1月入社の転職を目指すメリットデメリットは?ポイントとともに解説

転職をしたいと思っている方は、応募先の企業への入社のタイミングをどのように考えているでしょうか。もちろん、現在働いている職場の都合や退職に適したタイミング、また企業が採用活動を行う時期にも左右されますが、できれば自身の希望も通したいものです。

そこで、今回の記事では、1月入社の転職を目指すメリットとデメリットを、ポイントとともに具体的に紹介していきます。また、1月入社を目指すための転職はどのような流れやスケジュールで行うのが良いのか、さらに1月入社を成功させるためのポイントや1月入社の転職活動でよくある質問なども解説していきます。

転職で1月入社をしたいと考えている方、1月入社を目指す場合の転職の流れについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1月入社を目標にしたときの転職活動時期は?

一般的に、転職活動にかかる全体の期間は4〜5ヶ月程度かかります。そのため、1月入社を目標にしたときの転職活動時期は、8〜9月あたりから開始するのが目安となります。

企業が中途採用の求人を増やす傾向にあるのは、新年度の体制強化を狙う2~3月、および下期に向けた採用を行う8~9月です。そのため、1月入社を目指した転職であれば、ちょうど求人が増える8〜9月に求人を探せます。しかし、スムーズに採用に至った場合、前倒しで12月中に入社を求められる可能性もあります。前倒しで入社できない場合や、どうしても1月に入社したい場合は、必ず応募先の企業に伝えましょう。最終面接で入社日を聞かれることが多いので、理由と合わせて答えてください。

1月入社をする場合の転職の流れ

1月入社を目指す場合の転職のモデルスケジュールは、下記の通りです。

9月 自己分析

情報収集

応募書類作成

10月 応募企業の選定・応募

SPIや筆記試験の準備と受験

面接対策

面接 主に1次面接

11月上旬 ※新たに面接企業を増やした方が良い場合は追加応募

面接 主に2次面接~最終面接

11月中旬~下旬 内定獲得

退職の意思表示

12月 後任への引継ぎ

退職手続き

有給消化

1月 転職先企業に入社

9月下旬から10月上旬あたりに自己分析や企業の情報収集をしっかりとこなし、求人を探していきましょう。自己分析が終わり、ある程度応募したい求人が絞られてきたら、応募書類の作成に移ります。10月中から求人への応募を行い、複数回面接を受けられればベストです。

最終面接から数日以内に内定が出るのが一般的なので、順調に進んだ場合、11月中に内定を得られます。内定をもらった後は、現在仕事をしている方は今の職場に退職をしたい旨を申し出ます。12月中に退職の手続きや後任への仕事の引継ぎを行い、退職をするという流れです。

1月入社を目指して転職をするメリット

ここからは、1月入社を目指して転職をするメリットをさまざまな面から解説します。自分の希望と以下のメリットが合致するか、1つ1つチェックしてみましょう。

仕事や気持ちの区切りをつけやすい

12月は年の終わりで年末休暇もあるため、年末で一区切りとなる業務やプロジェクトも多くなるでしょう。そのような場合、転職に向けて仕事や気持ちの区切りをつけやすくなります。さらに、年末は忘年会などの社内イベントも多く行われます。前職の仲間にしっかりとあいさつできて、普段は一緒に仕事をしなかったような人とも最後に交流できます。

また、年末年始休暇を使って、プライベートでも気持ちの切り替えができるのもメリットです。新しい職場環境で自分の力をきちんと発揮するためにも、年末年始の休みを利用してリフレッシュすることが大切です。また、この時期を新しい仕事で必要なスキルの勉強にあてても良いでしょう。

冬ボーナスをもらってから転職できる

1月入社を目指す大きなメリットの1つが、前の会社で冬のボーナスをもらってから転職できるという点です。気持ちの切り替えというメンタル面での理由ももちろん大切ですが、仕事をする以上、金銭面も考えなくてはなりません。

各企業によってボーナス支給のタイミングは異なりますが、12月に冬のボーナスが出る企業は多いのではないでしょうか。その場合、12月の冬のボーナスをもらった上で退職し、1月に新しい企業に入社するのは良い判断といえるでしょう。

ただし、企業によっては、退職の意思を伝えたことで冬のボーナスが減額される可能性もあるので、注意が必要です。ボーナスの支払い規定は就業規則で確認できます(○月○日時点で会社に在籍しているのが条件など)。

一般的には、ボーナスが支給された少し後に会社に退職の意向を伝えて、退職の交渉に入るのが無難といわれています。ボーナスを満額でもらいたい人は注意しましょう。

採用を強化している企業もある

企業によっては、10月〜11月に採用を強化している場合もあります。上期に目標とする採用数を確保できなかった場合に補充のために採用を増やしたり、急な欠員補充や新規プロジェクトへの人員確保をしたりなど、即戦力となる人材を中途採用で獲得しようとする動きがあります。

1月入社を目指すなら、求人への応募をするのは10月〜11月頃になるので、さまざまな企業の中から自分に合った求人を見つけられるでしょう。ただし、求人が増えればそれだけライバルも増えます。転職を成功させるには、自己分析や選考対策が重要になります。

会社に馴染みやすい

気持ちの切り替えがしやすい、冬のボーナスをもらってから転職できるなどの理由から、1月入社を目指す転職希望者は多いです。そのため、中途採用といえども、1月入社の同期がたくさんできやすいというメリットもあります。 

また、同期が少なかった場合でも、1月は新年会やチームの顔合わせなどのイベントが多数あり、交流の機会が多い時期でもあります。先輩や他のチームの人とも話す機会が多いので、会社に馴染みやすくなるというメリットがあります。

1月入社を目指して転職をするデメリット

これまでに解説した通り、1月入社を目指して転職をするメリットはさまざまですが、もちろんデメリットもあります。1月入社を目指して転職する場合は、以下のポイントに注意しましょう。

引継ぎのスケジュールを立てておく必要がある

1月入社を目指して転職をする場合、12月に自分の後任への引継ぎを行うことになります。しかし、12月は年末年始があるため、まとまった休みを取る人も多いです。後任が早めに休みを取ってしまって引き続きの時間が十分に確保できなかった、ということがないよう、あらかじめスケジュールを確認・調整しておきましょう。

また、12月は勤務日数が少なく、年末に向けて通常業務が忙しくなることもあります。引継ぎやマニュアルの作成に時間を割けない可能性もあるため、スケジュールをきちんと立て、早め早めに準備するようにしてください。

夏ボーナスを満額受け取るのが難しい

一般的に、企業における夏のボーナスの算定期間は、10月から3月までであることが多いです。そのため、1月入社の場合はその期間を満たすことができず、転職後の最初のボーナス(夏のボーナス)を満額で受け取ることが難しくなります。

転職先のほうがボーナス金額が高い場合は、今までの職場でもらえるボーナスよりも、転職後のボーナスを優先したほうが良いかもしれません。

1月入社を成功させるためのポイント

続いて、1月入社を成功させるためのポイントを2つ紹介していきます。

  • 余裕を持ったスケジュールを立てる
  • 転職エージェントを利用する

順番に見ていきましょう。

余裕を持ったスケジュールを立てる

転職活動は、必ずしも思った通りに進むとは限りません。そのため、入社時期を自分で決めている場合は、後で慌ててしまわないように、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。慌てている状態で転職活動を進めると、思わぬところでミスをしたり、入社を決めてから「もっとよく考えて決めれば良かった」と後悔してしまったりする可能性があります。

さらに、忙しくなる年末年始は、早めに引継ぎの準備を進めなければいけません。そのためには、早めに転職先を決めて退職の意思を伝え、手続きなども早めに進めることが大切です。

転職エージェントを利用する

仕事を続けながら転職活動を行う場合、うまく両立できないケースもあるでしょう。また、転職の進め方に不安を感じることも少なくありません。

そのようなときは、転職エージェントに相談してみましょう。転職エージェントは最新の市場動向を把握しているため、希望する業界や企業は1月入社に積極的か、どのような戦略で転職活動を進めていけば良いのかなどについて、的確なアドバイスをしてくれます。

また、転職エージェントに在籍するキャリアコンサルタントは、企業の人事担当者などとのつながりもあります。求人情報を見ているだけでは分からない、その企業の雰囲気や本当に求めている人材などについても、転職エージェントからのアドバイスで把握できるのです。

転職エージェントについて詳しく知りたい方は、「転職エージェントの上手な使い方は?最大限活用できる方法を解説」の記事をご参照ください。

1月入社の転職活動でよくある質問

最後に、1月入社の転職活動に関してまだ疑問が残るという方のために、よくある質問とその回答をまとめました。

1月入社の場合に源泉徴収票は必要?

1月入社の場合、源泉徴収票の提出の必要があるかどうか悩む方もいると思います。源泉徴収票は、1月に前月分の給与支払いがある場合には必要です。前年中にすべての給与支払いが完了していれば、源泉徴収票は不要となります。

つまり、2024年1月入社の場合、2024年1月に2023年勤務分の給与支払い(翌月払いなどの理由から)があるのであれば、提出が必要です。2024年1月に前職からの支払いがない場合は、提出する必要がありません。

転職先に入社する際には、源泉徴収票以外にも、年金手帳や扶養控除等申告書などのさまざまな書類の提出が求められます。企業やご自身の状況によって異なるので、内定先に必ず確認をし、早めに準備をするようにしましょう。

1月入社の転職は何日から働く?

1月入社の場合、入社する企業の年始休暇明けから働くのが一般的でしょう。働き始める日が決まっている企業であれば、求人情報に記載されていることもあります。求人情報に記載されていないとしても、面接の際や入社に関する話をする際に直接指定されるでしょう。日付を間違えないためにも、必ず確認するようにしてください。

入社日の交渉はどうやってすれば良い?

入社日の交渉で重要なのは、「よく分からない」「まったく決めていない」などのあいまいな回答をしないということです。応募先企業も入社日を決めるのが難しくなりますし、そのような回答をすると「本当に入社する気があるのか」と疑われてしまう可能性もあります。

具体的な日付まで回答する必要はありませんが、大まかな時期は答えられるようにしましょう。

仕事をしている場合、現職の退職手続きや引継ぎの作成などにも時間がかかるので、1~2ヶ月程度を見込んでおくと良いでしょう。企業側としても、ある程度の期間が設けられていれば、転職者を余裕を持って迎え入れるための準備ができます。

入社日の交渉の際には、「就業規則により、退職は◯ヶ月前の告知と定められていますので、◯月初旬より就業可能な見込みです」のように、現職の就業規則などの理由とともに答えられるとベストです。

ただし、急な募集の場合は、内定から1ヶ月以内に入社することを求められるケースもあります。そのようなときに「2ヶ月程度空けてほしい」と伝えてしまうと、内定がもらえない可能性もあります。余裕を持った求人なのか、急な欠員補助なのか、応募や面接の際に確認するようにしましょう。

1月入社を目指した転職ならサムライソウル

1月入社を目指した転職はさまざまなメリットがある一方で、年末年始を挟むことから現在の仕事が忙しくなるなどのデメリットもあります。このことから、うまく転職活動を進められるか不安になる方もいるのではないでしょうか。

そのようなときは、ぜひサムライソウルにご相談ください。サムライソウルでは、豊富な経験と知識を持つ転職コンサルタントが多数在籍しています。1月入社を目指した転職を成功させるための予定の立て方や応募書類の作成、応募先の企業に合わせた入念な面接対策など、転職活動の全体を丁寧かつ手厚くサポートします。転職についてプロに相談したいという方は、ぜひ「相談フォーム」からサムライソウルにお問い合わせください。

まとめ

今回の記事では、1月入社の転職を目指すメリットとデメリット、1月入社を目指した転職の流れやスケジュールを具体的に紹介していきました。

1月入社の転職を目指す場合は年末年始を挟むため、早めの引継ぎなどを踏まえた上でのスケジュールの調整などが重要となります。退職の手続きや引継ぎなども考慮しなければならず、一人で転職活動を進めることに不安を感じる人も多いでしょう。

そのようなときは、ぜひサムライソウルのご利用をご検討ください。1月入社を目指すみなさまの転職活動を成功に導くため、コンサルタントが丁寧に寄り添いサポートします。

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