【IT・SaaS業界への転職vol.6】大手人材・広告会社の営業企画職からSmartHRに転職

IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、大手人材・広告会社の営業企画職からSmartHRに転職したSさんの転職体験談をお届けします。

 

大手人材・広告会社の営業企画職からSmartHRに転職したSさんの体験記

■転職者Sさん(20代女性)のプロフィール

大学卒業後、2019年4月より大手人材・広告会社に就職。営業や営業企画職で約5年勤める。2024年7月よりSmartHRに入社し、営業企画職としてデータに基づいた事業の課題解決に貢献していく。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学を卒業後、情報サービス業を手掛ける大手人材・広告会社に営業職として入社しました。

学生時代の就職活動では、人材をはじめ無形商材を扱う業界を中心に企業を見ていました。特に重視していたのは、若手に裁量が与えられるかどうかです。入社を決めた前職では、ワンデーインターンシップに参加したあとに、人事の方から「1か月間のインターンシップにも参加しないか」とお声をかけていただきました。長期のインターンでは、学生の提案でも実際の企画として採用されることがあり、年次や立場に関係なく意見をくみ取ってくれる風土に惹かれていきました。また、長期インターンシップを通して、社員の近くで仕事のイメージを持てたことが入社の決め手になりました。

入社時は、人材紹介事業の営業職を希望し、希望通りの部署で企業担当に配属されました。約5年働いて、メンバーではあるものの、入社当初から裁量は十分に与えていただいていたので、入社前のイメージと相違はありませんでした。

 

――そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。

入社後一貫して、医療業界向けの営業をしていましたが、入社1年も経たない頃、コロナ禍が訪れ、業務の進め方や売り上げの立て方がこれまでと大きく変わりました。そのタイミングで、営業職を続ける選択肢に加え、業務効率化や仕組み構築等の面から会社貢献ができる職種への興味がでてきました。そこで、当時立ち上がって間もなかった営業企画チームに異動希望を出し、営業職から営業企画職へと社内異動をしました。異動先のチームは4人で、少数精鋭で仕事を楽しみながら業務の試行錯誤をできていたと思います。

チームが拡大するにつれて、徐々にマネジメント業務も任せていただけるようになり、2022年後半からは管理職になることを目標としていました。2023年の年末に、翌年の4月人事で昇進というお話をいただいていたものの、様々な社内の事情もあって実現しませんでした。その際、今後のキャリアも含め、改めて上司に相談しましたが、具体的に何を達成したら昇進が叶うのか、は不透明であることが分かり、現職以外の選択肢も考えるようになりました。

私は仕事とプライベートを切り離さないタイプで、仕事=自己実現や自分の成長と考えている方です。目的意識が強く、慣れたルーティン業務を続けていくことが、自分の可能性を止めてしまうように思えました。変化していく周りと、同じことを続けて変わらない自分を比べて、焦りも感じました。私は、仕事を通してまだまだ自分の可能性を伸ばしたいと思っており、今の環境のままでは、成長し続けられないと考え、転職活動を始めることにしました

 

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

 前職でも任されていた営業企画の仕事で、さらにキャリアを重ねたいと考えていたので、営業企画のポジションを募集している企業に絞っていきました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。また、数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

前職が人材業界である程度知識があったこともあり、自分で転職エージェントをリサーチし、10社ほどと面談をさせてもらいました。サムライソウルはそのうちの1社。当初はリクルートにも興味があったので、リクルートへの紹介実績が豊富な点がいいなと思って面談を申し込みました。

サムライソウルを選んだのは、将来のキャリア観に本気で踏み込んでくれたところが私にはあっていたからです。転職活動は2か月間でしたが、まだ続けたいと思うくらい楽しい経験であり、充実した時間でした。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

 自己分析で私の将来のキャリア観について深く踏み込んだ面談をしていただいたことが印象的でした。「それって本当にSさんのやりたいこと?」と私を疑ってくださることもあり、議論というか、コーチングに近いと言った方がいいかもしれません。求人票とのマッチングというよりも、私の人生を中心に考えて、仕事はあとから乗ってくるというイメージです。

1度の面談に1時間から2時間以上かけることもありました。担当コンサルタントとの面談を終えて、企業との面接に臨み、企業からのフィードバックをもとに次の面接へ改善点や対策を一緒に考えていく。そのやりとりを繰り返していくうちに、面接で話せることが増えて、その内容も深くなっていきました。そうなると企業からのフィードバックもレベルの高い内容になり、次の面接につながって好循環になりました。面接を通過する確率は、サムライソウルで面談をするたびに上がっていきました

当初は、営業企画としてやりたいことを聞かれても、多くの人を支援したい、くらいにしか答えられませんでした。転職活動の終盤では、自分は将来どのようなビジネスパーソンになっていたいか、その上でなぜ今回は営業企画を希望しているのか、といった中長期的なキャリアパスをかなり具体的に話すこともできるようになっていました。転職活動を始めた頃には見えていなかった景色が目の前に広がっていったイメージでしたね。

 

――最終的にSmartHRに決めた理由は何でしたか。

サムライソウル経由で3社、それ以外で活動していたエージェント経由も含めると5社から内定をいただきました。その中からSmartHRに決めたのは、業務内容や企業文化等、総じて今回の転職で手に入れたい環境に最も近かったことが大きかったと思います。

サムライソウルの支援をいただけたことで、今回転職で叶えたいことが明確化されていました。特に、営業企画として、与えられた課題に対して課題解決や業務支援をするだけではなく、事業数字や現場数字をもとに自ら課題を見つけて、有効な打ち手を選定し、実行する経験を積みたいということが自分の中で明確になっていました。

前職では経験がない業務も多くあるポジションですが、サムライソウルとの面談を経て、これまでの経験や今後挑戦したいことを言語化できる状態だったため、可能性を評価していただけたと思います。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職活動は人生の通過点でしかありませんが、自分の人生に仕事をどう位置付けたいのかを、改めて考えるきっかけになりました。私は、サムライソウルの面談や企業の面接を繰り返すことで、自分の未来を言語化することができるようになった気がします。未来がクリアに見えるようになることが気持ちがよくて、人生を好転させられる人って、きっとこういう視界を持っているんだろうなと体感できました。給与や休暇等の働く条件も大切ですが、まずは自己分析を楽しんで、これからどうやって生きていきたいのかに本気で向き合うことも転職活動では大切なのではないでしょうか

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