リクルートのSPIを徹底解説!〜その①SPIの基本と活用法〜

こんにちは、サムライソウルの粕谷です。

就職・転職の適性検査SPIについて、2回に渡ってお届けします。
第1回目の今日は、SPIとは?という基本的なお話から、企業におけるリアルな活用法までお伝えします。

また非常に重要なことなので、冒頭で言わせて頂くと、SPIを甘く見ると、あっけなく不合格になってしまい、面接に進む前に、選考終了となってしまいます。
いわゆる有名私大の早慶卒の方たちも、SPIで不合格になるのを何度も見てきたので、これを見ている方にはその失敗を回避して頂きたいと思います。

SPIに不合格する理由はいくつかありますが

・新卒の就活の時に勉強してやったから、大丈夫だと思った。
・全然問題が終らなかった。
・ネット環境が悪くて、途中でフリーズしてしまった。(※この場合は、再度受験することは可能な場合があります)

などですが、SPI対策について詳細は口述しますが、内定率を高めるだけではなく、内定時のオファー年収をも左右する要素の1つにもなっているので、油断せずにしっかりと準備していきましょう。

■SPIって?

SPIは、年間利用社数11,100社・受検者数181万名。日本の採用活動で最も利用されている適性検査です。
早期離職の予防や未経験者採用に適性検査を活用する企業が増えています。
SPIの結果次第では、面接の足切りとなってしまう場合もあり、今や転職活動においてSPI対策は最重要といっても過言ではありません。

■企業がSPIを実施する目的

「SPI-3G」は転職者向けのテストです。基礎能力検査と性格検査で構成され、基礎能力検査では言語(国語)と非言語(数学)が出題されます。

・選考の初期段階で活用
企業は、面接に呼び込む人数を絞る基準、つまり足切り基準としてSPI3を活用しています。限られた時間のなかで、精度高く“いい人材”を面接に呼び込むという企業の意図があるのです。

・性格検査で決まる面接の内容
性格検査の結果を参考にすることで、企業側はより効果的な質問を面接ですることができます。「面接で具体的にどこを掘り下げて聞くべきか」「自社の社風に合うか」といったことを判断しています。

・入社後の新人育成にも
入社者一人ひとりへの効果的なマネジメントの仕方がわかるため、入社後の育成にも利用されています。また、性格検査では「どのようなポジションに適性があるか」というようなこともわかるため、入社後の配属の際に利用する企業もあります。

実際、リクルート各社では、面接の足切り基準、組織風土文化や職務適応の判断、入社後の配属、求める人物像の設定など様々な場面でSPIを活用していたとリクルートの元人事マネージャーは語ります。

リクルートでは、達成意欲の高い人・活動意欲(特に身体的活動性)が高い人、物事を継続・持続する力のある人が、組織風土や職務に適応しやすく活躍できる可能性が高いため、その判断にSPIが活用されています。

配属先を決める際には、本人のSPI結果に加え、上司にあたるリーダーや同僚の結果も参考にされます。
また、新しい部署で採用ニーズが出た際には、ハイパフォーマーのSPIを見て、どんなタイプの人物が活躍できそうなのか要件を決めていきます。

■SPIの受験形式

従来、SPIはペーパーテストのみで実施されてきましたが、近年はテストセンター・WEBテスティング・インハウスCBTといったパソコンで受ける受験形式が主流になってきています。中でも、テストセンターとWEBテスティングが全体の9割を占めます。
テストセンター受験は、日本全国に用意されている会場に出向いてパソコンで受けます。
出題される問題はあらかじめ決められたものではなく、受験者のレベルに合わせてコンピューターによって選ばれます。
東京には御茶ノ水ソラシティ会場しかありませんが、テストセンター受験は、1年以内であれば、前回受験した結果を何度も使うことができます。
また、会場内に持ち込める荷物には制限があり、筆記用具は会場で貸し出されたものを使用し、電卓は使用できません。

WEBテスティングは、自宅のパソコンで受ける受験形式です。テストセンターでは筆算が前提ですが、WEBテスティングでは電卓の使用が認められています。
それぞれの形式は見た目の違いだけではなく、出題内容や出題範囲も違います。受ける受験形式に合わせた対策が必要です。

■テストセンターって?

テストセンターの基礎能力検査では、受験者の解答状況によって難易度や出題数が変わります。つまり、検査内容は人によって違います。
基本構成は以下のようになっています。

・性格検査(約30分):テストセンターの予約をする際に、自宅パソコンなどで行います。
・基礎能力検査(約35分):言語と非言語で構成されます。

上記2つが基本ですが、受験企業によってはこの他に「英語検査」や「構造的把握力検査」が課される場合がありますので、受験前に確認しておくことが必須です。
また、所持品の持ち込みに厳格な規制があり、計算用のメモ用紙数枚と筆記用具が入場時に渡されます。WEBテスティングやペーパーテストとは違い、電卓の使用はできませんので、メモ用紙の活用と筆算に慣れておきましょう。
さて、テストセンターで高得点を取るにはどうしたらいいのでしょうか。

それは、「速く正確に問題を解くこと」です。
「組問題」を意識して問題を解くことが問題の正答率と回答速度を上げるカギとなります。

■組問題

組問題とは、「小問が複数ある1セットの問題」のことです。SPIでは、同じ設定で2~4問程度が続く組問題が多く、1組ごとに制限時間が設定されているため、既出の数値や設定を使いまわすことが大切です。一度、次の問題に進むと前の問題には戻れないことも注意しておきましょう。

■速く正確に問題を解くために

・メモ用紙をうまく活用し、解答するうえで必要な数値やポイントを書き出して整理しましょう。
・WEBテスティングやペーパーテストとは異なり電卓が使用できません。筆算に慣れて計算スピードを上げることも重要です。
・未回答は避けましょう。テストセンターでは制限時間を過ぎると、未回答のまま次に進んでしまいます。また、テストセンターにおいては、「回答数のうち、どれだけ誤答したかの割合」である誤謬率は問われないので必ず回答はしましょう。
・どうしてもわからない問題はとりあえずで回答
テストセンターでは組問題だけではなく、全体にも制限時間が設定されています。わからない問題や、普段から苦手な問題は、「正解に近そうな選択肢」にあたりを付けて回答しましょう。

■WEBテスティング

WEBテスティングとは、自宅のパソコンで受験する形式のSPIです。基本的な仕組みはテストセンターと同じで、大きく異なるのは以下の3点です。

①電卓の使用が可能。
使用可能というよりも、むしろ前提となっているため、テストセンターよりは計算自体が複雑になっていることもしばしばです。電卓を使いこなせるように練習しておきましょう。

②出題範囲
テストセンターとは出題範囲が異なります。頻出度に合わせた効率的な対策が大切です。

③入力形式の問題
テストセンターでは選択形式の問題がほとんどですが、WEBテスティングでは非言語の問題の多くが入力形式です。

■合格ライン

企業によって合格ラインはまちまちですが、弊社は企業と密に連絡をとっていますので、それぞれの合格ラインを把握しています。また、SPIの成績が良いと面接官の心証も良くなるので、高得点を狙いましょう。

■非言語は中学生レベル…!?

SPIの非言語試験に苦手意識を持つ人はとても多いです。その多くは学生時代から数学が得意ではなかった方です。
しかし、SPIで出題される問題は、中学生までの数学の知識で解けるものがほとんどです。問われているのは、専門的な知識や特殊な能力ではなく、社会人として働くうえで必要な基礎能力ですので、きちんと対策を行なえば、「問題を解く」ことはすぐにできるようになります。それよりもSPIはいかに「速く解くか」がカギとなります。
テストセンター式はその性質上、受験者によって問題数と問題の難易度にバラつきがありますが、1問あたり、およそ10秒~2分の間で解かなくてはいけません。速く解く訓練として、とにかく問題数をこなして問題に慣れるというものがありますが、時間のない社会人にとってはSPIに割ける時間は限られています。そのため、【問題の頻出度・習熟度、受ける企業が採っている試験方式】に合わせた個別の対策が大切です。

■性格検査

SPIの性格検査では、企業の風土や働きかたに受検者が適しているかが診断され、ペーパーテストやwebテスティングなどの方式による違いはありません。
企業は入社後のミスマッチを防ぐために、性格検査の結果を、「いかに自社の求める人物像に近いか」という事を判断する、客観的な指標とします。
そのため、【応募企業を知ること】、とりわけ求める人物像を研究することが性格検査における唯一の対策法といえます。ただし、性格検査で嘘をつくことは推奨しません。なぜなら、300近い質問数の中で矛盾が生じてしまったり、性格検査の結果と面接での印象との間で齟齬が生じたりする可能性が高くなるからです。

次回は、例題を挙げながら、問題のタイプ別に基本的な解き方を解説します!

SPIって?〜その②これだけは押さえておこう!例題解説!に続く。

■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。

(1)リクルート出身者だからこそお話できること

―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?

実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。

(2)リクルート社内の豊富なネットワーク

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。

(3)最短距離での転職をお手伝い

リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
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