【M&A業界への転職体験談・vol.2】大切な顧客のM&Aを経験し転職を決心!真のやりがいと成長を求めて銀行からM&Aキャピタルパートナーズへ転職
M&A仲介への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、たくさんの方がM&A仲介の企業に入社をしています。
数ある転職エージェントの中からサムライソウルを選んでいただくことも多くなっています。
今回は、地銀の営業からM&AキャピタルパートナーズのM&Aコンサルタントに内定されたEさんの転職体験談をお届けします。
目次
地銀の営業からM&AキャピタルパートナーズのM&Aコンサルタントに内定が決まったEさんの転職体験記
■転職者Eさんのプロフィール
・28歳、男性、大卒
・新卒で地銀に入社し、約5年間営業として勤務
・2019年2月M&AキャピタルパートナーズのM&Aコンサルタントとして入社予定
転職のきっかけ
―新卒で地銀に就職されたということですが、入社の経緯とこれまでどんなお仕事をされてきたのか教えていただけますか。
Eさん:はい。誰かのために尽くす仕事をしたいとの思いから、新卒で地方銀行に入行して、預金や出納といった事務手続きの仕事を半年ほど経験した後、外回りの営業の仕事につきました。
―銀行の営業というのは、具体的にはどんなお仕事をされるんですか。
Eさん:中小企業や個人事業主のクライアントに対して、融資を行うのがイメージしやすいところかと思いますが、他にも様々な仕事があります。ビジネスマッチングも行いますし、投資信託や株も扱っており、不動産関係の融資の仕事などもあります。
―ビジネスマッチングというのは、どんなお仕事なんですか。
Eさん:例えば、何か物を作る会社でとある工程が社内では完結できないという課題があった場合、その工程を行えそうな他の会社さんをご紹介してつなげるといった仕事を、ビジネスマッチングと呼んでいます。完成した商品の販売先探しなんかを行うこともありますね。ビジネスマッチング自体が有償のケースもありますし、そこは無償でご紹介をして、事業が拡大できるという話になれば、追加の運転資金の融資につなげるなど銀行としての商売の形は様々です。
―そうなんですね。銀行といっても、融資だけでなく、顧客同士の紹介がお仕事につながるケースもあるんですね。トータルで5年ほどお勤めになられているようですが、お仕事自体は充実していらっしゃったんですか。
Eさん:そうですね。入社以来、数字にはかなりこだわって営業をしてきました。頭取賞という社長賞のような表彰も、何度も獲得していました。
―それはすごい成果ですね!それだけ結果も出していらっしゃる中で、転職をお考えになったのはどういうきっかけだったんですか?
Eさん:しっかり成果を出してきたという自負はあったんですが、正直、お客様に喜んでいただけるような仕事ばかりではなかったことに、心苦しさも感じていたんです。クライアントのためになるとは言い難いけど、目標達成のため、自社のために商品を提案してしまうということもありました。それでも、仕事の成果が出れば表彰され、自分自身が調子にのっていた時期もありました。そんな時に、自分の成長スピードが遅くなっている、世の中的には自分の実力はまだまだなんじゃないかと思いなおす出来事があったんです。
―どんなご経験をされたんですか。
Eさん:実は、すごくかわいがっていただいていた経営者の方から、私の転勤を機に悩み相談を受けたんです。社長もだいぶ高齢になられていたんですが、後継者不足に悩んでいらっしゃり、どうしても事業承継ができなさそうなので、廃業を考えているということでした。創業から50年以上も経つ素敵なモノづくりの会社さんでしたし、家族を持つ従業員の方もまだ数多くいらっしゃる。ここで廃業してしまうのはあまりにもったいない。何か方法はないか私もできる限り考えてみます。とお答えをして調べてみたところ、M&Aという第三者への事業承継を専門に扱う会社にいきつき、社長にお話をしました。そこからM&Aコンサルタントの方とのお話が進み、最終的にM&Aの話が成立したんです。その時初めてM&Aコンサルタントの方と一緒に仕事をさせていただいたんですが、驚きました。知識の豊富さや資料のクオリティの高さなどなど、とにかく自分とはレベルが全然違ったんです。しかも、年齢が自身よりも一つ年下だったと知ったときは、自分の実力はまだまだだったと実感しました。また、思い入れの特に深い経営者の方のお悩みを解決する仕事の中心に自分がいられていないことが、本当に悔しかったです。最終的にM&Aの話がまとまり、社長から「こういう人の役に本当に立つ仕事を、お前にはしてほしいんだよな。」とぼそりと言われた時は、M&A業界に転職をしよう!とほぼほぼ決めていましたね。
―そんなことがあったんですか。ずっとお世話になって関係をつくってきた経営者の方の役に立ちたいと思ったのに、ご自身は銀行の営業マンとしてできる限界があった。それをズバリと解決するM&Aコンサルタントの仕事ぶりを目の前で見たときの衝撃は、大きかったでしょうね。
Eさん:はい、銀行に入った時から「誰かのために尽くす仕事がしたい」と思っていたので、M&A仲介の仕事のすごさをまざまざと見せつけられて、ぜひこの仕事をやってみたい!チャレンジしたい!と思いましたね。銀行で働いていても、融資する側の銀行と経営者という関係性では、事業承継は非常にセンシティブな問題で、経営者側から銀行の担当者にはなかなか相談しにくい話です。一方で、銀行の担当としてはそこを具体的にお手伝いできないことの歯痒さというのもとても感じるんです。実際、同じような思いをしている同業の方は多いんじゃないかと思います。M&Aが成立して調印式というセレモニーがあるんですが、それに私も社長から直々にご招待いただき、出席しました。今まで泣いているところなど一度も見たことがない社長が涙する姿には、心を激しく揺さぶられました。
―調印式というのはどんなセレモニーなんですか。
Eさん:そうですね、例えていうなら結婚式のような感じです。立派なホテルの一室を貸し切って、買受側の幹部と売る側の幹部が契約を交わすんですが、その場では長年社長を支えてきた奥様から感謝の手紙の朗読があったりして、本当に感動的なセレモニーです。社長にとって会社は我が子のような存在ですから、結婚式をイメージしていただくのが一番想像しやすいと思います。そんな貢献ができるM&A仲介の仕事は、本当にやりがいが大きいだろうなと思います。
―銀行でもご活躍されていたEさんがどうして転職しようと思われたのか、このエピソードをうかがってとてもよくわかりました。
サムライソウルとの出会い
―では、今回はM&A仲介の仕事をする!と決めて転職活動を始められたということですか。
Eさん:はい、M&A仲介の仕事以外は全く考えていなかったです。まず、AMBIという転職サイトに登録をして、合格可能性診断みたいなものを試しにやってみたんです。その時、M&Aの仕事でたまたま検索にヒットした株式会社ストライクに仮エントリーをしたのが最初でした。
―そこで、サムライソウルを知ったんですか。
Eさん:はい。その合格可能性診断に二重丸という形でメール回答をくださったのが、サムライソウルの小塚さんとの出会いでした。サムライソウルさんのホームページも見てみたところ、M&A仲介の案件も専門的に扱っていらっしゃるようでしたし、しっかり業界を知っているところでお世話になるのがいいなと思って、電話でやり取りをするところから始まりました。
―そうだったんですね。それからすぐに応募はされたんですか。
Eさん:いや、確かお電話をしたのが今年の2月ごろだったと思うんですが、いずれにせよM&A仲介の業界で働くのであれば、簿記の勉強はしておいたほうがいいだろうと簿記2級を夏頃受けることにしていたので、その資格がとれてからまたお話させてくださいとお願いをしました。実際に活動を始めたのは、今年の9月からでしたね。
―サムライソウルを通して、どこを受けることにしたんですか。
Eさん:ストライク、M&Aキャピタルパートナーズ、日本M&Aセンターの3つです。ただ、一斉に活動を開始したので、ストライクさんは書類は通ったものの日程調整の都合がうまくつけられず、実際にはお会いできなかったので、実質2社でしょうか。
―なるほど。ちなみに、他のエージェントを通してや、ご自身で受けられた企業は他にありましたか。
Eさん:いいえ、サムライソウルさんを通じてしか受けていません。やはり、M&A仲介に詳しい転職エージェントが良かったですし、他のエージェントは一切使いませんでした。
転職先決定理由
―各社の選考については、どこまで進まれたんですか。
Eさん:日本M&Aセンターさんは最終面接で辞退し、最初に内定をいただいていたM&Aキャピタルパートナーズさんに決めました。
―最終的にM&Aキャピタルパートナーズさんに決めたのはどんな理由だったんですか。
Eさん:一つは、仕事のスタイルです。M&Aキャピタルパートナーズは、100%新規開拓営業で1から10まで一人の担当者が全てやるので、成長の幅が広くなりそうだなと思ったためです。日本M&Aセンターさんやストライクさんは、金融関係のアライアンス先からのパスアップで新規がスタートするので、そこのスタイルの違いを考えました。
―なるほど、業界内でも仕事のスタイルに違いがあるんですね。そういった業界内の各社の違いについては、ご自身で情報を集められたんですか。
Eさん:サムライソウルの小塚さんから色々教えていただきました。
―M&Aキャピタルパートナーズさんを選ばれた理由は、他にありますか。
Eさん:はい、あとは社長面接で「ここで働きたい!」と強く思ったのが大きいですね。M&Aキャピタルパートナーズは最終が社長面接だったんですが、私自身のことをとにかく知ろう、いいところを引き出そうとして話を聞いてくれていたように感じました。
―なるほど。仕事に関してだけでなく、自分自身のことを知ろうとしてくれていると感じられるというのは、とてもいい面接経験ですし、ご自身でも納得がいきますよね。
Eさん:はい、小学生の頃から振り返って、私自身がどんな人間なのかをヒアリングしてくださいましたし、人間的な誠実さのようなものを強く感じました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
―M&A仲介の仕事をすると決めて転職活動をして、よい会社から内定が出て本当に良かったですね。改めて、おめでとうございます!それでは、今回サムライソウルを実際に利用してみて、サポートの感想をお聞かせ願えますか。
Eさん:サムライソウルの小塚さんにお世話になって、本当に良かったです!小塚さんが担当してくださったおかげで、この内定が獲得できたと言っても過言ではありません。実は、M&Aキャピタルパートナーズの社長面接は、イレギュラーで2度実施していただいたんです。小塚さんからは、M&Aキャピタルパートナーズの面接を受ける際に、自身の想いを伝えきることと、冷静にお話しするバランスが大事であると伺っていました。ただ、私自身、熱が入りすぎるとうまく喋れなくてちぐはぐなことを言ってしまう傾向があり、面接の前からそれを懸念していました。そこで、もしかしたら想いが入りすぎてうまく面接で喋れていなかったかもしれないということ、どうしてもM&AキャピタルパートナーズでM&Aコンサルタントをやりたいという気持ちについて手紙にしたためて面接の最後に社長にお渡ししたんです。そうしたら、やはり初回の面接ではうまく話せていなかったけど、自分自身のことをよくわかっている奴だと思っていただけて、セカンドチャンスをいただいたという次第です。
―そうでしたか、強い想いが伝わったんですね。それが結果につながって、本当に良かったです!何かほかに、役に立ったサポートはありましたか。
Eさん:小塚さんは、先ほどお話ししたように業界内の各社の違いやメリット・デメリットを非常にフラットな立場で教えてくださいました。最後の最後までどこの会社がいいというような話は全くせず、こちらがきちんと考えて決めるステップを踏ませてくれました。それに、それぞれの会社に行きたいと思わせてくれるようなモチベーションが高まる説明もしてくださいました。おかげで、どの会社の選考にもとても前向きに臨むことができました。小塚さんのサポートには、とても感謝しています。
M&A業界転職希望者へのメッセージ
―それでは、最後にM&A仲介への転職を希望している方々へのメッセージがあれば、お聞かせいただけますか。
Eさん:そうですね。基本的に、転職活動は在職中であることが大半だと思います。その中で、モチベーションを維持し、自身のビジョンに向かって行動できるかは、やはり自分次第だと思います。「人生一度きり。」「やらない後悔より、やって後悔。」「迷ったらワクワクする方へ。」「誰かのために尽くす。」私は、自分の大事にしていることを常に念頭において活動してきました。最後に想いは伝わります!ぜひ、全力でぶつかってみてください!
―転職を考えている方々にとって、勇気の出るメッセージをありがとうございます。私どももEさんの転職サポートをさせていただけて本当に良かったです。本日は、お忙しい中、転職活動についての具体的なお話を教えていただき、どうもありがとうございました。
■M&A仲介の転職希望者はサムライソウルまで
サムライソウルでは、M&A仲介企業への転職支援でTOPクラスの実績があります。
(1)M&A仲介企業への転職実績
国内最大手のM&A仲介企業の転職支援実績で決定数多数の表彰受賞や、
新進気鋭のM&A仲介企業においてもTOPクラスの決定実績があります。
具体的に企業が求めている人物像、また面接や選考内容について圧倒的な情報量を持っていると自負しています。
(2)M&A仲介企業内の豊富な人脈と情報のネットワークがあります。
転職に大切なのはネットワークだと考えています。まだまだ公けに出ている情報が少ないM&A仲介業界の内情ではありますが、弊社では上場している大手3社や新進気鋭のM&A仲介に関わる企業の経営幹部や、弊社で転職支援をして実際にM&A仲介企業で働いている多数の社員とのつながりがあります。
メディアやネットに書かれている情報よりもリアルで詳細な情報をお伝えすることも可能ですし、経営幹部や社員との接点を創ることも可能です。
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