日本のM&A仲介のパイオニア!レコフを知ろう。

M&A仲介業界への転職を希望する皆さん、日本にM&A仲介という市場をつくった企業はどこか知っていますか。1970年代、まだM&Aという言葉自体が無かった時代に、アクイジション(Acquisition:買収)という手法を知り、会社を創業した人たちがいました。今回の企業研究は、日本のM&Aにおけるパイオニア、株式会社レコフについてのお話です。

 

レコフ設立の背景

株式会社レコフの創業者吉田允昭氏がM&Aビジネスと出会ったのは、1973年。当時山一証券の課長代理を務めていた吉田氏が、アメリカで企業売却という手法を知り衝撃を受けるとともに興味を持ち、社内にM&A専業部隊を設置したことに始まります。その後、山一證券の役員を退任した吉田氏が1987年に創業した会社が、日本初のM&A専業ファームRECOFです。1996年末に第二次橋本内閣が始めた金融改革を契機に、日本のM&A市場は急拡大。金融機関の破綻や統合、コンビニ業界の再編案件など大きな案件を手掛けてきたのが株式会社レコフなのです。また、2016年にはさらに幅広いクライアントニーズに応えるため、M&Aキャピタルパートナーズと経営を統合。それぞれの強みを活かしながら、グループ会社となり、日本のM&A業界の成長をさらに加速するフェーズへと入っています。
日本にM&Aという手法を紹介し市場を育ててきたM&A業界の老舗レコフの歴史をさらに知りたい方はこちら

会社の特徴

レコフの強みの一つとして、中小企業の案件から大企業の案件まで幅広く取り扱っていることが挙げられます。これまで紹介してきた日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライクといった上場3社や新興勢力のFUNDBOOKは、主に中小企業のM&A案件をメインとしています。一方、M&A仲介の老舗でもあるレコフのクライアントには、大企業やグローバル企業が数多くいます。そのため、大型のM&A案件やクロスボーダーのM&A案件も取り扱える事が大きな強みとなっているのです。いずれは、大型案件を経験したいと思っているM&A仲介転職希望者にとっては、大きな魅力となるでしょう。
また、日本企業のM&Aに関する膨大なデータを蓄積したデータベースを持っていることもレコフの強みです。1987年の創業当時から集め続けたデータは、もちろん業界最大級。2008年4月に株式会社レコフデータベースを設立し、2010年には、インターネット上でデータベースを提供する「レコフM&Aデータベース」のサービスもスタートさせています。

営業スタイルと年収体系

レコフでは、新規の顧客開拓から成約まで、売る側と買う側の両方を一人で担当する営業スタイルをとっています。2016年に経営統合したM&Aキャピタルパートナーズとよく似たスタイルと言ってよいでしょう。ただし、特徴的なのは、担当する業界によって事業部が分かれている点です。同業の中で中小企業の案件から大企業の案件までを取り扱えるようにすることで、深い知識や経験を得ることができ、業界のエキスパートを生み出すという育成手法を採っています。中途入社の場合、最初は中小企業のM&A案件から担当するケースがスタンダードですが、いずれは大型のM&Aも経験したいと考えている方にとっては、M&A仲介の企業の中で最もそのチャンスが大きいのがレコフだと言えるでしょう。
コンサルタントの年収ベースは、500~600万円ほど。さらに、前年の売上実績に応じて翌年の賞与が決まり加算されるという年収体系です。

採用ターゲットと内定者

M&A仲介の歴史が長いレコフ社内には、M&A経験が豊富な人材がそろっています。そのため、中途入社者には、専門的な金融知識よりも顧客開拓力が求められていると言えます。一人のコンサルタントが顧客開拓から成約までを担当する営業スタイルですから、前職での中小企業の新規開拓力や突破力、中小企業オーナーとの折衝力といった点が高く評価される傾向にあるでしょう。

<サムライソウルからレコフに内定した方>
・東京学芸大卒、大手証券の営業マン、25歳
・京大卒、大手商社で専門系投資を担当していた商社マン、28歳

同社の年間採用数は、10名程度。採用数は決して多いとは言えないため、前職で高い新規開拓力を発揮していたり、高い実績を出していた優秀な人物が求められていると言えるでしょう。

<採用ステップ>
一次面接(役員)⇒二次面接(営業部長)⇒最終面接(社長)⇒内定

レコフの選考では、他社よりも多い3回の面接が実施されます。アドミニストレーションの責任者や営業部長、社長といろんな角度から人材が見極められます。

株式会社レコフには、日本のM&Aの歴史をつくってきた老舗としての豊かな経験に加え、業界随一のデータの新たなる活用など、さらなる展望が期待されています。

■M&A仲介の転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、M&A仲介企業への転職支援でTOPクラスの実績があります。

(1)M&A仲介企業への転職実績

国内最大手のM&A仲介企業の転職支援実績で決定数多数の表彰を受賞したり、
新進気鋭のM&A仲介企業においてもTOPクラスの決定実績があります。

具体的に企業が求めている人物像、また面接や選考内容について圧倒的な情報量を持っていると自負しています。

(2)M&A仲介企業内の豊富な人脈と情報のネットワークがあります。

転職に大切なのはネットワークだと考えています。まだまだ公けに出ている情報が少ないM&A仲介業界の内情ではありますが、弊社では上場している大手3社や新進気鋭のM&A仲介に関わる企業の経営幹部や、弊社で転職支援をして実際にM&A仲介企業で働いている多数の社員とのつながりがあります。

メディアやネットに書かれている情報よりもリアルで詳細な情報をお伝えすることも可能ですし、経営幹部や社員との接点を創ることも可能です。

M&A業界への転職相談を希望される方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

お問い合わせはこちら

\/
無料で転職相談をする