【IT・SaaS業界への転職vol.8】DX支援・システム開発企業からエス・エム・エスに転職
IT・SaaS業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、DX支援・システム開発企業からエス・エム・エスに転職したTさんの転職体験談をお届けします。
目次
DX支援・システム開発企業からエス・エム・エスに転職したTさんの体験記
■転職者Tさん(20代男性)のプロフィール
大学卒業後、大手IT企業に入社し、品質改善に向けたデータ分析などを担当。より技術力を高めようとDX支援に特化した会社に転職したのち、2024年8月よりエス・エム・エスに入社。介護事業者向けのSaaSサービスの営業企画を担う。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後は大手IT企業に入り、自社サービスの品質改善に向けたデータ分析などを担当していました。
IT業界を選んだのは、次々と新しい技術が生まれる、変化の激しい環境に惹かれたからです。私自身、新しいことに挑戦するのが好きで、大学では未経験から体育会ボート部に所属していました。また、多くの人を喜ばせる仕事をしよう、という会社が掲げる理念にも共感し、入社を決めました。
そこで約3年、複数の部署を経験しながらデータ分析に触れたことで、「データ分析をもっと極めたい」「スキルを身につけられる環境に行きたい」と思うようになり、前職のDX支援を手掛けるIT企業に転職しました。
――IT企業を2社経験されたんですね。そこから転職を考え始めたきっかけは何でしたか。
データ分析に必要なスキルは一定身につけられたのですが、メインの業務はクライアントワークのシステム開発でした。得た技術力を活かして、もう一度事業会社で自社サービスを手掛けたいと、転職を考え始めました。
――業界や企業はどのように絞っていきましたか。
前職でSaaSのシステム開発に携わっていたこともあり、SaaS領域を中心に見ていきました。社会の生産性を上げるために、SaaSは欠かせないと思っていましたし、1社目で働いていたときから、非効率な業務に課題感を持ち、情報連携などで効率化することにやりがいを感じていました。
企業を見る際は、ユーザーファーストを掲げているか、事業をきちんと推進しているかを重視していました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
転職サイト経由でスカウトメールをもらったことでした。
クチコミでの評価も高くて、まずは話を聞いてみようと初回面談を申し込みました。
――数ある転職エージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由を教えてください。
担当コンサルタントの、相手を理解しようとする姿勢がいいなと思ったからです。
初回面談では、私のこれまでの経歴や転職理由などを聞いた上で、「つまり、こういうことですか?」と言語化していってくれました。現職への不満などネガティブなことも正直に話していたのですが、一つひとつポジティブな表現に言い代えて、「面接でこう伝えれば、転職理由になります」と具体的に提案してくれたのもとてもわかりやすかったです。面談後すぐに求人企業の紹介をもらい、対応スピードの早さにも信頼感がありました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
サムライソウル経由で10数社に書類を出し、5社の面接を受けました。
面接対策では、応募した企業の事業内容や職場環境などの現状、どんな人を求めているかといった最新の情報を共有してもらい、想定質問項目に沿って話す練習を重ねました。面接後には、企業からのフィードバックをもらい、次の面接に向けて具体的な対策ができました。
面接では、前職で得たデータ分析スキルをアピールしたほか、1社目で業務に必要だと感じた資格を複数取得したことを伝えました。どんなエピソードを話せば自分の強みを伝えられるのか、担当コンサルタントと一緒に整理したことで、自信を持って面接に臨むことができました。
――最終的に、エス・エム・エスに決めた理由は何でしたか。
エス・エム・エスは、介護・医療領域で多様な情報サービスを展開している会社です。
少子高齢化社会では確実にニーズのある成長業界であり、社会貢献性の高さが魅力でした。また、事業会社として自社サービスを推進していこうという経営陣の強い思いが、私の転職活動の軸とマッチしていて、入社の決め手になりました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
転職活動では自分の軸をぶらさないことが大切です。
活動を進めていくと、いろいろな企業の情報が入ってきて、揺らぐことがあるんです。私の軸は、「事業を推進していくことを叶えられる環境」でしたが、途中で年収の高いコンサルティングファームに魅力を感じて流されてしまいそうな自分がいました。
そもそも転職活動を始めた理由は何だったのか、現職と違う環境で何を実現したいのか。常に原点に立ち戻れるように、しっかりと言語化しておくことが大事だと思います。