リクルートの面接で他に志望している会社を聞かれたらどう答える?

こんにちは、サムライソウルの粕谷です。
新卒採用(就職活動)の面接の際、「他に志望している企業はありますか?」と聞かれたら「御社が第一志望です」と答えるべしという都市伝説がありました。
実際は他に志望している企業があっても面接では絶対に「御社が第一志望」を貫けと。
熱意をアピールすることが内定への近道、という解釈なのでしょう。

新卒についてはここでは述べませんが、中途採用、転職活動においてもこの質問はリクルートに限らずほとんどの企業でされます。

・転職活動の状況について聞かせてください
・当社以外に受けている会社はありますか?
・どういう軸で企業を探しているのですか?

この質問にはどう答えるべきなのでしょうか。

他に志望している企業は正直に答えるべき?

弊社で面接対策をする際、必ずこの質問を出します。
するとなぜか正直に答えようとしない方が多いのです。
新卒時の都市伝説に縛られているのかもしれません。

ここは正直に伝えるべき、と私はいつもお伝えしています。
そもそも転職活動は複数受けるのが当然です。(就職活動もしかりですが)
現職とのミスマッチやキャリアアップ、ステップアップのために受けるのに1社に絞っているのは不自然です。
そこに落ちたら転職をあきらめるのでしょうか?

本当に自分の新しい未来を切り開こうとしている人であれば可能性はできるだけ広げて活動するのが普通です。
ここは正直に答えましょう。

質問の背景にある採用者の思い

そもそもなぜ他に受けてる企業を知りたいのでしょうか?
中には転職希望者が優秀なので採用競合を知っておきたいという思いもあるかもしれません。
が、ほとんどのケースではキャリアプランとの整合性を見ていると思います。

次の転職でどんなキャリアを実現したいのか?
実現するためにはどんな軸で会社を選んでいるのか?

例えば、1社目がブラック企業でほとんど先輩社員から教えてもらえず社会人の基礎に不安を感じている。
そのため研修制度、人を育てる文化が根付いている会社で働きたいと思った。
そこでリクルートを志望した、という転職者がいたとします。

この話を整理すると

①社会人基礎力を身につけたい
②研修制度のしっかりした会社で働きたい
③リクルートがいい

というロジックになっていますよね。

で、②→③の志向に疑問を感じるわけです。

(そもそも②の研修制度を求めていることへの疑問はここではおいておきます)

リクルートって人をちゃんと育てようとする文化はありますが、研修制度はたいして充実していません。
優秀な先輩はたくさんいますが皆とても忙しいので手取り足取り教えてくれるということはありません。
受け身の人は置いてきぼりです。

となるとこの人にとってベストな環境はリクルートではない、という判断になるのです。

志望企業の軸を整理する

キャリアプランが言語化できたら、志望企業の軸を整理することが大切です。
企業が他に受けている会社があるかと聞かれた時、求められている答えはバイネームの企業名ではなくどういう軸で転職活動をしているか、ということです。
この軸をきちんと整理して語れるようになることが大切です。

そもそもこれは転職活動スタート時にやっておかなくてはいけないことです。
最初にここさえ整理できていればそれにあてはまる企業をピックアップし、面接の際はその軸を話しつつ、中でもなぜこの会社だったのかを肉付けして話せるようになればいいのです。

■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで

サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。

(1)リクルート出身者だからこそお話できること

―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?

実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。

(2)リクルート社内の豊富なネットワーク

転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。

(3)最短距離での転職をお手伝い

リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
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