【vol.35】リクルートグループへの転職~人材派遣企業からリクルートじゃらん営業に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は人材派遣企業から、リクルート旅行領域の営業に転職したFさんの転職体験談をお届けします。

人材派遣企業からリクルートじゃらん営業に転職したFさんの体験記

■転職者Fさん(20代男性)のプロフィール

大学卒業後、人材派遣企業に入社。営業を2年、派遣スタッフの労務管理業務を4年経験したのち、2021年11月にリクルートに入社。じゃらんの営業として関西エリアのホテルを担当している。

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

前職は人材派遣企業で、介護職派遣の営業を約2年、派遣スタッフの労務管理業務やマネジメント職を約4年経験しました。

学生時代はずっと体育会の部活に打ち込んでいて、就活にあまり時間がかけられませんでした。やりたい仕事があったというよりも、「若いうちから裁量権を任される環境」を求めていた。社員の平均年齢が若く、はやいうちからマネージャー職に挑戦できる社風に惹かれ、前職を選びました。

――転職を考えた理由は何でしたか。

前職ではバックオフィス部門のマネージャー職として、責任あるポジションを任されていました。若いうちから管理職経験を積みたいという希望は叶ったものの、30代を目前に結婚などライフステージの変化があり「今後のキャリア」を考えるようになったんです。

僕はバックオフィスよりも、お客様に向き合う営業として、成果を直接社会に還元できる仕事の方が好きでした。でも組織の都合上、現場に戻るのは難しい状況にあり、人材派遣事業に対しても、やりきった気持ちが強かった。新しい仕事に挑戦したいと考えました。

――転職先企業を絞る際の軸は何でしたか。

自分の知識や経験、努力を、お客様に近い立場で直接提供できる仕事を求めていました。

お客様の悩みや課題に寄り添って伴走できるような営業職に就けること。そして、企業内の成長環境が整っている点も重要でした。

コロナ禍を経験し、「自立して動く力がなければ、この変化の時代では生き残れない」と痛感しました。多くの経験を積んで、ハイスピードで成長できる場で力をつけたい。その点で、リクルートがもっとも適した環境だと思いました。

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

「リクルートに強い転職エージェント」としてネット検索で見つけ、電話面談を申し込みました。リクルートは第一志望だったのですが、そう伝えるとほかの選択肢を狭めてしまうかなと思い、「いいところがあったら紹介してほしい」と面談をお願いしました。

30~40分ほどの電話で「どうして転職活動を始めたのか」といった動機から丁寧にヒアリングしていただきました。

――サムライソウルの印象とは? どんな点に魅力を感じましたか。

圧倒的にサポート力が強いと思いましたね。

リクルートの採用、選考の特徴を踏まえた上で、具体的にどう動くべきか、どう(面接官に)伝えるべきかを提示してくれた転職エージェントはほかにありませんでした。

書類作成や面接対策に向けては、エクセルの「対策シート」があり、それを記入し添削を受けて書き直すプロセスで、志望理由がどんどん明確になっていきました。

曖昧だったり表面的だったりする内容には、「これはどういうことですか?」「どうしてこう考えるのですか?」と突っ込まれたり、「こういう書き方にしては?」と提案してくれたり。こんなに細かく見てくれるんだ、と驚きましたね。

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――転職サポートの中で、印象的だったエピソードはありますか。

転職活動の中で、リクルート以外も複数社を受けており、始めて1か月ほどは書類や一次面接もとんとん拍子で進んでいきました。

でも、2か月目に入り、二次面接や最終面接で落ちてしまうケースが続いたんです。ひどく落ち込んで、数日後に控えたリクルートの面接への自信もまったくなくなってしまった。思わず、担当コンサルタントの方に「リクルートもダメだと思います」とメールで弱音を吐いてしまいました。

すると、「どんなところが不安ですか」と即返信があり、「面接では、幼少期や中学、高校時代のエピソードまで聞かれると思うので、もう一度そこから振り返ってみてはどうですか」「こんなポイントで考えてみると、整理しやすいですよ」など、おさえるべき内容を箇条書きで送ってきてくれたんです。

夜中近い時間にもかかわらず親身に考えてくれる姿勢に感動して、メールのやりとりを終えたころには「落ち込んでいる場合じゃない」と思うようになっていました。

あのコミュニケーションがなければ、自信のないまま面接に向かって、違う結果になっていたかもしれない。本当にありがたかったなと思います。

――リクルートの中でも旅行領域に決めた理由とは?

じゃらんの営業の仕事を詳しく聞いたとき、「お客様と一緒に事業を成長させていく」というスタンスにとても魅力を感じました。「もっとこんな取り組みをしましょう」「こんな情報発信をしましょう」と動いていくお客様との距離感も、僕が理想としているものでした。

また、面接でとてもリラックスして会話でき、会社の雰囲気に合っていると思えたのも大きかったですね。

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、メッセージはありますか。

転職活動は自分に向き合う、とてもいい機会でした。

僕は仕事をしながら転職活動をしていたので、「転職しなくてはいけない」状況ではありませんでした。だからこそ、なぜ転職したいのか、今の環境を変えて何を実現したいのか、どんなキャリアを描いているのか…と自問することが多かった。自分で調べ、選んで、決めるプロセスで、しっかり自分に向き合ったからこそ、納得して今新しい仕事に向かえています。

これから転職活動をする方は、自分の決断に責任を持てるくらい、考える時間を大切にしてほしいなと思います。

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