リクルートで面接官が感じた懸念点、能力はあるのに採用を決められない理由は?

こんにちは、サムライソウルの粕谷です。

私たちのような人材紹介エージェントが間に入って転職希望者とリクルートの面接をセッティングした場合、必ず人事からフィードバックがきます。
その人のどこがよかったのか、採用に当たっての懸念点はどこか。

その内容を見ると、能力は十分評価されているのに、それ以外の部分で採用を足踏みされてしまうケースが多々あります。
具体的にどのような理由で採用を決めてもらえないのか、何がネックになっているのかを人事のコメントから見ていきたいと思います。

リクルートキャリアの人事から聞いた採用のネックポイント

◆入社動機が不明確で懸念されたAさん

所属していた弱小のスポーツチームを準優勝まで持っていったことのあるAさん。
自分で高い目標を立ててそれに向かって努力できる様子が伝わってきます。
海外青年協力隊で異国の地に飛び込み、途上国で頑張ってこられたことからもリクルートの好きな「自走型」の人材と言えるでしょう。
現職も国際色の豊かな環境で働かれています。
人事からの評価も非常に高かったのですが一方で懸念点がありました。
それは「リクルートキャリアで歯を食いしばって頑張る理由があるか?」ということでした。
能力やポテンシャルが非常に高くても、頑張る理由が見いだせず辞めてしまうケースは多々あります。
人事としては採用して終わり、ではなく、いかに採用後にパフォーマンスを発揮してもらうかが重要ですので辛い局面でも乗り越えられる意志はどうしても必要です。
この方の場合はなぜリクルートキャリアなのか?を言語化した方が、双方にとっていい転職になるというフィードバックがありました。

◆転職理由が懸念されたBさん

教育業界で働く30代前半のBさん。
誠実さや目標に対してやりきる力を評価されました。
30代という年齢もありますが自分の得意不得意を客観的に把握していて自分なりのスタイルを身に付けているところも評価ポイントでした。
ところが転職理由がネックになりました。
Bさんの一番の転職理由は「家族との時間を持ちたい」ということでした。
現職が残業が多く、家族との時間を持てないので転職をしたいということでした。
人事からすると、異業種からの転職ということで最初は苦労することが容易に想像できるものの、それを頑張りぬくほどの動機が見当たらないというフィードバックがありました。

●価値観、社風に合うかという点で懸念されたCさん

大手化粧品メーカーに勤務されているCさん。
出身大学は慶応で20代後半。
経営者になりたいという強い思いを持っておられます。
バックグラウンドから社会人としての基礎力の高さはあるものの、社風に合うかという懸念がされました。
Cさんのお父様は経営者で事業に失敗をされていました。
面接で話を聞いていくうちに「仕事で失敗をおかしてはならない」という価値観が非常に強いことがわかりました。
この価値観が「失敗を恐れずやってみよう」というリクルートとは合わないのではないか、というフィードバックがありました。

人事からの懸念点を克服するために

このように、能力はあってもそのほかの面でひっかかり採用を躊躇されてしまうケースはよくあります。
そしてこの「懸念点」は私たちにエージェントにフィードバックされると同時に、次の面接官にフィードバックされます。
「こういうところが懸念なので、次の面接で詳しくヒアリングしてください」と申し送りをされます。
次の面接ではこの懸念点を中心に詳しく聞かれることになりますので、ここで懸念をクリアできる答えを用意できていなければ不採用となります。

エージェントを介さずに自ら応募をして面接を受けた場合はこのようなフィードバックはありませんから、こういった点でもエージェントを介した転職の方が面接の振り返りがしやすく、次の面接の戦略も立てやすいというメリットがあると思います。

■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。

(1)リクルート出身者だからこそお話できること

―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?

実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。

(2)リクルート社内の豊富なネットワーク

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。

(3)最短距離での転職をお手伝い

リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
相談を希望される方はこちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

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