【パーソルイノベーションへの転職vol.1】自動車販売会社からパーソルイノベーション株式会社に転職

人材業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、自動車販売会社からパーソルイノベーション株式会社に転職したSさんの転職体験談をお届けします。
目次
自動車販売会社からパーソルイノベーション株式会社に転職したSさんの体験記
■転職者Sさん(20代男性)のプロフィール
大学を卒業後、自動車販売会社で営業職を3年経験。2025年8月よりパーソルイノベーション株式会社に入社し、若年層特化のキャリアアドバイザーを担当。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、自動車販売会社に入社し営業を約3年間経験しました。
就活では、高単価商材を扱うBtoC領域の営業を志望していました。もともと人と話すのが好きで、初対面の人とのコミュニケーションも楽しめる性格だったんです。中高ずっと野球部で大所帯の組織に所属していたり、実家が自営業だったため毎日いろんなお客様が来る環境だったりしたことが、多少なりとも影響しているかもしれません。
せっかく営業職に就くのなら、お客様の人生の決断に介在できるような仕事がしたい。そう考え、不動産か自動車かで迷った末、人生に数回は買い替えるクルマならお客様とも長期的な関係を築けるのではないかと考えました。
――そこから、今回の転職を決めた理由は何でしたか。
大きく3つあります。
一つは、前職の人事評価制度が変わったことです。個人評価よりも組織評価が重視されることになり、どんなに個人で成績を上げても、所属店舗自体の業績が振るわないと評価が下がってしまうようになったんです。クルマが売れるか売れないかは地域特性も大きく影響します。自分一人では変えられない環境要因によって評価が下がることに、納得がいかないと思うようになりました。
もう一つは、3年間で全社トップの営業成績をあげることができ、「ここでやれることはやりきった」という感覚になってしまったこと。一度成績を上げると、リピートのお客様がつくようになり“自然に売れていく”状況になっていきます。売れるのはうれしいことですが、この環境に胡坐をかいていたら成長が鈍化してしまう…と焦りを感じるようになりました。
3つ目は、組織構造上、店長や責任者などのマネジメント職に就くのが若くても40代前半だったことです。ポジションが少なく、ほとんど空かないので、あと10年は今のままなのかと思うと、物足りなさを感じてしまいました。
――転職を考えるにあたり、業界や企業はどのように絞っていきましたか。
無形商材を扱う人材業界かSaaS業界に興味を持っていました。大学の友人が人材業界にいて、業界や企業の動向を広く知っていることに羨ましさがあったからです。また、無形商材のほうが、営業としての介在価値を発揮しやすいのではないかと思っていました。クルマはとくに、「このメーカーのこの車種がいい」と明確な希望を持っているお客様が多く、商品ニーズがマッチすれば売れていきます。「私が担当じゃなくても売れるのではないか…」と思うことが少なからずあり、次のキャリアでは無形商材にチャレンジしたいと思うようになりました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
登録した転職サイト経由で、スカウトメールをもらったことです。
スカウト文面に、当時興味を持っていたSaaS企業を紹介できる旨が書かれてあり、「サムライソウルなら、この企業を紹介してくれるんだ!」と思って面談を申し込みました。
――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由は何でしたか。
担当コンサルタントと話をして、「頼れる方だな」と感じました。初回面談の段階で、「私は厳しいこともネガティブなことも、すべてフラットに伝えます」と言ってくれたからです。
転職エージェントの中には、私の実績や経験について「すごいですね」「いいですね」とただ持ち上げてくる方もいました。でも、ダメなところはダメときちんと指摘してくれる方じゃないと一緒に動いていて成長がないなと思っていました。担当コンサルタントのスタンスに共感し、一緒に活動していきたいと思いました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルとの面談を通して、どんな準備や対策を重ねていきましたか。
自己分析を、何時間もかけてひたすら深めていきました。家族構成や子どもの頃に好きだったものなど、幼少期の細かなエピソードから前職の経験までを深掘りしてもらい、自分が大事にしている価値観を一緒に確認していきました。
自己分析が煮詰まると、「自分ってどんな人ですかね?」と担当コンサルタントに逆質問したこともあります。すると、私が面談の中で話してきた言葉を引用しながら「こんな話をされていたので、~~を大切にする方なのでは」などと、いつも納得感のある回答が返ってきました。意識せずにぽろっと口にした言葉も丁寧に拾ってくれて、「確かに、そう言っていたな!」と気づかされることがたくさんありました。
サムライソウル経由で6社の面接を受け、担当コンサルタントとは、のべ20時間は面談したのではないかと思います。仕事を終えた平日夜の時間に、柔軟に合わせてくれたのもありがたかったです。転職活動を通じて自分自身を深く知れたことは、入社してからますます生きてくるのではないかと期待しています。
――最終的にパーソルイノベーション株式会社に決めた理由は何でしたか。
面接をしてくれた事業責任者の方とフィーリングが合ったといいますか、終始、自然体で話せたのが大きかったです。また、ネガティブな情報もオープンに伝えてくれたことに信頼感がありました。例えば、残業がある程度発生することや、スタートしたばかりの事業ゆえに「昨日言っていたことが今日には変わっている」という朝改暮令な特性があることなど。「そんな組織だけど、大丈夫?」と何度も確認してくれました。
私自身、営業として「お客様にとってデメリットになりうる情報はすべて伝える」ことを大事にしてきたので、同じスタンスを感じたことがうれしかったです。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
迷っているのなら、とりあえず活動を始めてみたらいいと思っています。
今は情報があふれているので、リサーチばかり先行して頭でっかちになりがちです。最初は明確な転職意向がなくても、動き出して損はないはず。決断を急がないのなら、月に1社ずつ受けながら現職と比べてもいいのではないでしょうか。
かく言う私も、尻込みして動けなかった一人ですが、社外の情報に触れてみると、「自分って大したことないのかも!」と自分を客観視でき、社会全体の中の立ち位置がわかってきます。それを知った上で、現職に留まるのか動いてみるのかを検討しても遅くないと思います。