【TYLへの転職vol.1】建築業界からペット業界特化の採用支援企業に転職

人材業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、建築業界からペット業界特化の採用支援企業に転職したKさんの転職体験談をお届けします。

 

建築業界からペット業界特化の採用支援企業に転職したKさんの体験記

 ■転職者Kさん(20代男性)のプロフィール

大学を卒業後、人材サービス会社に入社。営業職を7か月間経験ののち、家庭の事情により地元に戻る。建築会社の営業と施工管理を約6年担当。2024年6月より、ペット業界に特化した採用支援やコンサルティング企業に入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は人材派遣・人材サービス会社に入り、約7か月間、営業を担当しました。

学生時代から営業職のアルバイトをしており、経営者の方に会う中で「人が足りない」という声をよく耳にしていました。そこで、人の雇用が生まれにくい状況に課題感を持ち、人材に携わる仕事に興味を持つようになりました。

営業職を志望したのは、売る力を身に付けないと顧客課題に向き合えない、と思っていたから。ただ、売る商材にはこだわりはありませんでした。求めていたのは、成長スピードが早く、新規事業展開も活発な会社で実力をつけること。急拡大を続けている点に惹かれ、最初の会社を選びました。

 

――その後、建築業界へ1回目の転職をされています。どのような経緯でしたか。

 電気技師として家業を営んでいた父が体調を崩し、地元に戻ることになったんです。半年ほど、アルバイトとして父の事業を手伝ったのちに、地元で働ける建築会社に入りました。

大学の専攻が建築学だったことや、父の事業が建築に携わっていたこと、営業職の経験があることなどから、「今の自分にできることをやろう」と、建築会社×営業職として再びキャリアをスタートさせました。

 

――そこから転職を考えた理由は何でしたか。

営業として成長できる、より厳しい競争環境を求めたくなったからです。

前職では、ハウスメーカーやゼネコンのお客様に建築資材を提供したり工事を請け負ったりする営業兼施工管理(工事現場監督)を担当していました。6年間勤務したうち、3年間は営業成績がずっとトップで、月次でも負けたことがありませんでした。粗利額で見ると、地元の県内の建築業界市場でも上位5%の成績をずっとキープできていたんです。

「今の環境で、できることはやりきった」と思うようになり、違う環境に身を置いてもっと成長したいと考えるようになりました

 

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

学生時代と同様に売る商材にはこだわりはありませんでしたが、「せっかくやるのなら、自分が感情移入できるサービスに携わりたい」と思っていました。

前職では、建築業界のお客様から「人が足りないから事業を拡大できない」「人手不足で一人当たりの仕事量が増えると、離職につながってしまい悪循環だ」といった話を聞いていました。自分ができることは建築資材を提供することだけで、本質的な課題に対して何もアクションがとれない。そんな無力さを痛感しており、人材支援領域には強い関心がありました

また、同じ課題感に対して、業務支援や生産性の向上支援も大事だと感じており、そうしたサービスを手掛けるSaaS領域にも興味を持っていました

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

登録していた転職サイト経由で、担当コンサルタントからスカウトメールをもらったことです。

サムライソウルのことは「リクルートをはじめ人材業界に強いエージェント」として、事前に調べて知っていました。でも何より興味を引かれたのは、担当コンサルタントのメール文面でした。私の短いレジュメを読んだ上で「挑戦できる環境を求めて、こんなキャリアを望んでいるのでは?」と仮説をあてた文面になっていて、ほかのエージェントにはない踏み込んだ内容が目に留まりました。地元を離れ東京で働きたい、という意向を、挑戦への思いとして汲み取ってくれたんです。求職者一人ひとりのことをよく見ている方だなと感じました

 

――面談を通じて感じたサムライソウルの印象とは? 一緒に動こうと決めた理由は何でしたか。

自分以上に熱意を持って、私の転職活動に向き合ってくれる人だと思いました。

サムライソウルとは“前半戦”“後半戦”という形で2回の転職活動を一緒にしたんです。というのも、最初に受けた10社すべてに落ちてしまい、もう一度仕切り直してスタートすることになったからです。私としては「課題が見えたから次は改善していける!」と手応えを感じており、担当コンサルタントに「もう一回、一緒にチャレンジをお願いしたい」と伝えました。担当コンサルタントは、そのときすでに求人票を複数用意していてくれて、私以上に前向きに動いてくれていました。私のことを諦めずに、先回りして情報を集めていた姿勢がうれしくて、「この人と、最後まで絶対に一緒にやっていきたい」と思いましたね

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

 ――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。

担当コンサルタントが用意した「自己分析シート」を使いながら質問を受け、これまでの業務実績や仕事への姿勢、学生時代の取り組みや子どものころの出来事など、かなり広範囲に深堀りしてもらいました。また、面接時の想定質問に対して、私が作成した回答を、1設問ずつフィードバックをもらい、内容のブラッシュアップを3~4回繰り返しました。

前半で10社に落ちてしまったときは、自己開示がうまくできずに、自分がいかに“使える人材”かというアピールが足りていませんでした。面接後の企業からのフィードバックでは、「マネージャーとしてどれくらい能力があるのか見えてこなかった」「営業成績の高さは理解できたが、他社や他の地域でも通用する力なのかが見えてこなかった」という指摘を受けました。そこで、担当コンサルタントと何度も対策を繰り返し、前職でマネージャーとして大切にしていた姿勢や成果を伝えていくことを徹底。さらに、同業他社5社の売上規模から見た自分の実績について、他社の方にもヒアリングし、営業として挙げた成果を客観的なマーケット比較で伝えられるように工夫しました。

担当コンサルタントからは、どのような話し方・伝え方をすべきかなども細かくフィードバックをもらいました。計10回以上の面談を重ねた甲斐もあり、後半に受けた7社中、6社から内定をいただくことができました。

 

――最終的に、ペット業界に特化した採用支援サービスの会社に入社を決めました。決め手はどこにありましたか。

非常にニッチなマーケットではありますが国内トップの市場シェアを持っており、日本一を目指せる環境に惹かれました。また、創業8年の新しい会社ながら、新規サービスがどんどんリリースされており、自分の成果次第で新しいポジション、上のポジションを掴みに行ける。そんな競争環境があることも魅力的でした。

何より心を動かされたのは、オファー面談後に社長自ら、私の地元まで足を運んでくれたことでした。「ぜひ来てほしい」とわざわざ言いに来てくれた熱意に、「この方の期待に応えたい!」と入社の意志が固まりました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職エージェント選びの観点では、「転職後も担当コンサルタントの支援を受けたい」と思えるかどうかが大事だと思っています。私にとって、サムライソウルの担当コンサルタントは、今後またキャリアチェンジを考える機会があれば、必ず相談したいと思える人です。嘘がなく、いいことも悪いこともフラットに伝えてくれる誠実さや、人生に本気で向き合ってくれる熱量に、全幅の信頼を寄せることができました。そんな人と出会えるまで、エージェントは妥協せずに見ていってほしいと思います

また、転職活動では最後にどの会社に決めるか、で悩む方も多いでしょう。業務内容や条件面など、論理的に説明できる理由はもちろん重要ですが、最後は「どれくらい心が動くか」が決め手になるのではないかと思います。私の場合は、社長の想いに触れたことで、「期待を裏切りたくない!この会社に貢献したい!」と思えました。直感も大切に、自分らしい決断をしていってください。

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