【IT・SaaS業界への転職vol.14】専門商社からSansan株式会社に転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、専門商社からSansanに転職したSさんの転職体験談をお届けします。

 

専門商社からSansanに転職したSさんの体験記

■転職者Sさん(20代男性)のプロフィール

大学を卒業後、機械の専門商社でインサイドセールスを約7年経験。2025年2月よりSansan株式会社に入社し、名刺管理部門のインサイドセールスを担当。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ 

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は、工場設備などを扱う機械の専門商社でインサイドセールスを約7年経験しました。

就職活動では、正直、こういう業界やこういう仕事がしたい、といった明確な思いはありませんでした。部活が忙しくて就活になかなか時間を割けなかったので、受かりやすいところはどこか、という観点で企業を見ていたんです。専門商社は内定がとりやすかったのと、面接官とのコミュニケーションがとても自然で、自分に合っていそうな社風だと感じて入社を決めました。

 

――そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。

前職は老舗の大手企業だったのですが、意思決定のスピード感の無さは、転職を考える決め手の一つになりました。

例えば、上司に何度か仕事内容について相談していたのですが、「もっと難易度の高い、次のステップの仕事に挑戦したい」と伝えても、緊急性の低い問題だと捉えられてしまい、全然対応してくれませんでした。ポジションは年功序列で上がっていくので、上がったら変わるでしょう、という認識だったのかもしれません。

でも、前職で課長ポジションに上がるのは40代になってから。それまで待つ時間がもったいないと思いました。6年目あたりで次のステップに移れるかもしれない…と期待していたのですが叶わず、成果を出しても状況は変わらないんだなとがっかりしてしまった。それが転職しようと思うきっかけになりましたね。

 

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

前職でもどかしさを味わったことから、次は、ベンチャー気質の社風で、意思決定のスピード感があるところに行きたいと思いました。年次にかかわらず意見を言いやすい雰囲気があり、課題に対して改善意欲の高い人が多く集まっているような環境がいいな、と。

また、高齢の両親がいることから、実家に近いところで働きたいと考えていました。そのため転勤が少ないという条件面も重要でした。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。

文面の中に紹介できる求人について記載があり、Sansanが挙げられていたんです。当初からSansanのことが気になっていたので、詳しい話を聞いてみたいと思いました。

 

――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

面談では、まずは私の話をじっくり聞いてくれて、私の状況や気持ちをしっかり理解した上でアドバイスをしてくれたことが、好印象でした。

面談する前までは、転職をするかどうか迷っていたんです。「物足りなさはあるけれど、安定した現職に残ったほうがいいのか」と決め切れない部分があって…。担当コンサルタントは、私が迷う気持ちを言葉にしていくのをゆっくり待ってくれた上で、「Sさんは、ベンチャーの風土が強い環境が合っているんじゃないでしょうか」と背中を押してくれました。私も、自分の気持ちを話しながら整理できたことで、その通りだなと思えました。一方的に意見を言ってくるのではなく、“一緒に考えていく”というスタンスが心地よくて、このコンサルタントにお願いしたいと思いました

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想 

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

まずは、エントリーシートを書く前の自己分析に、2~3時間かけてもらいました。幼少期から大学時代、前職の経験まで振り返り、どんな経験をして何を考えてきたかを言葉にしていきました。その内容をもとにエントリーシートを作成。内容を添削してもらい、書き直すやりとりを計3~4時間かけて重ねていきました。

IT領域を中心に6社に応募し、書類を通過したのは4社でした。面接対策では、1社ごとの想定質問に対して回答を考え、それに対してアドバイスを細かくもらいました。過去の紹介実績から質問内容についてデータ化されていて、個社の特徴も教えてもらいました。面接対策だけで30分~1時間程度の面談を7~8回は行いました。

どんなに自分の中で回答を整理していても、面接で、相手にとってわかりやすい内容を端的に伝えるのは難しいです。模擬面接を通じて口に出して話す練習をしていなければ、緊張してうまく伝えられなかったと思います

また、担当コンサルタントは、受けた4社の中で第一志望だったSansanが最後になるようにスケジュール調整でもサポートしてくれました。面接に慣れて自信がある状態でSansanを受けられるように、という細やかなフォローには驚きました

 

――最終的に、Sansanに決めた理由は何でしたか。

社風が自分に合っているのではないか、と思って志望していたのですが、面接を通じて「やっぱり合いそう!」と強く感じました。体育会出身の方が多いと聞いていて、親和性が高いなと思いましたし、面接は通常3回あるところ、1回分スキップしてスピーディに内定が決まったので、面接官もそう感じてくれたのかもしれません。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

「自分がどうなりたいか」に向き合うことが大事だと思います

私は、自分でビジネスを立ち上げたいなという思いがあり、そのためには成長スピードを上げる必要があると考えました。新しい業界でチャレンジするのなら、30代になる前に動いた方がいいと思って、転職に向けて行動に移しました。

なりたい姿を思い描いた上で、今の環境ではどう頑張っても到達するまでに時間がかかったり、現実とのギャップがあったりするのなら、転職も一つの答えになるのでは。もし動こうと決めたのなら、すぐに情報収集をスタートしてエージェントに会いに行くなど、具体的な行動に移していくことをおすすめします

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