【マイナビへの転職vol.6】ブライダル業界からマイナビに転職
人材業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、ブライダル業界からマイナビに転職したIさんの転職体験談をお届けします。
ブライダル業界からマイナビに転職したIさんの体験記
■転職者Iさん(20代女性)のプロフィール
大学を卒業後、ブライダル企業に入社し、ウェディングプランナーを3年、広報を1年経験。2024年12月よりマイナビで内部監査業務を担当する。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学を卒業後、ブライダル業界大手の会社に就職しました。
大学では経済を専攻しており、就活を始めた当初は周りの影響もあって、金融業界や商社などを検討していました。でも、自己分析を進める中で、これまでの人生で心動いたときってどういうときだろう?と振り返るようになり、「誰かのためになっていると実感できるとき」や「同じ志を持った人たちとゴールを目指しているとき」だなと思うようになりました。思い返せば、中学高校大学と、自分が所属する組織やチームがより良くなるためにリーダーとメンバーの間をつないで動く役回りが多くありました。そうした強みが活かされる職場として、興味を引かれたのがブライダル業界でした。
前職に決めたのは、選考で出会う社員の方が、私のことを思って素直にフィードバックしてくれたからです。こんな風にフラットに意見を言ってくれる会社なら、入ってからも周りのアドバイスを吸収しながら成長できるだろうなと思いました。
入社後はウェディングプランナーを3年、広報を1年経験しました。もともと、会社という組織運営に携わる仕事がしたいと思っており、広報は自ら希望して異動させてもらいました。
――そこから転職を考え始めたきっかけはありましたか。
広報として社外の方と多く仕事をするようになり、自分の視野の狭さを痛感したからです。ウェディングプランナーのときは、目の前のお客様に喜んでいただきたいと一生懸命で、仕事内容にもとても満足していました。一方で、広報になると、競合他社と比較した自社について調べたり、経営状況を数字で見たり、外向けのインタビューをアテンドする中で経営トップの考えを知ったりと、多くの情報に触れるようになります。そこで改めて、自分の知識の無さに気付かされ、社会人としてブライダル業界の1社でキャリアを完結させていいのかなと不安に思うようになりました。より広く、社会を見れる仕事がしたいと考え、転職活動をスタートさせました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
企業を見るときの軸は2つありました。社内に幅広いキャリアパスがあり、できるだけ長く働ける環境であること。もう一つが、就活時にもあったように、誰かのために動いていると実感できる仕事をすること、でした。
営業の仕事も好きでしたが、企業がより良くなるように環境を整える仕事がしたくて、組織づくりや経営に携わるような管理部門の仕事に就きたいなと考えました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
登録した転職サイト経由でメッセージをもらったのがきっかけです。サムライソウルが出している求人に興味があり、一度話を聞いてみたいなと思って面談を申し込みました。
――面談を通して、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。
担当コンサルタントの“聞く”姿勢に、信頼感が持てたからです。
実はサムライソウルと出会う1年ほど前に、ほかの転職エージェントに話を聞いたことがありました。そのときは転職の可能性や自分の市場価値を探りたくて話を聞いたのですが、「組織づくりに携わりたい」と伝えても、「Iさんの経歴や条件だと、希望する職種は難しい」「一旦は営業で入って、その中でキャリアチェンジを目指してはどうか」と言われてしまい、希望にそぐわない提案が多くありました。サムライソウルの転職コンサルタントは、私の思いを否定したり無碍にしたりすることなく、譲れるところと譲れないところを一つひとつ明確にしていきながら、話を整理していってくれました。
職種に関して譲れないところをしっかり受け止めてくれて、「難しいかもしれないけれど、挑戦する価値はあります。求人を頑張って探してみます!」と言い切ってくれたのが頼もしく、この人と一緒に動きたいと思いました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
転職の軸を考える上で、私の幼少期から学生時代、前職の経験までヒアリングしてくれ、私が大事にしている価値観を一緒に言語化していってくれました。
サムライソウルを通じて5社を受けたのですが、最初の1社の面接を受けたとき、「なぜ管理部門など組織運営にかかわる仕事がしたいのか」の理由をうまく言葉にできなかったんです。そこで担当コンサルタントに相談したところ、これまでの人生を振り返るための面談を2~3回設定してくれて、第三者視点で私の強みを整理していってくれました。自分自身を見つめ直し、自己理解が深まったことで、その後の面接で自信を持って話せるようになりました。
面接で強みとして伝えたのは、マルチタスクをこなす力でした。前職のウェディングプランナーは、お客様との契約からプランニング、会場の当日施工などまで一気通貫で担当する仕事だったので、日々のやるべきことが多岐にわたっていました。そうしたマルチタスクの処理能力は、内部監査という職種でも活かせるのでは?とアドバイスをもらい、結果として納得のいく転職先に出会うことができました。
――最終的にマイナビに決めた理由は何でしたか。
入社後に担当する内部監査の仕事は、営業が契約を決めてきた案件内容が法律や社内ルールに則っているかを細かくチェックしていく業務です。事業領域の幅広い会社なので、内部監査の仕事を突き詰めていくこともできますし、新たな適性を見出せる職種があればチャレンジできる可能性もあります。キャリアパスの多様さがいいなと思いました。
また、もともと大事にしてきた「誰かのためになる仕事をしたい」という点で、人々の暮らしに貢献できる事業内容にも共感しました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
転職活動をするにあたり、自己分析を徹底することは大事だと思っています。
直近の経験だけに留まらず、幼少期まで振り返って、自分が今こう考えているのはなぜだろう?と突き詰めていくと、根っこにある体験や出来事が明確になっていきます。そうしてはじめて、面接でどんな質問をされても自分の言葉で答えられるようになるのだと思います。
また、転職エージェントとのコミュニケーションでは、感じた違和感を正直に伝えることを大切にしていました。薦めてもらった求人や提案内容に対して、もし納得のいかないところや分からないところがあるのなら、きちんと伝えていく。私の場合、管理部門の仕事に就きたいという思いが強かったので、それを伝えた上で理解してもらえるかどうかが、転職エージェント選びの大事なポイントでした。言いたいことが言いにくい…と思うのなら、ほかの人と比較検討してみて、相性の合う人を探すのもいいと思います。