【パーソルキャリアへの転職vol.8】不動産業界からパーソルキャリアに転職
人材業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、不動産会社の営業職からパーソルキャリアに転職したHさんの転職体験談をお届けします。
目次
不動産会社の営業職からパーソルキャリアに転職したHさんの体験記
■転職者Hさん(20代女性)のプロフィール
大学を卒業後、不動産会社で営業職を約6年勤める。2024年5月よりパーソルキャリアに入社し、キャリアアドバイザーとして求人企業と求職者双方に向き合う。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後に入ったのは、不動産の売買から賃貸管理、建設・設計、土地活用まで総合的に手掛ける不動産会社でした。営業職として、富裕層の地主向けに所得税や相続税対策の提案などを担当し、5年8か月勤めました。
不動産に興味を持ったのは、父が不動産業界に長く勤め、独立して自分の会社を立ち上げていたからでした。スキルを身につけて事業を手掛けている姿がカッコよくて、自分もそんな風になりたいなと思っていました。もともと、小さい頃から家や建築物を見るのが好きで、チラシなどの間取り図も眺めているような子どもだったんです。学生時代には、分譲物件と賃貸物件の違いって何だろう?とマンション見学に行ったことも。不動産業界に絞ったのは自然な流れでした。
――そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。
毎日夜23時まで残業しているようなハードな職場だったことが大きいです。
入社2年目から課長代理のポジションに就き、5年目には事業所長を任されるなど、チャレンジの多い環境で成長実感はありました。でも、自分の営業目標を達成しなければいけないのと同時に、経験の浅いメンバー10人以上の育成もしなければならず、事業所長になって数か月で限界を感じるように…。これから起こりうるライフイベントとの両立など、長い人生を考えたときに「この働き方は続けられない」と思い、退職しようと決意しました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
会社を辞める決断をしたときは、まずは宅建(宅地建物取引士)の資格取得に向けた時間を作ろうと思っていました。資格をとれば、これからも不動産業界で長く働きやすいかなと思ったんです。あわよくば、父が経営する会社でアルバイトとして働きながらスキルアップを目指したいな…なんてことも考えていました。
でも、そんな話を、長く一緒にいるパートナーとしていたら、「不動産業界に閉じずに、自分のスキルを再確認するためにも、もう一度ほかの会社に入ってみたら?」と言われ、転職サイトに登録することを勧められたんです。「親のすねをかじるのはよくない」とも言われて、そんなつもりじゃなかったんだけどなと思いつつも、気軽な思いでサイトに登録しました。
業界や企業について情報収集を始めたのは、転職エージェントとのやりとりを始めてからでした。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。
ほかに不動産業界に特化した転職エージェント2社にも相談をしていたのですが、サムライソウルからは違う業界の情報も得られるかなと、話を聞いてみることにしました。
――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。
私が求める“働き方”に耳を傾けてくれたからです。
ほかの転職エージェントにも「残業が少ないところがいい」「成果を出している限り、自分でスケジュールを組んで効率的に働けるような、自由度の高いところがいい」などと要望は伝えていました。でも紹介されるのは、明らかに”ブラック“な条件の企業ばかり。「不動産業界ならここしか選択肢はない」などと一方的にブッシュされることもあり、だんだんと不信感を抱くようになりました。
サムライソウルの担当コンサルタントは、業界を幅広く提示してくれた上で、「不動産業界の選択肢もご提案できますが、以前と同じような働き方になってしまうと思います」「働き方を重視して動くのなら、他業界に挑戦するのも一つの選択肢では?」などと丁寧に説明してくれました。
私の求める要素として、「大手の安定した職場環境で、年間の売上が順調に伸びているところ」「リモートワークが選択でき、産休・育休などの制度が充実しているところ」と話したところ、担当コンサルタントは、それらに当てはまる、プライベートと両立させて長く働ける企業を紹介してくれました。私のためを思って動いてくれる人だなと感じました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
サムライソウル経由で4社受けたのですが、各社の選考スケジュールをもとにした、「今後の対策スケジュール」を細かく設定してもらいました。私が書いた職務経歴書をチェックした上で、どう説明すると面接官に伝わりやすいかを細かく指摘してもらい、面接の1週間前からは、毎日のようにオンラインや電話を通じて、「話し方」「伝え方」を改善していきました。
私は、話しているうちについ熱くなるクセがあったんです。論点がズレてしまったり、大事なところを飛ばしてほかの話題を持ってきてしまったり…。その点は担当コンサルタントからも厳しく突っ込まれ、何度も模擬面接のようなやりとりを繰り返し、端的に伝えるスキルを身につけていきました。
面接では、自分の強みを「継続力」として、前職での営業活動を具体的に伝えていきました。例えば、1日150件近く個人宅の訪問を重ね、「必ず70件はお客様に会って話をする」という行動目標を、5年8カ月間欠かさず達成しました。自ら高めの目標を定めたのは、経験を重ねるほど、お客様対応のスキルアップにつながると考えたから。行動を続けてきたことは、面接担当者にも高く評価していただきました。
――最終的にパーソルキャリアに決めた理由は何でしたか。
私が求める働き方が実現できそうなことと、働いている皆さんが高い目標に向けて努力を重ねている様子を知り、その仲間になりたいと思ったからです。
面接を担当した現場のマネージャーの方と自然体で話すことができ、自分が働いている姿のイメージが持てました。面接の前日、当日まで、担当コンサルタントと徹底的に準備を重ねたことで、過度に緊張することなく臨めたのだと思っています。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
転職を具体的に考えていなくても、サイトに登録して情報に触れることは大事だと思います。私も当初は資格取得しか視野に入っていませんでしたが、サムライソウルとの一期一会があって、思いもしない選択肢が広がっていきました。
サムライソウルの担当コンサルタントは、とてもマメな方で、すぐに返信をくれて安心感がありました。私のことを思ってくれるからこそ、ときに厳しい指摘もしてくれた。転職エージェントを選ぶときは、どれだけ自分に向き合ってくれるか、をよく見極めることをおすすめします。そして、「この人と一緒に動こう」と決めたのなら、指摘を素直に受け取り、言われた通りに動いてみること。転職活動のプロが言うことなので、アドバイスを一つひとつ改善につなげていけば、必ずいい結果にたどり着くと思っています。