【M&A業界への転職vol.16】地方銀行からエムスリーキャリアに転職
M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、地方銀行からエムスリーキャリアの薬局事業承継グループに転職したYさんの転職体験談をお届けします。
目次
地方銀行からエムスリーキャリアに転職したY さんの体験記
■転職者Yさん(20代女性)のプロフィール
大学卒業後、地元の地方銀行に入行。融資窓口の事務や法人営業を計5年経験したのち、2024年11月よりエムスリーキャリアに入社。薬局事業承継グループのコンサルタント業務を担当する。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後は地元の地方銀行に入り、融資窓口の事務を2年半、法人営業を2年半ほど経験しました。
就職活動時は将来のキャリアについてあまり深く考えておらず、「生まれ育った地域の地方銀行なら、人々の役に立てるかな」と漠然としたイメージしか持っていませんでした。住んでいる地域では名の知られた銀行だったので、安定してそう…と思えたのも、入行の決め手になりました。
――そこから転職を考え始めたきっかけは何でしたか。
交際しているパートナーが転職して上京することになり、「私もこれを機に動いて、一緒に上京しよう」と考えました。
以前から、銀行の営業職は向いていないと感じることが多く、何度か転職を考えていました。お客様の中には景況の悪い会社もあり、融資を受けなければ事業を畳むしかないところもあります。そこに対して、銀行員としては貸せないという厳しい現実を突きつけるしかなく、「本当に助けを必要としている人を助けられない」ことをいつも心苦しく思っていました。無力感や申し訳なさを感じながら仕事を続けるのはしんどいなと、転職活動を始めることにしました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。
初めての転職活動で何から始めればいいかわからなかったので、サポート体制が手厚いところを選ぼうと思っていました。サムライソウルのメッセージから、面接対策に時間をかけて一人ひとりをしっかり見てくれる姿勢を感じ、一度会ってみようと返信しました。それに対するレスがすごく早かったのも好印象でした。
――初回面談を通じて、サムライソウルを選んだ理由を教えてください。
転職活動を始めたときは仕事も大変な時期で、後ろ向きの考えばかり持っていました。「営業職は向いていないから、辞めて事務の仕事をしようかな」「そもそも自分にできる仕事ってあるのかな」などとネガティブ思考で自信を失っていたんです。
でも担当コンサルタントは、面談中に終始前向きな言葉をかけてくれて、私を肯定してくれました。前職での私の仕事ぶりやこれまでの人生についてヒアリングした上で、「女性で地銀の法人営業者はまだまだ少ないので、市場価値が高いです」と市場相場を教えてくれたり、「お客様に対して心苦しさを感じるのはYさんが誠実だからでは」「そう考えられるところが素敵ですね」などと、とにかく褒めてくれて…。幼少期まで振り返って私を理解しようと一生懸命質問して、「こういうことですか?」と確認しながら言語化していく姿に、この人と一緒なら自然体で活動できそうだなと思いました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
面接の質問項目が一覧になったエクセルシートに回答を打ち込み、それをもとに面接の練習を重ねていきました。サムライソウル経由で6社受け、1社ごとに面接対策の時間を作っていたので、ほぼ毎日のように担当コンサルタントとやりとりを重ねていました。
当初は、銀行員として何の強みも持っていない、何も得ていないと思っていたのですが、お客様への対応の仕方を丁寧にヒアリングしてもらった結果、寄り添った提案ができるという強みを見出すことができました。営業時代は既存のお客様から新規のお客様を紹介してもらうことが何度かあったんです。そうしたエピソードを思い出し、関係構築がきちんとできていたんだなと、改めて自分を評価することができました。
営業は向いていない、やりたくないと思っていましたが、担当コンサルタントからSaaS企業のカスタマーサクセスや、人材紹介業の転職支援など、一人ひとりの思いを汲んで動ける営業職を紹介してもらい、“営業”に対するイメージが大きく変わりました。
「ここがYさんの良さなので、面接でもぜひ話していきましょう」と常にポジティブな言葉で背中を押してもらえたから、最後まで転職活動を続けられたのだと思っています。
――最終的にエムスリーキャリアに決めた理由は何でしたか。
面接を通じて出会う社員の方が皆さん、物腰の柔らかい方ばかりで、一緒に働くイメージがわいたのは大きかったです。また、自分自身が今まで銀行で培ってきた経験を高く評価していただけたことも自信を持って入社を決められた理由です。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
少しでも転職を考えていたり、現職にモヤモヤを感じていたりするのなら、まずは行動してみることをおすすめします。
転職エージェントと面談をすると、転職活動が具体的にどんなスケジュールで進んでいくものなのかがわかり、次にどんなアクションが必要かも見えてきます。「何から始めればいいかわからない」と立ち止まっているのなら、動いてみて、情報収集してみて、そこから転職をするかどうか(現職に留まるかどうか)を決めていけばいいのでは。
私は初めての転職だったので、手厚いサポートをしてくれるところを選びました。最後まで伴走してもらい、いい選択だったなと思っています。