カオナビに転職したい方必見!年収や評判・難易度を徹底解説
国内シェア率第1位のクラウド人材管理ツール「カオナビ」の開発・運営を行う株式会社カオナビ。
この記事では、株式会社カオナビに転職を希望する方に向けて、株式会社カオナビに転職するポイントや年収、ライフワークバランスなどを詳しく解説していきます。実際に働いている方からの口コミや評判もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
カオナビに転職するポイント
業務効率化・生産性向上・離職防止などの企業課題を解決することを目的とした、タレントマネジメントシステム「カオナビ」の開発・運営を行う株式会社カオナビ。そんな株式会社カオナビでは、世界のマネジメントを変えていきたい、自分の働き方や生き方も進化させていきたいといった思いを動力に社会に大きな変革をおこしていく仲間を求めています。
20以上の職種で常時中途採用の求人掲載を行っていますが、クラウドサービスの開発・提供をメインの事業としているため、エンジニアやディレクターの求人がやや多い傾向です。
株式会社カオナビでは即戦力になる人材を求めているので、スキル・経験の有無が重視されるでしょう。
カオナビの会社概要
会社名 | 株式会社カオナビ |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-3-1
東京虎ノ門グローバルスクエア15F・16F |
代表取締役社長 | 柳橋仁機 |
設立年 | 2008年5月27日 |
資本金 | 10億6,627万円 |
株式 | 東証マザーズ |
売上 | 9億4,400万円(2021年第4期) |
特徴
クラウド人材管理ツール「カオナビ」の開発提供をメイン事業とする株式会社カオナビでは、「人材情報を一元化したデータプラットフォームを築く」を企業ビジョンに掲げ、マネジメントの問題を解決するプロダクトを作っています。
社内でも社員全員で出せる成果に向かって進むことが重要視されており、そういった意識が自社運営クラウドサービス「カオナビ」が開発するきっかけにつながっているようです。また、株式会社カオナビは、HR Tech人材管理のパイオニアでもあります。
事業内容
株式会社カオナビでは、クラウド人材管理ツール「カオナビ」の開発や提供を中心とした事業を展開しています。具体的にはどのような事業なのか、詳しく見ていきましょう。
①クラウド人材管理ツール「カオナビ」開発・提供
株式会社カオナビでは、あらゆる人材情報を一括で管理し、場所や時間を選ばず人材情報の収集・共有が可能なクラウド人材管理ツール「カオナビ」の開発・提供をメイン事業としています。カオナビの導入で実施できる戦略的人事は下記の通りです。
- 人材情報の一元化・見える化
- 人事業務の効率化
- 経営意思決定支援
- 評価運用の効率化
- 採用のミスマッチ・ハイパフォーマー分析
- 人材配置・要員シミュレーション
- スキル管理・人材育成
- モチベーション分析・離職分析
- ES調査・エンゲージメント向上
人材情報をクラウド上で簡単に管理・共有できるカオナビは、上記に関する業務の効率化を目的とする国内企業から高い支持を得ています。さらに、まだ導入していない企業に対して営業を行うなど、事業拡大に向けた動きも積極的です。
②「カオナビNEXT FUND」
国内の労働生産性を改善するために、誰でもベストなパフォーマンスが出せる職場環境を創りだす新しいマネジメントが必要だと考える株式会社カオナビ。そんな株式会社カオナビでは、人材マネジメント事業との相乗効果が期待される、スタートアップ事業の成長をノウハウ・資金・ネットワークを提供することで支援する「カオナビNEXT FUND」を展開しています。
業績
株式会社カオナビが公開するIR情報によると、2021年4半期における売上総利益・営業利益の推移は右肩上がりを続け、順調に業績を伸ばしているようです。
また、エンジニアの採用を積極的に行い、自社開発のクラウド人材管理ツールのアップデートにおける新機能の追加・内容改善を続けています。
国内では他にもクラウド人材管理ツールがリリースされていますが、カオナビのシェア率は第1位です。今後は、導入を検討している企業やまだ導入が進んでいない地方の中小企業などに対して積極的に営業を行うことで、業績拡大とさらなる事業展開が見込まれます。
将来性
2021年2月末のデータによると、カオナビを導入する国内企業は2000社を超えているようです。現在利用している企業の中には、みずほフィナンシャルグループやトヨタ、三菱など日本のトップ企業の名前が並んでいます。
従業員数の多い大手企業はもちろんですが、今後は地方の中小企業、スタートアップ企業、ベンチャー企業などに対する導入を目指しており、さらにシェア率を拡大していける可能性が高いです。事業拡大にともなって人材採用も積極的に行っていることからも、高い将来性を見込めます。
カオナビの働きやすさ
株式会社カオナビでは、独自の働き方と充実した福利厚生を提示しています。具体的にはどのような福利厚生があるのか、具体的な年収やライフワークバランスも合わせて詳しく解説していくので、ぜひご覧ください。
年収
株式会社カオナビ全体の平均年収は612万円です。20代後半から年収500万円を狙うことも可能で、一般的な会社員より年収がかなり高い印象を受けます。これは、実力に応じて評価を得る株式会社カオナビの制度が影響しているのでしょう。40代を超えると、年収1000万円を超える社員も在籍しているようです。
福利厚生
株式会社カオナビでは、社員がライフワークバランスを保ちながら就業できる、独自の働き方や福利厚生を提示しています。具体的な福利厚生は下記の通りです。
- 各種社会保険完備
- 完全週休2日制
- 年次有給休暇、慶弔休暇あり
- カオナビ休暇
- 確定拠出型年金制度
- 産前産後・育児休暇
- スーパーフレックスタイム制
- スイッチワーク
年間取得可能休日が120日以上と規定されているだけでなく、株式会社カオナビ独自のカオナビ休暇というものを設けています。
また、コアタイムなしのスーパーフレックス制、勤務時間と休憩時間を柔軟に組み合わせられるスイッチワーク制度なども提示しており、ライフワークバランスに合わせた柔軟な働き方ができるでしょう。
働く場所も社員自ら決めることができるため、融通の利く会社といえます。充実した福利厚生と社員が働きやすい環境を整えようとする方針は、特に家庭を持つ社員から高い評価を得ているようです。
ライフワークバランス
休日 | 完全週休2日制 |
勤務時間 | スーパーフレックス制(コアタイムなし) |
平均残業時間 | 約10分 |
フレックス制度 | あり |
リモートワーク | あり |
時短勤務 | あり |
株式会社カオナビはフレックスタイム制を導入しているだけでなく、リモートワークや時短勤務も可能で、働きやすい職場といえます。さらに、平均残業時間が約10分なので、プライベートの時間も確保できるでしょう。
従業員の平均勤続年数
株式会社カオナビで働く社員の平均年齢は33.1歳、平均勤続年数は1.5年です。若いビジネスパーソンが多く働いている傾向にあります。
事業拡大にともなって常に中途採用者の募集をかけていることから、今後も社員の増加する可能性が高いでしょう。新しい会社なので平均勤続年数が短めですが、柔軟な働き方と充実した福利厚生はライフワークバランスを保ちやすく、長く働きたいと考えている人も多いでしょう。
カオナビのやりがい・社風
株式会社カオナビは業績が好調で、今後さらに事業展開することを考えると、高い将来性が見込まれるでしょう。そんな株式会社カオナビで働く社員は、具体的にはどのような面にやりがいを感じているのでしょうか。社風も合わせて解説していきます。
やりがい
株式会社カオナビにははっきりとした評価制度がないという口コミもあるので、自分がどのような業務に関わってどんな成果を挙げたのかを積極的にアピールする必要があるでしょう。出世を望む場合は、明確な意思表示を示すことが重要です。
そういった環境だからこそ、積極的に行動しようとする意欲的な社員が多く、チーム全体で協力しながら成果を出すことにつながっています。そういった点にやりがいを感じている社員は多いようです。
社風
どんな社員も働きやすい職場環境の整備を目指しており、多様性がある働き方・福利厚生を提案しているので、ライフワークバランスを保ちやすい会社です。社員同士のコミュニケーションも密にとることができるので、和気あいあいとした雰囲気の中で業務を進められます。
また、女性の働き方に対する理解が深く、育児や家事でまとまった就業時間が取れない社員に対しても柔軟に対応しています。
カオナビ評判・口コミ
ここでは、実際に株式会社カオナビに在籍していた人の口コミを3つご紹介します。
- システム開発/在籍3年目/男性
シンプルな業務を効率化し、個人の業務がメインになるような細かい調整をしてくれる会社です。個人の業務が増えることで、自分の時間で動きやすくライフワークバランスが非常に保ちやすいです。ずっと個人業務というわけではなく、チームで取り組む場面も必ずあるので、そこで社員同士のコミュニケーションが十分とれていると感じています。
- 営業/在籍4年目/女性
育児休暇明けもまとまった就業時間がとれず悩んでいましたが、相談したところスイッチワークという働き方を提案していただき、自分の時間に合わせた柔軟な働き方ができるようになりました。仕事の時間と家庭の時間をうまく切り替えるには、自己管理能力が必要になりますが、それさえできれば何の不満もなく働くことができる会社だと思います。
- 営業/在籍2年目/女性
入社後の研修制度がないため、意欲が低い人や積極的に行動できない人はついていけない会社です。研修制度がないのは「知識・スキルは自分で取りに行くべき」という会社の考えがあってのことです。研修や勉強会に参加するための費用はしっかり負担してくれるのでそこは心配ないかと思います。こういった厳しい環境に逆にやる気を感じるタイプの人には向いている会社だと思います。
評判や口コミは、全体を通して福利厚生の充実、働きやすさについての声が多く挙げられました。特に、ライフワークバランスを重視したい人や家庭を持つ社員は、柔軟な働き方ができる体制を評価しているようです。
良い評判が多い一方で、「教育体制について問題点があり、その点を改善してほしい」という声もありました。転職者に対する研修制度がないのは厳しい職場環境のように感じますが、「知識・スキルは自分で取りに行くべき」という考えがあるので、意欲的で積極的な社員を育てるために、あえてこういった体制をとっていることが想定されます。
自ら学びたいという社員に対しては費用負担などの支援があるため、そういった制度を活用しながらキャリア・スキルアップを図る必要があるでしょう。
カオナビの募集職種
株式会社カオナビでは、常に20以上の職種で求人を掲載しています。今回はその中から、3つの職種を紹介していくので、株式会社カオナビへの転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
プロダクトマネージャー
プロダクトの成長に貢献することがメインの役割です。具体的には、「カオナビ」の新機能や機能改善に関する企画立案・意思決定、マーケットや競合の各種定性・定量サーチ、マーケティング・販促戦略の検討、開発におけるプロダクトマネジメントなどを行います。求める人材の必須条件は以下の通りです。
- SaaSまたはBtoBのビジネスモデルにおけるプロジェクトマネージャー経験を3年以上有する者
- WEBサービスに関する幅広い知識を有する者
- 予実管理経験を有する者
上記の必須条件に加えて、エンジニアやデザイナーと働いた経験、社内外のステークホルダーと円滑に調整を進めてきた経験を有する転職希望者を歓迎しています。この職種は、常にロジカルな判断を必要とされるポジションです。新しい市場を驚かせる事業に興味がある、ユーザー視点でサービス発展を推進できる人材が向いているでしょう。
エンタープライズセールス
5,000名以上の企業を担当する、エンタープライズセールス部門のメンバーです。主な業務は、PFPに対する提案書作成・コンペでのプレゼン、顧客先での商談、顧客先の人事担当・情報システム担当・経営者との折衝業務、LTVの向上を目標とした中長期的なリレーションの構築などがあります。求める人材の必須条件は下記の通りです。
- IT業界での提案型営業経験を3年以上有する者
- エンタープライズ企業への新規開拓営業経験、または既存顧客との中長期的リレーション構築経験を有する者
- 経営層や部門責任者に対するコンペディション、プレゼンテーション経験を有する者
上記の必須条件に加えて、人材領域や人事領域をターゲットとした営業経験、官公庁や地方自治体との折衝経験を有する転職希望者を歓迎しています。解決方法を模索しながら自らの影響力を実感し、達成後にはパターンの分析を行って今後につなげていくポジションです。
カスタマーサクセス
カオナビ導入済みの企業に、中長期的にカオナビを活用してもらえるように技術的なサポートを中心とした業務を行うのが主な役割です。
具体的には、導入支援サポートのプロジェクトマネジメント、専任担当としての活用提案・課題解決、新規導入時のセットアップ支援、セミナーの講師としてレクチャー業務、チェーン抑止の施策実行、サービス改善のためのVOCの収集と分析などを行います。求める人材の必須条件は下記の通りです。
- BtoB領域におけるカスタマーサクセスの経験を2年以上有する者
- IT商材の導入コンサルタント・活用促進支援の経験を有する者
上記の必須条件に加えて、SaaS業界での経験、対人での顧客折衝経験、イベントの企画・運営経験を有する転職希望者を歓迎しています。加えて、株式会社カオナビの理念・ビジョンに共感しそれを体現できる、社内外に関わらずステークホルダーと協働し業務遂行が可能、顧客課題に寄り添った解決策を実行していきたいと考える人材を求めているようです。
カオナビの転職難易度
株式会社カオナビの転職難易度は、中程度でしょう。株式会社カオナビでは、事業拡大にともなって常に20以上の職種で中途採用の求人掲載を行っているので、1つの求人に対して応募者が集中することは少ないと考えられます。
それぞれのポジションで求められる必須条件は異なりますが、過去の就業経験の中でマネジメントやコンサルティング、営業に関する経験を有している人は比較的容易に転職が可能でしょう。しかし、マネージャーや法人営業を行うポジションでは、スキルや高い経験値が必要とされます。
カオナビの面接傾向と対策
株式会社カオナビに転職をするには、面接対策が重要です。ここでは、株式会社カオナビの面接傾向や対策について解説していきます。
選考フロー
株式会社カオナビの選考フローは以下の通りです。職種によっても異なりますが、基本的に数回の面接の後に最終面接が行われます。
- 1次面接・2次面接
転職を希望する理由やなぜ株式会社カオナビを選んだのか、などの基本的な内容が問われます。それに加えて、過去の就業におけるスキル・経験なども問われるでしょう。採用には、企業ビジョンにマッチした人材かどうかが重視される傾向が強いようです。
- 最終面接
最終面接は、役員や社長などの経営陣との面接が想定されます。1次面接、2次面接の内容を元に、応募しているポジションでの業務に関する擦り合わせを行うことになるでしょう。
面接の傾向
株式会社カオナビの面接では、転職希望理由などの基本的な情報や過去の就業経験におけるスキルが問われます。さらに、入社後どんなことをやってみたいかを聞かれることもあるため、転職希望者が会社とマッチした人材かどうかも面接で判断しているようです。
面接対策
株式会社カオナビは入社後の研修制度がないため、自分から学習していく姿勢をアピールすると良いでしょう。また、どの職種も共通して、企業ミッションや理念に共感する人材を求めているので、それらを重視した回答を心がけることが重要です。
カオナビへの転職に関わるQ&A
株式会社カオナビの転職に関する情報をまとめて解説してきました。ここからは、まだ株式会社カオナビへの転職に関して疑問が残るという方のために、Q&A形式で質問にお答えしていきます。
カオナビに向いている人は?
株式会社カオナビは、自ら積極的に動こうとする意欲的な人にぴったりの会社です。「スキル・知識は自分で取りに行くもの」という社長の考えがあるため、入社後の研修制度がほとんどありません。こういった厳しい環境に逆にやりがいを感じる方は、早くから高い評価を得ることができるでしょう。
カオナビへの転職で求められるスキルは?
株式会社カオナビでは、どの職種でも共通して企業ビジョンや理念への共感が求められています。企業ビジョンや理念にマッチした人材であれば、特別なスキルがなくとも応募可能なポジションもあります。
しかし、マネージャーや法人営業担当は今後の事業拡大に貢献する必要があるため、高いマネジメント・コンサルティング能力を必要とされる傾向です。
カオナビ社員に関する情報もチェック!
株式会社カオナビは、「kaonavi vivivi」という独自のメディアを運営しています。「kaonavi vivivi」では、社内の雰囲気や文化、働き方の特徴などを紹介しているので、HPでは分からないリアルな情報をチェックできるでしょう。企業に対して興味がある方、転職を希望する方は見てみてください。
カオナビへの転職ならサムライソウル
株式会社カオナビへの転職を希望する際には、サムライソウルをご活用ください。サムライソウルではSaaS企業の求人を多数取り扱っているだけでなく、転職のサポートも行っています。
コンサルタントが求職者のスキルや将来への見通しを参考にしながらぴったりの求人をご紹介していきます。また、これまでの実績から結集させたノウハウによって、選考や面接も徹底的にサポートすることが可能です。株式会社カオナビへの転職をお考えの方は、サムライソウルにご相談ください。
まとめ
株式会社カオナビへの転職を希望する方に向けて、福利厚生やライフワークバランス、転職難易度などを詳しく解説してきました。
株式会社カオナビは、国内シェア率第1位のクラウド人材管理ツール「カオナビ」の開発・運営を行っており、今後の将来性も高い企業です。福利厚生も充実していて働きやすいので、プライベートも大事にしたいという人にもおすすめできます。そんな株式会社カオナビへの転職なら、ぜひサムライソウルをご利用ください。