【IT・SaaS業界への転職vol.9】大手通信会社からエムスリーに転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、大手通信会社からエムスリーに転職したKさんの転職体験談をお届けします。

 

大手通信会社からエムスリーに転職したKさんの体験記

 ■転職者Kさん(20代男性)のプロフィール

大学院を修了後、大手通信会社に入社。代理店営業を約1年経験後、2024年9月よりエムスリー株式会社のAIラボにディレクターとして入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学院を修了後、大手通信会社に入社し、携帯ショップを運営する代理店への営業活動を約1年担当しました。

大学院では機械工学を学んでおり、周りの同級生の多くはメーカーの技術職、研究職に就職していました。でも私は、在学中から「技術を突き詰める仕事には向いていない」と感じていて、まったく別の分野に進みたいと思っていました。ITやAIの領域に興味を持っていたので、スマートシティ事業に力を入れている前職に惹かれ、入社を決めました。

 

――そこから転職を考え始めたきっかけは何でしたか。

スマートシティ事業に携わりたいと思っていましたが、配属されたのは代理店営業。思い描いていた仕事内容とギャップが大きかったからです。

代理店営業の主な仕事は、店舗へのコンサルティングです。収益を伸ばすためのオペレーション改善に取り組むなど、目の前の経営者に寄り添う点で面白さもありました。ただ、社会全体へのインパクトを考えると物足りなさがあり、社会の変化に自分の手が加わっているという実感がほしかったんです。

また、自分の成長に歯止めがかかっているという感覚もありました。前職では、社内で施策などを検討する際にデータに基づいた意思決定があまりなされず、「こっちの方が合理的なのでは?」「なぜそういう決断に至るんだろう」と感じることが多々ありました。ゆえに、ロールモデルとなる存在もなかなか見つけられず、ほかの会社も見てみようかなと考えるようになりました。

 

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

AIに携わる仕事がしたいと考え、IT業界を中心に考えていました。転職活動を始めた当初はエムスリーという会社の存在も知らず、サムライソウルとの対話の中で、やりたいことがより明確になっていきましたね。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。

自社の強みや実績が具体的に書かれていて、どんなサポートを受けられるのかがわかりやすかったです。転職先候補としてリクルートにも興味を持っていたので、サムライソウルのリクルートへの紹介実績の豊富さに惹かれました。

 

――初回面談でどんな印象を抱きましたか。サムライソウルを選んだ理由を教えてください。

圧倒的に、「私(候補者)ファースト」で動いてくれると感じました

ほかに3~4社の転職エージェントとも話をしましたが、「この会社に入ってほしいんだろうな」という意図が透けて見えてしまうことも少なくありませんでした。業界や企業のマイナスな面を聞いても誤魔化されてしまって、「とにかく、この候補者をこの企業に入れて成果報酬につなげたい」という営業の本音が伝わってきてしまうんです。

サムライソウルの面談では、幼少期まで人生を遡ってヒアリングしてもらい、私がどういう人間なのかを理解しよう、という思いを感じました。今の仕事にモヤモヤしている理由についても、「Kさんはこういう人間だから、こんなところにもどかしさを感じるんじゃないですか」と言語化してくれて、納得感がありました。

企業をいくつか紹介してくれた際は、「応募するかしないかはKさん次第」という押し付けのない対応で、信頼できると思いましたね。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

面接対策は一切しませんでした。面接は自分のありのままを話すだけだと思っていて、対策して臨むことに違和感があったんです。

サムライソウルでは、通常、かなり手厚く対策すると聞いていましたが、私の性格を理解した上で「Kさんはすでに思考を言語化できているので対策は必要ありません」「対策をしないほうが、良さを伝えられると思います」と言ってくれました。私に合わせて柔軟に対応を変えてくれることがありがたかったです。

私にとってサムライソウルの担当コンサルタントは、メンタルサポーターでした。転職活動をしていることを友人や周りの人には言っていなかったので、不安な思いを吐露できる人がいなかったんです。話を聞いてほしいときにいつも電話対応してもらい、友人みたいに話を聞いてくれたのが大きな支えになりました。

 

――最終的にエムスリーに決めた理由は何でしたか。

エムスリーのAIラボは、医療現場へのAI導入を手掛ける事業です。社会貢献性の高さや、社会へのインパクトの大きさが一番の魅力でした。

医療領域には実は昔から興味があり、大学受験のときに医学部を受験し合格していた経緯もあるんです。でも、患者さん一人ひとりに向き合うことよりも医療現場を変えるといった、社会の仕組みづくりのほうに興味があって、機械工学の道を選択しました。エムスリーでの仕事は、そんな過去とつながるものでもあり、強い縁を感じました。

また、面接を通じて出会った社員の方が皆、とてもロジカルにものを考えていて、1話したら10理解する頭の良さに驚かされました。「こんなとんでもない人たちと一緒に働けるんだ!」とわくわくしたことも、入社の決め手になりました

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

やりたいことがある程度固まっている人も、一度ゼロベースで考えてみるといいと思います。世の中には本当にさまざまな仕事があって、私たちが知っているのはほんの一握り。限られた視野の中で探そうとするよりも、転職のプロの話を聞いて、紹介してもらった企業に素直に興味を持ってみては。私はエージェントの紹介をフラットに見たからこそ、エムスリーと運命的な出会いをしたと思っています。

エージェント選びでは、複数の方と会って比較するのがいいと思います。自分のことを理解して、自分に合ったやり方で動いてくれるかどうかは、話せばすぐにわかるはず。応募企業やエージェント都合に当てはめて動かそうとするのではなく、候補者ファーストで動いてくれるエージェントと一緒に動くことが大切です

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