【リクルートグループへの転職vol.66】専門商社からリクルート人材領域に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、専門商社からリクルート人材領域に転職したIさんの転職体験談をお届けします。

 

専門商社からリクルート人材領域に転職したIさんの体験記

■転職者Iさん(20代女性)のプロフィール

大学を卒業後、食品系の専門商社に入社し、営業を約2年半経験。2024年よりリクルートの人材領域に入社(予定)。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は食品系の専門商社に入り、営業を約2年半経験しました。

高校、大学時代ともに1年間の海外留学を経験し、英語を使った仕事がしたいと考えていました。また、留学中に日本食の豊かさに気付かされたことから、日本食を世界に広げる仕事に就きたいと、食品系の専門商社への入社を決めました。

入社後は、東南アジア向けに日本食を輸出する営業担当になり、まさにやりたかった領域を任せてもらえました。

 

――そこから転職を考え始めたきっかけや理由は何でしたか。

担当していた水産品の営業は、食品メーカー、貿易会社、現地の輸入先企業と、かかわる業界がとても限られていました。社会のことを知らないまま入社し、「ここで長く働いていても、見える世界は広がらないのではないか」と不安を感じるようになりました。20代の若いうちに一度外に出て、幅広い業界や仕事を知れるところに身を置こうと考えたのが、最初のきっかけです。

また、担当していた東南アジアの企業は、人材採用や育成、経営管理など、組織づくりや事業成長の観点でさまざまな課題を抱えていました。でも私は輸出というポイントでしかかかわることができず、自分のスキルでは根本的な課題解決ができないんだなと無力感を抱くようになりました。「もっと組織自体を変えられる仕事をしてみたい」と考えたのも、転職理由の一つです。

最終的な決め手になったのは、社内の離職率が高く、人数が減った分の業務フォローに追われていたことでした。心身ともにヘトヘトになりながら、「企業が発展するためには、人がすべてだ」と痛感しました。経営陣に組織改善を働きかけたこともありましたが、すぐには変わらないと感じ、一番大事な“人的資本”の観点で、組織をより良くしていける仕事に挑戦しようと動き始めました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

転職サイト経由で、スカウトメールをもらったのがきっかけです。

転職活動を始めた当初は、別の転職エージェントと動いていました。

前職の業務が忙しく、精神的にもいっぱいいっぱいだったので、「とにかく転職しなくちゃ!」と焦っていたんです。転職理由や、転職で何を実現したいのかが明確になっていないまま、転職エージェントに勧められた通りに、コンサルティング会社を中心に受けていました。

でも面接を受ける中で、「行きたいところは、本当にここなのだろうか」「転職時期は今ではないのかな」などと、うまく言葉にできないモヤモヤが大きくなっていったんです。一度セカンドオピニオンも聞いてみようと、ほかの転職エージェントのスカウトメールに目を通し、サムライソウルの初回面談に申し込みました。

 

――数多くの転職エージェントの中から、サムライソウルを選んだのはなぜでしたか。

スカウト文面に転職者からのコメントが記載されてあり、「丁寧に話を聞いてもらえてよかった」という内容が目に留まりました。当時は、自分の中の違和感を誰かに聞いてもらいたい、言語化する作業を一緒に手伝ってもらいたい、という気持ちが強くあり、私が転職エージェントに求めるものとコメントの内容がマッチしたのだと思います。

初回面談では、私が前職に対して持っていたネガティブな思いも汲み取りつつ、何が一番の不満だったのか、仕事のどんなところにやりがいを感じたのかをゼロから紐解くように話を聞いてくれました。

それまでは、直近の大変さにフォーカスしがちだったのですが、これまで担当してきた仕事内容の面白さや大変さを一つひとつ思い出しながら言葉にしていくと、「もっと幅広く業界を見れる仕事に就きたい」「人材の視点から、組織をより良く変えていく仕事にチャレンジしたい」など、やりたいことがだんだんとクリアになってきたんです。

この担当コンサルタントとなら、私のモヤモヤも、コミュニケーションを取りながら整理していけると感じました。

 

――リクルートを志望したのは、サムライソウルと話したあとだったのでしょうか。

そうですね。

担当コンサルタントと話す中で、リクルートには、あらゆる業界と取引があり社会を広く見られる環境があると思いました。人が会社・組織を創る、というテーマに向き合う点でも、リクルートの人材領域が最適だと考えました。

また、この先のライフイベントのことを考えると、長く働ける制度やカルチャーのある社風を選びたくて、その点でもリクルートに入れたらいいなと思いました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。

大学時代の就活で上手く話せなかったトラウマから、面接への苦手意識が強くありました。「また面接で失敗するんだろうな」と自信がなかったのですが、担当コンサルタントが面接対策に力を入れてくれたので、面接を重ねるごとに、迷いなく回答できるようになりました。

 

――面接対策はどのように進めましたか。

担当コンサルタントからは事前に「よく聞かれる質問リスト」をもらい、回答を添削してもらいました。人材業界を中心に10社受けたので、面接の数もかなり多かったと思うのですが、必ず前日に時間を作ってくれて、応募先企業の特徴や魅力、大事にしている考え方を改めてインプットしてくれました。「結論から話すように」と私の苦手なところを強調してくれ、よく分かってくれているなと心強かったです。

最初の1~2回の面接は、企業からのフィードバックで「表情が暗い」「会話がたどたどしくて自信が感じられない」などと言われてしまい、話す内容以前の問題がたくさんありました。でも、対策を重ねるうちに、自信を持って話せるようになり「面接は、慣れれば克服できるんだ」と気づかされました。何より、実際の面接で想定質問内容から外れることがなかったので、落ち着いて臨むことができました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

今の環境に何らかの不満を抱えているのなら、まずは行動してみたらいいんじゃないかと思っています。社内の環境改善のために周りに働きかけてみるのもいいですし、それでも変えられないのなら転職するのも一つです。

転職活動を始めてみて、社外にどんな道があるのか、どんな仕事の選択肢があるのかを探るだけでも、視野が広がり、現在地を客観的に見つめることにつながると思います。

転職エージェントに話を聞いてもらうのも、考えを整理する点でおすすめです。

いろんな転職エージェントがあり、誰にサポートしてもらうかで、人生は大きく変わると思っています。できるだけ多くの方に会い、話を聞いて比較しながら、信頼できる人を見つけていってほしいです。

 

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