【リクルートグループへの転職vol.44】建築業営業からリクルート住宅領域の営業に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は建築業(ゼネコン)の土木営業から、リクルート住宅領域に転職したSさんの転職体験談をお届けします。

建築業(ゼネコン)の土木営業から、リクルート住宅領域に転職したSさんの体験記

■転職者Sさん(20代男性)のプロフィール

大学卒業後、建築業(ゼネコン)の土木営業職を約4年経験。2022年3月にリクルート(東海)に入社し、住宅領域でディベロッパー向けの広告営業を担当している。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は、東海エリア内で大手として知られる建築業者(ゼネコン)に入社し、土木営業を約4年経験しました。この業界を選んだのは、実家が土木業を営んでいるためです。いずれ家業を継ぐことになる可能性も考え、知識、経験ともに身に着けていたいと思いました。

前職では、最初の2年はトンネルや下水道などの公共事業を、後半2年は民間事業を担当。ディベロッパー向けに営業をしていました。また、業界内では珍しく、街づくりの区画整理などを提案するコンサルタント業務も経験しました。行政に対して、民間側から街づくりの基本計画を提案したケースは過去に例がなく、業界内での最初の事例を作ることができました。

――とてもダイナミックな仕事を任されていたんですね。そこから転職を考え始めた理由は何でしたか。

業界構造上の問題だと思いますが、社内に若手人材が少なく、すぐ上の先輩は20歳年上でした。経験豊富な先輩たちだけで十分仕事を回せる状況もあって、20代前半の自分には、当事者として任されるような案件は少なかった。現場経験によって得られるスキルも足りず、「このまま30歳になって大丈夫だろうか」という不安が増していきました。

――危機感を抱いたきっかけはありましたか。

今回の転職の前に一度、転職活動をしてみようと情報収集したことがあったんです。そこで、「これまでの成功体験や失敗経験を教えてください」という企業からの想定質問に触れ、「どちらも経験がない。話せるエピソードが一つもない」ということに気付きました。

30代になって、もし業界や企業の将来性が危うくなったら、具体的な経験やスキルを持っていない自分の将来も危ういと思うようになったんです。大学時代の友人たちは、業界問わず、毎日小さな失敗や成功を繰り返し、自分で動いて経験を積み重ねていた。その姿に焦りもありました。

20代後半に差し掛かった26歳のタイミングで動こう、と転職活動を始めました。

――どのように業界や企業を絞っていきましたか。

企業選びの軸を3つ設けました。

一つは、若いうちから裁量権を与えられ、仕事をどんどん任される環境があること。もう一つは、無形商材の営業であること。3つ目が、顧客ファーストな事業を展開していることです。

営業として力をつけたいという思いは明確で、これからのキャリアの広がりを考えると、無形商材にチャレンジしたかった。無形商材の営業職の求人情報を見ると、有形商材経験では条件外となるケースが多く、年次を重ねれば重ねるほどキャリアチェンジするのは難しくなるだろうと考えました。若いうちに無形商材にフィールドを変え、そこで経験を積むことで、その後の選択肢を広げたいと考えました。

――その3つの観点が、リクルートに合っていると感じたのでしょうか。

そうです。営業で実力をつける環境として、真っ先に浮かんだのがリクルートでした。リクルートを卒業した方は様々な業界で活躍されています。それは、どんな環境でも生き抜くスキルが身についているからでは、と思いました。

前職での業界経験や、大学時代に宅建(宅地建物取引士)の資格をとっていたことからも、リクルートの住宅領域に親和性を感じましたね。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

ホームページから直接面談を申し込みました。インターネットで調べている中で、リクルートの紹介実績が突出している転職エージェントだなと目に留まったんです。

転職者インタビュー記事には転職プロセスが詳細まで載っていて、そこまで情報開示している転職エージェントはほかにほとんどなかった。情報量の豊富さに惹かれ、「このエージェントなら、リクルートへの合格にコミットしてくれるはず!」と思いました。

――期待値の高い中での初回面談。どんな印象でしたか。

初回の電話面談では、いきなり厳しいことを言われてカチンときました(笑)。

担当コンサルタントの方に、これまでの経歴や転職理由を聞かれて話していたら、「そのような内容だと、面接は難しいですよ」と言われたんです。面接用に話してなかったのに、なんでそんなこと言われなくちゃいけないんだ!と思いましたね。

――そんな第一印象から、どうしてサムライソウルを選んだのでしょう。

どんなところが「面接では受からない」ポイントなのか、指摘が非常に的確でした。

何よりも、「Sさんが確実に内定になるように、1か月は準備に当てましょう」と言ってくれたことが大きかったです。

サムライソウルと出会うまで、ほかに5~6社の担当コンサルタントと話をしてきましたが、「すぐに応募しましょう」と言われるケースがほとんどでした。たくさんの求人情報を送ってきて、こちらの話をじっくり聞く前に「まずは書類を出しましょう」と言ってくる。その対応に疑問を感じていたので、サムライソウルの「すぐに応募はしません」という姿勢に信頼感がありました。「SPI対策にも時間をかけてください」「余裕を持った選考スケジュールで動きましょう」と言ってくれ、当初期待していた、リクルート内定への強みコミット力を感じました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルでどのような選考対策をとってきましたか。転職サポートの中で、印象的だったエピソードを教えてください。

担当コンサルタントと週1回はオンライン面談の時間をとったほか、リクルートOBの方と実践的な面接練習もさせてもらいました。

今振り返ると、面談でのコミュニケーション自体が、面接対策になっていたなと感じます。担当コンサルタントは、「今日の面談では、この点とこの点を明確にしていきましょう」と常にゴールを明確にし、全体の中で何を取り上げているのか構造的に話す方でした。私が話した内容を、より分かりやすく言語化し直してくれることが多く、どう伝えると分かりやすいのか理解できるようになっていきました。

――リクルートに強いサムライソウルならではの特徴をどう感じましたか。

リクルートに転職してまだ数か月ですが、お客様に伴走するカルチャーを大切にしている会社だと改めて感じています。サムライソウルもまた、そのカルチャーに近いものがあって、私に合わせたペース配分でじっくりと時間をかけて伴走してくれた。サムライソウルと一緒に転職活動をしたことで、リクルートの動き方を肌感覚で理解できていたんだなと思っています。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、メッセージをお願いします。

転職活動では、「前職(現職)でどんなチャレンジをしてきたか」を問われる機会が多くあります。たとえ、若手になかなかチャンスが巡ってこない職場環境だったとしても、自分なりに課題を見出し、アクションを起こし、社内外に発信をしてみる。小さなことでも、やろうと動いたこと自体に価値があります。

今現職に就いている方は、目の前の仕事に「もっとこうしていきたい」という工夫・改善の気持ちを持って向き合うことで、転職の幅もぐっと広がっていくと思います。

リクルートを受けたい、行きたいと思っている方は尚更、自分なりにどう向き合っているかという軸が大切です。私は面接で、前職で街づくりの提案経験を通じて、若手ながら上司に進言し、自ら動いた経験を話しました。主体的な取り組み姿勢を持っているか、皆さんの現在の仕事でも常に意識することが大事だと思っています。

 

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