【リクルートグループへの転職vol.43】生命保険営業からリクルート新卒採用領域の大学渉外に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は生命保険会社の営業から、リクルート新卒領域(大学渉外)に転職したSさんの転職体験談をお届けします。

生命保険会社の営業から、リクルート新卒採用領域の大学渉外に転職したSさんの体験記

■転職者Sさん(20代女性)のプロフィール

大学卒業後、ITエンジニアの派遣営業を経て生命保険会社の営業職を経験。2022年5月にリクルートに入社し、新卒採用領域の大学渉外を担当している。

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は、ソフトウェア開発企業に就職し、その中の一事業だったITエンジニアの人材派遣営業を担当しました。

企業のIT人材ニーズは非常に活発で、優秀なエンジニアにはどんどん依頼が舞い込み、仕事とマッチングしていきました。自分ならではの動き方や、営業力を発揮しなくても派遣業務がスムーズに進んでいくことに、「このままでは、私自身のスキルや経験は深まらないのでは」と不安を感じるようになりました。

そこで、1年半の経験を経たのち、生命保険会社の営業職への転職を決意。金融という無形商材を扱い、人の人生により深くかかわれる仕事がいいなと思ったんです。

――ファーストキャリアでIT領域を選んだ理由とは? 就活時に描いていたキャリアは何でしたか。

学生時代は、2年間休学してオーストラリアでのワーキングホリデーを経験しました。周りから2年遅れで就活し、当初は憧れだった航空業界のキャビンアテンダント職に進むつもりでした。内定までいただいたのですが、「この道で本当にいいのかな」「ほかの業界も見るべきだったのでは」と考え、もう一度就活をやり直すことに…。改めて自己分析をしていくと、「長く働き続けられるスキルや技術を身に着ける」ことが、自分にとって大事な軸だと気づきました。成長業界であるIT領域で、まずはキャリアの幅を広げたいと考えました。

――1回目の転職理由も「スキルをつけたい」という点で一貫していますね。その後、再び転職を考えた理由は何でしたか。

生命保険の営業は、お客様のライフプランを一緒に考えていけるところや、その結果としての成績が数字で見えやすいところなど、やりがいは多くありました。

ですが、お客様の将来への不安を前提に「“今後”必要になるもの」を提供するのが生命保険商材です。もっと前向きに、お客様が“今”必要とするもの、目の前の課題を解決するものを営業・提案したいなと、転職を考え始めました。

――どのように業界や企業を絞っていきましたか。

営業として、売って終わりではなく継続的に様々な提案ができる仕事、扱う商材の幅が広い仕事に就きたいと考えました。また、個人の裁量で、自由に提案を考えられる環境、挑戦させてくれるカルチャーも大事だと思っていました。

転職活動を始めたころは、「コンサルファームなら、やりたいことや志向に合っているのでは」と漠然としたイメージを持っていましたが、リクルートを知る中で、事業の幅広さやチャレンジングな社風にどんどん惹かれていきました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

担当コンサルタントからのスカウトメールです。ほかにも多くの転職エージェントからメールをいただいていたのですが、たくさんお会いしても対応できないから2社に絞ろうと考えていました。サムライソウルを選んだのは、「リクルートに強い転職エージェント」という点に興味を引かれたからでした。

――初回面談ではどんな話をしましたか。

初回は電話面談で、私がこれからどんな仕事がしたいのか、思いを引き出してくれたのが印象的でした。1社目や前職での経験、転職を考えた経緯などを伝えると、担当コンサルタントの方が「つまり、~~と考えたのですね」「~~ということですか」と一つひとつ言い直して確認してくれ、その表現がとても的確だったんです。「そうそう!それが言いたかった」という納得感があり、思考が整理されていきました。思いを汲むのが上手な方だなと思いました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――その後、転職エージェントはほかと並行して進めたのでしょうか。

そうですね。サムライソウルではリクルートを数社受けました。ほかの企業とも比較検討しながら進めたかったので、もう一つの転職エージェントからも数社受けていました。

ほかを受けたことでリクルートの特徴が見えやすくなり、結果として、志望度がより高まったなと感じています。

――受ける中で見えたリクルートの特徴、感じた魅力とは何でしたか。

面接では、どの企業でも転職理由や志望動機、「入社後にこんな仕事がしたい」という話をすると思いますが、リクルートでは「どうして?」「そう思ったきっかけは?」と理由をとことん聞かれます。

深堀り質問には、担当コンサルタントと対策をしてきましたが、思っていた以上に聞かれてその場で考えることも多くありました。「うーん…どうしてそう思ったんでしょうね」と、面接官と一緒に考えて言葉にしていく中で、新たな発見や気づきもありました。素の自分を見て評価いただけたところがうれしくて、入社後の安心感にもつながりましたね。

――サムライソウルの転職サポートの中で、印象的だったエピソードはありますか。

面接対策だけで5回は面談を設定してくださり、これまでの人生を一緒に振り返ってくれました。

面談はすべてオンラインで、私が話したことを、担当コンサルタントが画面共有のメモにどんどん書き込んでいきました。「その考え方と、この経験はつながっていますね」と矢印でつなげたり、丸で囲んだりと可視化してもらえて、自分の強みや弱み、思いの背景にある出来事などがビジュアルで理解できるようになりました。

こうした振り返りのプロセスを一緒にしてもらえなかったら、リクルートの面接では、何も答えられなかっただろうなと思っています。また、リクルートが考える”優秀な人“が持つ要素や、面接で聞かれる質問内容などもかなり細かく教えてくれ、紹介実績の多さを実感することも多かったです。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、メッセージをお願いします。

もし、サムライソウルにお願いせずにリクルートに直接応募していたら、違う結果になっていただろうと思います。担当コンサルタントの方は、私が考えた志望動機や自身の強み・弱みに対して「もっとほかにもあるんじゃないですか」「こう感じたことはないですか」などといろんな質問をぶつけて引き出してくれました。一人でやっていたら、自己分析をそこまで深められなかったでしょう。

転職エージェントに依頼することに、当初は「企業との間に1社入ることで、情報が不透明になるのでは」と先入観を持っていました。でもそんなことはありません。その業界や企業をよく知るプロと一緒に動くことで、入社の可能性は大きく変わると思います。

――頼れるプロを見つけるために、転職エージェント探しのアドバイスはありますか。

私は複数の企業を比較検討して選びたくて、転職エージェントも2社にお願いしました。

サムライソウル以外のもう1社は、条件面でマッチした企業の求人情報をたくさん送ってくださり、それはそれでとても熱心にかかわってくれたと思います。

ただ、「どうしてその仕事がいいのか」「本当にそうなのか」と考える機会をくれるようなコミュニケーションはあまりなくて、自分には、サムライソウルの深堀りをベースとしたやりとりが合っていました。比較しないと見えてこないこともあるので、自分に合うやり方を見つけるまで、いろんな転職エージェントと会うことも大事だと思います。

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