【リクルートグループへの転職vol.60】食品メーカー営業職からリクルート住宅領域に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、食品メーカー営業職からリクルート住宅領域に転職したYさんの転職体験談をお届けします。

 

食品メーカー営業職からリクルート住宅領域に転職したYさんの体験記

■転職者Yさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、食品メーカーに入社。営業職を約7年経験後、2023年7月よりリクルートに入社し、住宅領域の新規法人営業を担当(予定)。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、食品メーカーに入社し、営業職を約7年担当しました。

食品メーカーを選んだのは、生活に身近なものの方が仕事のイメージがつきやすかったからです。ビジネスの基礎力をつけるなら営業職かな…と漠然とした思いのまま営業を希望しましたが、やったことが数字に反映されるのでモチベーションを保ちやすく、自分には合っているなと感じました。

――そこからなぜ転職を考えたのでしょう。

もともと、1社目で満足のいく成果を出せたら次の環境にチャレンジしようと考えていました。その指標の一つが“全社MVP”だったのですが、大手外食チェーンを担当していた7年目にその目標を達成することができました。

自分なりに「やり切った」という感覚もあり、それまで培ってきた営業経験を生かして、ほかの業界や領域でも力をつけたいと考えました。

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

同じ営業でも、無形商材の法人営業に挑戦したいと考えていました。前職の食品メーカーは、自社製品がお客様のニーズとマッチすれば受注につながり、営業成績は商品自体に依存していました。無形商材の方が自分の提案力を反映させられ、営業として、より「自分だから買っていただけた」と実感できるのではないかと思ったんです。

リクルートは「無形商材×法人営業」で、自分がやりたいこととマッチしていましたし、営業を経験したあとにほかの職種にチャレンジできる可能性も多いのではないかと考えました。今後、キャリアの選択肢を広げていく上でも、魅力的な環境だと感じました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

転職サイト経由で、スカウトメールをいただきました。

サムライソウルのことは、「リクルートに強い転職エージェント」として名前は知っていました。「気になっていたところだから、話してみようかな」と軽い気持ちで初回面談に進みました。

――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

転職活動を始めたばかりの頃に、リクルートの他領域を受けたことがあったんです。でも、自分のことを全然言語化できていないまま面接に進み、最終面接で不採用になってしまいました。

自主応募で動いていたので、何をどう改善すればいいか分からず、転職エージェントのプロの意見を聞いてみたいと思っていました。そんなときにサムライソウルの担当コンサルタントと出会い、一緒に仕事の棚卸しをしてみたら、自分では気づけなかった視点をたくさんいただくことができました。自分一人にきちんと寄り添って対応してくれるところにも信頼感があり、お願いしようと決めました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな面接対策を重ねていきましたか。

Web面談を5~6回設けていただき、まずは、これまでの営業経験をどうアピールすべきかを整理していきました。

サムライソウルに出会うまでは、“営業として力を入れたこと”として「自社商品の魅力をいかに伝えるかに注力した」とアピールしていました。でも、担当コンサルタントからのアドバイスは、「リクルートに訴求するのなら、『お客様の業務改善や売上アップに貢献するために、自社商品を提案した』という、お客様視点が大事」ということでした。

無形商材を扱うからこその視点に気付かされ、アピールポイントを大きく変えることができました。

面談の中では、面接対策としてロープレも何度もしていただき、話すべき内容や話す順番、話し方のアドバイスも具体的でした。

以前は、だらだらと長く話すクセがあったのですが、担当コンサルタントとやりとりを重ねたことで、ポイントを絞って論点を組み立てられるようになりました。具体的には、「営業として向き合ったお客様の課題は何か」「その背景に何があったか」「解決に向けてどうアプローチしたか」を整理し、相手に伝わりやすい内容になっていったと思います。

――リクルートに強いサムライソウルならではのサポートはありましたか。

スケジュール調整では、かなり柔軟に動いていただきました。

実は、サムライソウルでリクルートの選考を受ける段階で、すでに選考が進んでいた他社から内定をいただいていたんです。内定承諾の期限が迫っていた中、「リクルートと比較検討できた方が納得感のある決断ができるはず」と、1週間で一気に面接のスケジュールを組み、スピード内定に向けて、リクルート人事の方にも無理を言っていただきました。

2回の面接では「合否連絡を翌日にください」と交渉していただき、すぐに次のステップに進めるよう回答を急いでいただきました。さらに、本来は内定をいただいてから設定するはずのオファー面談を、最終面接の前に「先に日程を確保しておいてもらいましょう」と調整してくれたんです。

おかげで、リクルートと他社のどちらに転職すべきか、悩み抜いて結論を出すことができました。

――リクルートの住宅領域に決めた理由は何でしたか。

2社とも無形商材×法人営業という軸で、自分がやりたいこととマッチしていたので、最後まで悩みました。決め手は、リクルートの住宅領域はまだまだサービスを拡大していく段階にあり、新規事業立ち上げに携わる機会が多いところでした。

新規事業開発の経験を積むことで、これからのキャリアの幅が広がるのではないかと考え、入社を決めました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

自分で自分の能力を決めつけないでほしいな、と思っています。

「自分の経歴では、△△社は無理だろう」とか「この実績では、**職は難しいのでは」と、動き出す前から可能性を狭めてしまうのはもったいない。自分はどんなキャリアを重ねたいのか、どんな経験を積みたいのかを純粋に考えて、挑戦していってほしいです。

そのプロセスで、転職エージェントなど第三者にアドバイスをもらうことも大事だと思います。自分だけでは見えてこない自己分析の新しい視点をもらえたり、強みが見えてきたりと、プロの目が入ることで多くの発見があります。何社か、何人かのコンサルタントと会って比較検討しながら、親身になって伴走してくれる人に出会ってほしいです。

 

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