【IT・Saas業界への転職vol.12】医療機器メーカーからベネッセコーポレーションに転職

IT・Saas業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、医療機器メーカーからベネッセコーポレーションに転職したEさんの転職体験談をお届けします。

 

医療機器メーカーからベネッセコーポレーションに転職したEさんの体験記

 ■転職者Eさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、人材コンサルティング会社に6年勤務。その後、外資系医療機器メーカーの営業職に転職。2025年2月よりベネッセコーポレーションに入社し、社会人教育領域の営業を担当する。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は人材コンサルティング会社に入社し、オーナー経営者に対する顧問紹介など人材マッチングの提案を約5年担当しました。その後は人事系の新規事業立ち上げを約1年経験しました。

学生時代は、自分が将来何をやりたいのか、社会に出る前に決めるのは難しいと感じていました。ただ、「社会人として早く実力をつけたい」という思いだけは明確で、経営者や大手企業の役員クラスの方を相手に営業経験が積める、1社目の業務内容に魅力を感じました。

その後、有形商材を扱う営業のスキルを身に付けたいと考え、外資系医療機器メーカーに転職。最先端の医療機器の新規営業や既存顧客との関係構築に約3年携わりました。

 

――1社目からの転職を考え始めたきっかけは何でしたか。

 30代が目前に迫った頃、「自分の人生やキャリアはこのままでいいのか」と考えるようになったんです。将来はさまざまな企業の課題解決に貢献できる人材でありたい、という思いが強く、そのためには無形商材だけでなく、有形商材も経験し、営業としての幅を広げておくべきではないか、と考えました。そこで選んだのが、まったくの異業界である医療機器メーカーでした。医療の世界に関心を持ったのは、家族の体調不良に直面することが多くなり、健康寿命を延ばす大切さを実感するようになったからです。医療業界の発展の重要性に気づき、大きなキャリアチェンジに挑戦しました。

 

――そこから、今回の転職を考え始めたきっかけは何でしたか。

出張で全国のいろいろな地域を訪れる機会が多く、医師や看護師、販売代理店の担当者など多様な方々と関わることができました。そこで出会った社会人の皆さんの多くが、仕事を楽しんでいなかったり、しんどさを抱えていたりと、いきいきと働いている人になかなか出会うことができませんでした。

日本では社会人の学び直しが浸透していません。これが人々のやる気や生活の質に影響しているのではないか、という自分なりの仮説から、社会人教育を充実させれば、もっと多くの人が仕事を楽しみ、ひいては日本経済全体の成長にもつながるのではないかと考えるようになったんです。将来を見据え、「40代、50代になっても、社会や人々の成長を支えられる仕事に携わりたい」という思いから、人や教育に関わる仕事を目指すようになりました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

知人が転職活動中にサムライソウルを利用しており、「将来について悩んでいるなら一度話をしてみては」とすすめられたのがきっかけです。その知人は最終的に別のエージェント経由で転職しましたが、サムライソウルの担当コンサルタントが親身に話を聞いてくれたことに感謝しており、私に紹介してくれました。

 

――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。

対応の速さや柔軟な姿勢に安心感を覚えました。LINEや電話でのちょっとした質問にも丁寧に対応してもらい、忙しい中でもスムーズに転職活動を進められると感じました。
実は以前、教育業界に特化した別のエージェントを利用したことがあったんです。でもそのときの担当コンサルタントは、私の状況や気持ちを考慮せずに求人をどんどん紹介してきて、“考えを押し付けられている”ように感じてしまいました。書類添削や面接対策もありませんでした。

サムライソウルでは面接対策にしっかり時間をとってくれると、紹介してくれた知人から聞いていましたし、面談で話をしてみて、一人ひとりに寄り添う姿勢が伝わってきました

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。

もともと人材業界にいたことや営業経験が長いことから、転職活動を始めた当初は、面接は得意だという自負がありました。でも、担当コンサルタントは「今のような言い方をすると、企業側はこう捉えます。もっと、こういう言い方に変えてはいかがですか」などとビシバシと的確な指摘をしてくれて、少し調子に乗っていた自分に喝を入れてくれました。また、これまでの経験を深掘りしてもらう中で、自分では気づかなかったエピソードが面接での強みになることに気づかされました

自己分析の過程では、「どうしてそう考えたのか」と質問されることで、自分の価値観や経験の背景を改めて見つめ直すことができました。このプロセスを通じて、自分が本当にやりたいことを再認識できたのは大きな収穫でした

 

――最終的にベネッセコーポレーションに決めた理由は何でしたか。

当初は、人事関係のベンチャー企業に興味を持っていましたが、面接官と話す過程でベネッセコーポレーションの志望度がどんどん上がっていきました。

とくに魅力に感じたのは、社会人教育事業がこれから最注力していく、伸ばしていきたい事業だということ。部署自体もできたばかりで、大企業に属しながらもベンチャースピリットが求められると聞いて、理想に近い環境だなと感じました。

また、新規事業コンテストなどが活発な会社だということもあり、将来、独自の事業を提案できる可能性があること、社内のリソースを使って挑戦できる土壌があることも決め手になりました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職活動をする際は、エージェントとのつながりを活用することをおすすめします。多くの転職者や企業との関わりがあり、自分にはない転職市場の情報を多く持っているからです。
サムライソウルの担当コンサルタントは、自分一人では見いだせなかった強みや新しい可能性にも気づかせてくれました。普段関わりのない第三者だからこそ、「そんな見方もあるんだ!」とフラットに意見を受け止めることができて、自己理解を深める上でもとても貴重な時間だったなと思っています

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