【リクルートグループへの転職vol.73】建設機器のリース営業からリクルート住宅領域(スーモカウンター)に転職
リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、建設機器のリース営業からリクルート住宅領域(スーモカウンター)に転職したOさんの転職体験談をお届けします。
目次
建設機器のリース営業からリクルート住宅領域(スーモカウンター)に転職したOさんの体験記
■転職者Oさん(20代女性)のプロフィール
大学を卒業後、建設機器のリース販売を手掛ける会社で営業を約2年半経験。産休・育休を経て転職活動をスタートし、2024年5月よりリクルート住宅領域(スーモカウンター)に入社。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後は、建設機器のリース販売を手掛ける会社に入り、営業を約2年半担当しました。
建設業界に興味を持ったきっかけは、学生時代に行ったスペイン留学でした。世界文化遺産のサグラダ・ファミリアを見て、建築物に心奪われるという初めての体験をしたんです。こんな風に人の心に残る建築物を作れる人ってすごいな…と興味を持つようになり、建築や建設に携わる仕事に就きたいと考えるようになりました。
ただ、大学で建築やデザイン、土木を学んでいたわけではなかったので、“作る人”になるのは難しいと考えました。地元で就職できる建設関連の仕事を…と探していく中で、前職を知り、入社を決めました。
前職では、建設機器の中でも、最新のICT(情報通信技術)を搭載した建機を担当。建設会社の経営者や工場の現場監督にリース提案をしていました。建機の導入と合わせて、現場のDXを提案する機会も多くあり、間接的に“ものづくり”に関わっている面白さを感じていました。
――そこから転職を考え始めたきっかけは何でしたか。
入社3年目で妊娠・出産し、産休・育休を取得しました。そこで、子育てと両立しながら以前と同じように働くのは難しいだろうと感じるようになりました。
リースの提案営業では、朝早くから現場に行くことが多く、家を朝6時に出て外回りを終え、帰宅が22時ということも少なくありませんでした。営業職での復帰が難しければ、より柔軟に働ける内勤の事務職に異動できないか。そう会社に相談しましたが、職種転換は難しいと言われてしまいました。
育休から復帰した女性の先輩社員からも、「両立は大変」「報われないことが多い」と聞いていましたし、年功序列の制度が根強い社風で、キャリアアップが期待できない点にも不安がありました。ほかに、もっと働きやすい環境があるのではないかと、まずは転職市場の情報収集から始めてみることにしました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
業界や仕事にはこだわりがなく、“子育てと両立して働きやすいところ”という観点で探し始めました。当初は、いいところがあれば動いてみようという程度で、転職意向度はそこまで高くなかったかもしれません。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
登録していた転職サイト経由で、スカウトメールをもらいました。
転職活動をどう進めればいいのかもわからなかったので、メールをもらった転職エージェントとはすべてお会いしようと思い、サムライソウルを含む計5社の面談を申し込みました。
――初回面談を通じて、サムライソウルのどんなところが決め手となりましたか。
サムライソウルの担当コンサルタントが、私と同じように育休中に転職活動をした経験があり、親近感がありました。
また、私の転職の条件には、“地元から離れずに働けるところ”という譲れない点があり、選択肢が限られていました。そのためか、ほかの転職エージェントでは、「地元の県内ではなかなか見つからないと思うので、現職に復帰したほうがいい」と言われ、紹介に進まないところばかりでした。サムライソウルの担当コンサルタントは、「難しい条件ですが探してみます」と向き合ってくれ、スーモカウンターのほかに、リモートワークで働けるホットペッパービューティーの契約社員のポジションも紹介してくれました。私が描く働き方を理解して提案してくれる姿勢に、「この人と一緒に動いていきたい」と思いました。
――リクルートはもともと志望していたのでしょうか。
リクルートのことは知っていましたが、「そんな大きな会社に受かるはずがない」と思っていて、志望候補には入っていませんでした。たまたま、地元でライフワークバランスを大事にしながら働ける環境として提案されたのが、リクルートの2つのポジションだったんです。せっかく応募のチャンスがあるのならやれるだけやってみよう、受からなくてもいい経験になるはずだ、と軽い気持ちで受けてみることにしました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。
リクルートの“深掘り面接”に対応できるようにと、毎日のように対策の時間をとってもらいました。まずは、想定質問項目にそって回答文面を作成し、添削してもらった上で、オンライン上で模擬面接のように質疑応答のやりとりを重ねました。
前職では、お客様に商品の理解を深めていただけるようにパンフレットに補足資料を自作してお持ちしたり、勉強会やデモンストレーション会を自ら企画したりと、自ら考えて動くことが多くありました。そうしたエピソードから、リクルートに入社後も、一人ひとりのお客様の立場に立って動けることを伝えようと工夫していきました。
担当コンサルタントからは、「伝える内容はいい」と言われたのですが、ゆっくりダラダラと話してしまうクセを指摘され、結論からロジカルに伝える話し方に変えるよう徹底されました。話し方のクセ、振る舞いから伝わる印象などは、自分ではなかなか気づけないところです。私を客観視してくれる第三者と一緒に対策したからこそ、改善して面接に臨めたと思っています。
――サムライソウルはリクルートへの転職サポート実績が豊富です。その強みはどんなところで感じられましたか。
担当コンサルタントと人事担当者との距離の近さを感じていました。
スーモカウンターの人事担当者からは、SPIを受ける前の書類選考の段階で「早くお会いして話したい」と言っていただけたそう。選考フロー前に、そうした会話ができているんだと驚きました。
面接の前にも、人事担当者が気になっているポイントを教えてもらえたので対策ができましたし、面接後には企業からのフィードバックを共有してもらいました。「〇〇についてもっと知りたかったと言われているので、次はこの部分を詳細に伝えましょう」などとアドバイスをもらい、具体的に準備を進めることができました。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
私は、出産・子育てというライフイベントを経て、仕事や働き方について悩み始めました。同じように、生活環境が変わったことで「このまま今の仕事を続けていけるのか」とモヤモヤを抱えている人は多いのでは。悩んでいるのなら、転職をするかどうかは別にして、情報収集だけでも早くするに越したことはないと思います。
そして、転職エージェント選びでは妥協しないことが大事です。多くのコンサルタントに会った上で、自分の意向や思いを汲んでくれる方にお願いするといいと思います。