【M&A業界への転職vol.12】自動車販売店からfundbookに転職

M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、自動車販売店からfundbookに転職したHさんの転職体験談をお届けします。

 

自動車販売店からfundbookに転職したHさんの体験記

 ■転職者Hさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、大手自動車メーカー系列の販売店に入社。富裕層向け高級車の担当となり、経営者への営業実績を積む。約7年経験した後、2024年1月よりfundbookに入社。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は、大手自動車メーカー系列の販売店に入社しました。

家族がみんな自動車メーカー勤務という環境で育ち、自動車関連の仕事に就くことは自然な選択肢でした。ただ私は、仕事の対価として明確なインセンティブがつく働き方がしたかった。学生時代にアルバイトをしていたスポーツジムでは、インストラクターとして教えることよりも、キャンペーン商品などを店内で売る仕事のほうが得意だと感じていました。そこで、同メーカー系列のクルマを売る販売店への就職を決めました。

入社後に配属されたのは、高級車に特化した販売店でした。経営者のお客様が多く、新車の販売に加え、ローン手数料、車両点検、生命保険や自動車保険などの付帯サービス販売などを担当。約7年間勤務しました。

 

――そこからの転職を考えたきっかけや理由は何でしたか。

 年収を最大化したい、と考えたからです。

前職では、販売利益率でトップの成績を取れたのですが、そこで限界が見えたんです。クルマは納品されなければ業績としてカウントされず、コロナ禍の影響もあって、なかなか思うように納品が進まない状況でした。加えて、トップの成績を収めてもインセンティブはこれくらいなんだな…と分かったこともあり、ほかの業界への転職を考え始めました。

 

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

年収の最大化という観点で、M&A仲介を第一志望に考えていきました。

M&A仲介に魅力を感じたのは、前職で多くの経営者とお会いする中で、M&Aで買収するケースや、事業承継のために売却するケースの両方を見てきたからです。M&Aという事業拡大の方法もあるんだなと興味を引かれましたし、後継者不足により事業を畳まざるを得ない現実に心を痛めたこともありました。両者のマッチングを図れる仕事は、社会貢献性が高いと感じました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

 転職サイト経由でスカウトメールをもらったのがきっかけです。

複数の転職エージェントとお会いした中で、サムライソウルの担当コンサルタントは、圧倒的に対応スピードが早かった。即返信が来て、日程調整もどんどん進んでいきました。

私自身、前職でレスポンスの早さを何よりも大切にお客様に向き合ってきました。大事にしている価値観として通じるものがあると感じ、お話してみたいと思いました。

 

――面談を通じて、サムライソウルにお願いしようと思ったのはなぜでしたか。

 メールのやりとりの時点で、M&A仲介への紹介実績が豊富だとわかっていたので、信頼できそうだと感じていました。

面談した当初は、M&A仲介に関心はあったものの、実際の業務内容やM&A仲介各社の特徴や違いなどほとんど理解できていませんでした。しかし、担当コンサルタントとのやりとりの中で、企業ごとの違いが明確になり、各社の創業者や代表のバックグラウンドや、大事にしている価値観まで理解が深まりました。「創業者がこういう人なので、この会社にはこんな人材が多く求められている」という説明に納得感があり、転職活動を通じて、この担当コンサルタントしか持ち得ない有益な情報を得られそうだなと期待できました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

 ――サムライソウルとの面談を通じて、転職の軸をどう絞っていきましたか。

 大事にしたのは「一貫性」と「再現性」です。

私が仕事を選ぶ理由には、年収を最大化したいという一貫した思いがあります。もともとスポーツをやってきて、成果は年俸に直結するものである、という価値観が根付いているんです。仕事においても、やるからにはしっかりと対価をもらいたい。前職を選んだのも「評価がインセンティブに反映されるから」でした。

担当コンサルタントからは、M&A仲介の仕事では、「稼ぎたい」という強い意志があるかどうかが大事だと言われていたので、面接でも「なぜ稼ぎたいのか」「稼いでどうなりたいのか」にきちんと答えられるように準備をしていきました。

また、「再現性」においては、前職で販売利益率トップをとったときに何をしていたかを言語化していきました。面談を始めた当初は、成果を数字で伝えられはしたものの、なぜそれができたのかはうまく説明できていませんでした。

どんなPDCAを回して、成果から逆算した行動をとったのか、担当コンサルタントと細かく振り返りながら、再現性のある自分なりの手法が整理されていきました。

M&A仲介の営業は、未経験者には狭き門です。私のように未経験であっても、再現性をもって成果が出せると伝えることで、説得力を高めようと考えました。

 

――最終的に、fundbookへの入社を決めた理由は何でしたか。

まずは、未経験者でも応募でき、一から戦えるフィールドが用意されていたから。そして、業界内でも売り上げが急伸していて、成長スピードが早いからです。本気で「業界No.1を取りに行く」という覚悟が感じられ、その環境に身を置くことで、自分の成長も加速させていけると感じました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

M&A仲介の面接では、「キャリアに一貫性があるか」と「成果を上げる再現性があるか」は間違いなく聞かれる内容です。これまでやってきたことを論理的に説明できるよう、準備はしっかり進めたほうがいいと思います。

一方で、面接はコミュニケーションなので、内容を丸暗記するのではなく、会話を楽しみながら受け答えすることも大事。実際に口を動かして面接のロープレをしておくこともおすすめします。

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