~M&A業界への転職~ M&A仲介会社3社 それぞれの特徴、メリット・デメリットとは

志望企業への決定率の高さに、企業からも求職者からも定評があるサムライソウル。

毎月、たくさんの方が手厚いサポートを活用して転職活動を成功させています。

今回は同じ中小企業のM&Aを仲介する企業で、上場しているM&Aキャピタルパートナーズ、日本M&Aセンター、ストライクの3社の特徴を比較してみましょう。

各社の業務内容は基本的に同じですが、M&Aの相手先の見つけ方、交渉を担当者が一人で丸抱えするか、分業で進めるか、成功報酬の割合などの違いがあります。

 

■新規開拓に注力し、高利益率を担保するM&Aキャピタルパートナーズ

M&A仲介の業者の中でも群を抜いて高給といわれるM&Aキャピタルパートナーズは、ベースの年収が420万円。成功報酬は成約金額の30%です。

同社の大きな特徴は、会社の売り手の新規開拓に注力しているところです。コンサルタントが、M&Aのニーズがありそうな会社のリストを作成し、テレアポやDMでアプローチして商談につなげていきます。中小企業のオーナー向けのM&Aセミナーを全国で開き、その会場で商談のチャンスをつかむことも少なくないようです。

M&A仲介市場で最も価値が高い顧客は、短期的には業績を順調に伸ばしているものの、中長期的に事業承継問題を抱えている企業です。このような状態の企業は、事業継承の問題を抱えていることを金融機関などに相談すると当面の融資条件に悪い影響が及ぶ可能性があるため、事業継承の問題を積極的に顕在化させることはまずありません。

顧客を自力で開拓すれば、他社と競合する可能性も少なくできます。成約報酬の30%から50%といわれるアライアンスフィー(紹介料)が発生せず、利益率も高くなります。

顧客にリーチするところから成約までの過程を、一人のコンサルタントが担当するので、マッチングの精度が高い一方、最終的に利益相反になる可能性があり、そのために交渉が頓挫するケースもあるようです。

一人のコンサルタントが顧客発掘から成約までの過程を丸抱えする仕組みは、幅広い業務知識や経験が求められるため、未経験からの参入が難しいという側面もあるでしょう。ただ、他のメンバーの案件をサポートすれば、その貢献度によってインセンティブが分配される制度があるため、社内のナレッジ共有は自然に行われています。周りからノウハウを吸収しながら、M&Aにおける全工程を一人で見られることで、企業を構成するあらゆる知識を学べる環境があります。

■業界随一のネットワークを持つ日本M&Aセンター

個人経営の小規模事業者に特化したオンラインマッチングサービスを展開している日本M&Aセンターも、社員の平均年収が高いことでも知られており、1300万円を超えているというデータもあります。ベース年収は基本的に前職年収と同額。年間売上額がベース年収の10倍を上回ると、上回った金額の1割がインセンティブとなります。

M&Aキャピタルパートナーズが主力としている新規の顧客は、日本M&Aセンターでは顧客の約3割。ほかの7割は地銀や信金などアライアンスから紹介された顧客が占めています。そのネットワークは業界随一といわれ、取り扱う案件が多いことが特徴です。

担当のコンサルタントがすべての過程を一人で丸抱えするM&Aキャピタルパートナーズと異なり、売り手担当、買い手担当に分かれて交渉を進めます。それぞれに担当がつくことで顧客に安心感、信頼を与え、M&Aの成約率が上がるともいわれています。

逆に潜在的な新規顧客に出会うチャンスは少なく、昨今は地銀や信金が独自の力でM&Aを進めるケースが増えています。そのために好条件の案件の流入が減り、成約したとしてもアライアンスフィーで利益率が抑えられてしまうとも考えられます。

 

紹介ネットワークが強固で、取り扱い案件数が多いストライク

ストライク社は前職の年収や年齢に応じてベース年収は500万円~700万円に設定。インセンティブは成約手数料の20%です。
日本M&Aセンターと同じように、売り手と買い手に別々の担当がつく仕組みで、顧客の6割が公認会計士や税理士からの紹介で、3割が新規、残り1割がメディアを通じた広報活動の成果による集客といわれています。

アライアンスのネットワークがしっかりしている分、取り扱う案件数は多いものの、潜在的な好条件の顧客を発掘しにくく、アライアンスフィーによって利益率が抑えられるというデメリットを抱えています。

公認会計士や税理士の立場によっては、M&Aの可能性を積極的に顕在化しようとするとは限らないという事情もあります。M&Aが成約すると新体制の公認会計士や税理士は、買い手側企業の公認会計士や税理士が引き継ぐことになるため、売り手側になる案件は把握したとしてもM&A会社に紹介して顧客をむざむざと失うようなことはしません。こうして、ニーズを潜在化させてしまう懸念があるともいえるでしょう。

 

■M&A仲介の転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、M&A仲介企業への転職支援でTOPクラスの実績があります。

(1)M&A仲介企業への転職実績

国内最大手のM&A仲介企業の転職支援実績で決定数多数の表彰を受賞したり、
新進気鋭のM&A仲介企業においてもTOPクラスの決定実績があります。

具体的に企業が求めている人物像、また面接や選考内容について圧倒的な情報量を持っていると自負しています。

(2)M&A仲介企業内の豊富な人脈と情報のネットワークがあります。

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
まだまだ公けに出ている情報が少ないM&A仲介業界の内情ではありますが、弊社では上場している大手3社や新進気鋭のM&A仲介に関わる企業の経営幹部や、弊社で転職支援をして実際にM&A仲介企業で働いている多数の社員とのつながりがあります。

メディアやネットに書かれている情報よりもリアルで詳細な情報をお伝えすることも可能ですし、経営幹部や社員との接点を創ることも可能です。

M&A業界への転職相談を希望される方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

\/
無料で転職相談をする