から裁量権を持って仕事を任される環境があると思ったからです。当初は営業経験が積みたくて入社したのですが、トレーナーをやってほしいと言われ、何事も経験だと挑戦することにしました。
高校までずっと野球を続けていたこともあり、パーソナルトレーナーをつけて体づくりをしていた時期もありました。「こんな仕事があるんだな」と興味はあったので、トレーナーの仕事も楽しもう、と考えていました。
――そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。
トレーナーとして経験を積んだあとに、キャリアの幅が広がるイメージを持てませんでした。もともと営業経験を積んで社会人の基礎力を固めたいと思っていたので、「このままトレーナーを続けていって大丈夫なのだろうか」とキャリアに不安を抱くようになりました。
また、パーソナルトレーナーはお客様と1対1で向き合う仕事です。“一人”に感謝されるやりがいはある一方、影響を与えられる範囲が限られることにも物足りなさがありました。社内でトレーナーから営業へ異動することも難しそうだったので、思い切ってほかの環境に移り、営業職のキャリアをリスタートさせたいと考えました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
パーソナルトレーナーとして、人の悩みや課題にじっくり向き合うことは好きでした。そこで、“人”に対して自分の介在価値を高められる仕事として、人材業界に興味を持ちました。転職や就職など“仕事に就く”という、人生の中でも重要な選択に携われるのは魅力的な仕事だなと思いました。
また、キャリアをリスタートしたい、取り戻したい、という思いから、1社目のベンチャーとは逆の、大きな組織に身を置いて経験を積みたいと考えました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
登録していた転職サイト経由でスカウトメールをもらいました。担当コンサルタントのプロフィールを読んで、リクルートへの紹介実績が多いことやキャリアカウンセラーの国家資格を持っていることを知り、信頼できそうだと感じました。
――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。
いろんなエージェントの話を聞きたくて、8人ほどのコンサルタントに会っていました。サムライソウルの担当コンサルタントは、業界や企業理解がほかの方とは比較にならないほど深く、ビジネスモデルや企業文化、働き方、評価制度などについて、どんな質問をしても具体的な回答が返ってきました。
また、子どもの頃まで遡ってライフストーリーを聞いてくれて、私がどんな価値観を持った人間なのか、大事にしている考え方は何かを丁寧に引き出してくれました。
ほかのエージェントの中には、求人企業を次々と紹介してくれるものの、個社について質問をしても回答がなく、理解していないんだろうなと感じてしまうところもありました。また、とにかく応募を急がせる方、早く入社を決めてほしい…という意図が感じられるような“ゴリ押し”の方もいました。
サムライソウルでは、そうした違和感を抱くことなく、求職者である私の思いを起点に動こうという姿勢が感じられました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
サムライソウル経由で6社応募し、面接対策にはかなり時間をかけてもらいました。30分~1時間の面談を計10回は設定してくれたと思います。
担当コンサルタントと話す前は、自分の強みはどこにあるのか、まったく言語化できていませんでした。でも、前職でのトレーナー経験を一緒に振り返る中で、具体的に取り組んだことを整理することができました。
例えば、お客様に指名をもらうために自分なりのマニュアルを作り、お客様ごとの情報をデータ化したことや、営業と連携して、より高いプランを契約いただけるよう顧客満足度を上げていったことなどです。ベンチャーゆえに、社内にマニュアルは一切ありませんでしたが、“ないなら作ろう”というマインドで工夫を重ねていました。それが自己PRになるとはまったく思っていなかったのですが、「その経験は営業職にも確実に生きます。ぜひ伝えていきましょう」と背中を押され、自信を持てるようになりました。
――最終的にリクルートスタッフィングに決めた理由は何でしたか。
派遣営業として企業と個人に向き合い、多くの人の人生に影響を与えられる仕事だと思ったからです。営業成績をきちんと評価される風土や制度があり、頑張った分だけ報酬につながる環境もとても魅力的でした。加えて、キャリアのリスタートを切るために、名の知れた大企業に入りたかった…という正直な気持ちもありました。
トレーナーから営業へのキャリアチェンジが叶うのか不安は大きかったのですが、面接官からは新卒でベンチャーに飛び込んだマインド面を評価してもらいました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
エージェント選びはとても重要です。自分一人で強みや弱みを認識することは難しいと思うので、これまでのキャリアや人生を一緒に振り返ってくれるプロがいる安心感は大きいです。
私はとにかくいろんな人の意見を聞きたくて、8社を比較検討しました。そこで感じたのは、エージェントの数だけタイプがまったく異なるということ。転職活動を始めて焦る気持ちもあるかもしれませんが、最初にエージェントとの会話の時間をしっかりとると、自分に合ったタイプやエージェントに求めている要素がクリアになっていくと思います。
求人を紹介して終わりではなく、一人ひとりに寄り添ったサポートがどれだけ受けられるのか。しっかり見極めて選ぶことが、転職活動を終えたときの満足感につながるはずです。