【IT・SaaS業界への転職vol.10】通信系企業からSansanに転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、通信系企業からSansanに転職したIさんの転職体験談をお届けします。

 

通信系企業からSansanに転職したIさんの体験記

■転職者Iさん（20代男性）のプロフィール

大学を卒業後、音楽配信や店舗支援事業を手掛ける企業に入社。営業職として6年半の経験を積む。2024年9月より、Sansanに転職しフィールドセールス職を担当。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、音楽配信事業や店舗支援事業を行う企業に入り、店舗ソリューション営業や大手企業向けの法人営業を約6年半担当しました。

学生時代は高校の先生になりたくて、教職免許も取得しました。ずっと続けてきた野球に監督として携わり、甲子園を目指したいと思っていたんです。

そこから民間企業に就職する道を選んだのは、先生になる前に社会人経験を積んだほうがいいと思ったからです。生徒たちの進路指導をする際に、自分に社会人経験がなければ多様な選択肢を伝えられません。自分の経験値を広げることが、生徒たちに示す将来の可能性を広げることにつながると考え、まずは自分が社会人として成長しようと考えました。

前職を選んだのは、面接で役員の方が熱心に誘ってくれたから。自分に期待してくれることがうれしくて、活躍して応えたいと思いました。入社後は、飲食店に対する店舗経営支援のソリューション営業や、IoTプラットフォームを提案する法人営業を計6年半経験しました。

 

――そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。

入社7年目になり30代を目前にして、自分の成長スピードに危機感を抱くようになりました。

前職ではとても心地よく働かせてもらっていましたが、営業成績を残せているのは企業の看板があるからなのでは…と思うことが増えていました。いつか教員になったり教育に携わったりするときには、「もう社会人として十分経験を積めた！」と思える自分でいたい。そう考えると、40代で経営幹部を経験できるようなキャリアを目指したかったんです。慣れたコンフォートゾーンで甘えて過ごすのではなく、ほかの環境でも通用するのか試したい、もっと成長したい、と考え、転職活動をスタートさせました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。

活動を始めた当初は、営業職の経験を生かせて成長スピードを求められる企業として、リクルートに興味を持っていました。サムライソウルはリクルートに特化したエージェントとして紹介実績も豊富にありましたし、もらったメールでもリクルートの求人が多く、一度話を聞いてみたいと思って初回面談を申し込みました。

 

――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

もともと転職エージェントには、面接対策を通じて自己分析を深められるようなサポートを期待していました。でも、そうしたエージェントにはなかなか出会うことができませんでした。サムライソウルの担当コンサルタントは、面談を複数回重ねる中で私のことを深くヒアリングしてくれ、自分でも気づかなかった自分自身が引き出されていく感覚がありました。こういう伴走を求めていた！と思いましたね。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想 

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

活動期間はLINEでのコミュニケーションを含め、毎日のように面談時間を1時間以上作ってくれました。想定質問に対して回答を用意して話すのですが、ダメなところはダメと、はっきりと指摘してくれることに信頼感がありました。「今の内容だと、企業側はこういう受け取り方をします。もっとこんな風に伝えてみてはどうですか」「もっと自信を持って話してください」などと具体的なアドバイスがわかりやすく、私以上に私のことを考えてくれる人だなと感じていました。また、一つの回答に対して「なぜ？」を3～5回ほど深堀りされ答えに詰まってしまったときも、「ちゃんと自分に向き合いましょう」と根気強く言語化を手伝ってくれました。

面接では、前職でのお客様との向き合い方をアピールしました。お客様の課題解決につながるのであれば、自社サービスを導入いただかなくても構わない。そんな気持ちで、お客様にとって最善の提案を持っていくことを徹底したところ、結果として信頼関係を築くことができ、ほかの案件で仕事につながったこともありました。面接官からは「お客様への熱量が強く感じられた」「営業として、課題解決へのコミット力の高さを感じた」などと評価いただくことができました。

 

――最終的にSansanに決めた理由は何でしたか。

担当コンサルタントから、社風や働いている人の考え方が私に合っていると言われていました。実際に面接でお会いした社員の方ととてもフィーリングが合い、働くイメージがすぐに持てたことが大きかったです。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職をする・しないにかかわらず、「転職活動をする」ことは、自分を振り返る上でとても貴重な機会になると思います。

日々の仕事に追われていると、自分が大事にしている価値観や、それを作った原体験について、なかなか考える時間を作れませんよね。私は転職活動を通じて、自分が思っていた自分と、第三者から見た自分が違うことに気づくなど、思いがけない発見をすることができました。活動を経て転職を決めるにしても現職に留まるにしても、自分の強みや特性を知った上で仕事に取り組めば、出てくる成果も変わってくるのではないかと思っています。