志望理由に多い「リクルートで営業力をつけたい」は本当に叶うのか?

こんにちは、サムライソウルの粕谷です。

今日はリクルートの転職希望者に多い志望理由「営業力をつけたい」について詳しくお伝えしたいと思います。

リクルートへの転職理由NO.1「営業力をつけたい」

営業系でリクルートへの転職を希望している人に一番多い志望理由は「営業力をつけたい」です。
リクルート=営業の強い会社というイメージが根強いのですが、実際、リクルートに入社することで営業力はつくのでしょうか?

私自身の考えをお伝えしたいと思います。

リクルートの営業が売るものは?

リクルートの営業は自社メディアに掲載する「広告」を売るのが基本です。
広告というものは例えばパソコンのようなハード(有形)ではなくソフト(無形)なので、クライアントに買ってもらい、納品されるまでどんなアウトプットが出てくるのかわかりませんし、得られる結果も掲載してみないことにはわかりません。

つまり、「広告掲載による効果の期待」を売っているというわけで、営業難易度が非常に高いんです。

若手の頃はみな「広告枠」を売ろうとし、なかなか売れません。
これを社内では「箱売り営業」と揶揄されます(笑)

冷静に考えると、効果が出るか出ないかわからない広告の枠なんて、不確定要素が多すぎて自分が担当者だとしてもよほど切羽詰っていない限り買いたくないですよね。

ここで若手はだいたい壁にぶち当たり、先輩の営業スタイルを見ると彼らは「広告枠」を売っていないことに気づきます。

まず、顧客が抱えている課題を徹底的に見つけにいきます。
(言葉にすると簡単ですがそう簡単に課題は見つからないので懐をさらけだしてもいいと思える人間関係を築けるかが大切になってきます)

課題を見つけたらそれを解決するためのソリューションを考えて提案するのですが、そのソリューションの一つに「広告」が適していたら、それを提案しますし、「広告」が適していなかったら提案はしません。

売るもの

上記でも少し触れましたが、ソリューションによっては広告を売らないケースもあります。
・・・厳密にいうと、ソリューションに「広告」で解決できるように徹底的に考えるのですが、効果が期待できない、またはロジックが全然通っていない場合は、それを提案することで顧客の信頼を失ってしまうので、無理やり「広告」を提案しないのです。

また「広告」で課題を解決できない場合は、「企画商品」という、完全にゼロベースで作る商品を売ることもあります。

例えばリクルートキャリアの新卒事業の営業であれば採用ホームページ、パンフレット、説明会のコンテンツ、ムービー…など既存の商品でないものも作って売ることができます。
(もちろん、エントリーポイントとしてリクナビを売ることは重要ですが)

出口の商品が無限にあるので、顕在化しているニーズを拾っているだけでは商売が全く広がらないんですよね。
必然的に潜在ニーズも含めて把握し、大きな絵を描いてソリューションを提案することが売りを伸ばす秘訣になります。

リクルートでは伝説として語り継がれる営業エピソードがごろごろとありますが、そのエピソードに触れると「そこまでやるのか!」と感動すら覚えることが多々あります。

そのような環境下で仕事すると営業力、鍛えられそうですよね!

実際に私もリクルートで鍛えた営業力を駆使して今、起業して事業の運営をしています。
社会人基礎力ともいえる営業力を鍛えたいという方がいれば是非ご相談ください。

■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。

(1)リクルート出身者だからこそお話できること

―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?

実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。

(2)リクルート社内の豊富なネットワーク

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。

(3)最短距離での転職をお手伝い

リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
相談を希望される方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

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