【M&A業界への転職vol.1】コンサルティング会社からストライクに転職

M&A業界への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、コンサルティング会社から株式会社ストライクに転職したOさんの転職体験談をお届けします。

 

コンサルティング会社から株式会社ストライクに転職したOさんの体験記

■転職者Oさん(30代男性)のプロフィール

大学を卒業後、不動産会社の営業を2年弱経験。その後、通信会社の営業を経て、ベンチャーのコンサルティング会社に入社。2023年11月より株式会社ストライクに入社(予定)。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

3社経験があり、新卒1社目に選んだのは不動産会社の営業職でした。

学生時代はファストフード店でのアルバイトをしており、売上数字という明確な目標を追って働く面白さにのめり込みました。きょうだいの多い大家族で育った影響か、「きょうだいに負けたくない」「認められたい」「褒められたい」という思いが人一倍あり、負けん気も強かった。仕事では、年齢や学歴に関係なく、数字を上げた人がフラットに評価されるのがうれしくて、数字目標を追いかける営業職は向いていると思いました。せっかくやるなら高単価で売るのが難しい商材を扱って成長したいと、不動産業界に選びました。

その後、無形商材を扱う業界で、営業としての市場価値を上げたいと考え、商材数や内容が多岐にわたる通信会社の営業に転職。2社それぞれ2年弱経験したのち、前職のコンサルティング会社に入りました。

 

――なぜコンサルティング会社を選びましたか。

いずれ独立・起業したいという思いから、20代のうちに必要なものはすべて経験したいと考えていました。成果を出し、そこで再現性を得られたら次のステップに進もうと転職をしてきて、有形商材、無形商材どちらも経験できた。次に必要なのは、コンサルタントとしての経験と知識だと思ったんです。

前職はベンチャーのコンサル会社で、「トップの成績を収めた営業経験者しか採用しない」という方針で採用をしていました。優秀な同僚が多い点や、社員の多くが親会社である経営コンサルティング会社からの出向で、彼らからコンサルのノウハウやスキルを学べる環境も魅力でした。

 

――そこからの転職を決めた理由は何でしたか。

一つは、成果に対する報酬を求めたいと思ったからです。

前職にはインセンティブ制度があまりなかったのですが、入社時は「どれくらい稼げるか」は重視せず、コンサル経験を得ることに価値を感じていました。でも実際に働き始めると、成果を出したらその分評価してほしい、対価をもらいたいと思うようになり、「稼げる仕組み」があることが大事だと気づきました。

また、経営課題の“根本的な解決”に携わりたいという思いもありました。前職では、課題解決のソリューションを提供しても、組織の一部に影響を与える程度に留まっていました。でも、M&Aで事業承継にかかわることができれば、日本の社会問題にも通じる経営課題の根本に触れられます。社会貢献性の高さに魅力を感じ、M&A業界に絞って転職活動を始めました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

担当コンサルタントの方からのスカウトメールでした。

それまでの転職を通じても、多くの転職エージェントに会ってきましたが、なかなかサポートをお願いしたい方に会えませんでした。結局、誰にもお願いせず直接応募して一人で選考準備をすることが多く、それでも問題ないと思っていました。

ただ、サムライソウルからのスカウト文面は、読んだ瞬間に、今までと違うなとピンとくるものがありました。具体的な求人案件の内容や条件、いいところと悪いところが包み隠さず書かれていて、とても誠実な印象を抱きました。

 

――一人でも活動できてきた中で、サムライソウルにお願いしようと思った理由とは?

電話での初回面談で、担当コンサルタントのアドバイスや指摘が非常に的確だったからです。M&A業界全体の概要から、個社の特徴や違いまで細かく情報を持っていて、「こんなに知識量があってロジカルに話す転職エージェントに初めて出会った!」と驚きました。

どんな質問にも即答してくれましたし、電話をしながら「今お伝えした**の情報をメールでお送りしたので、それを見ながら話しましょう」などと、対応もすごく速い。「この方と活動していけば、いい転職先に出会えるかもしれない」と、すぐに信頼感が生まれました。

 

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルとの面談を通して、どんな面接対策を重ねていきましたか。

M&A仲介企業を4社受けたのですが、1社ごとそれぞれに合わせた内容での受け答えを整理し、対策を進めていきました。

想定される質問項目に対して私が回答の文面を作り、担当コンサルタントが一つひとつを添削、指摘していってくれます。「前職での〇〇の経験の話を入れると、企業側も喜ぶと思います」など、相手目線での指摘はとても納得感がありました。

 

――M&A業界への転職実績が豊富な、サムライソウルならではのサポートやアドバイスはありましたか。

選考を受ける企業を選ぶ上で、個社の特徴を説明しながら私とのマッチを考えてくれたので、転職活動の戦略を組み立てやすかったです。

例えば「A社は、転職回数の多さを気にする傾向があります。B社とC社は、経験の多さとしてポジティブに評価してくれると思うので、こちらを受けてはどうですか」などとアドバイスも具体的でした。

また、企業側が求める人材像も、求人票にある一辺倒な表現ではなく、個社のカルチャーや働く社員の様子を説明し、「Oさんには、B社のこんなところが合っていると思います」など私に結び付けて伝えてくれるのがありがたかったです。

担当コンサルタントの方は、「業界内のスパイなのかな!?」と思うくらいに詳しいんです(笑)。企業の担当者や現場の社員から信頼されているからこそ、いろんな情報が集まってくるんだろうなと感じました。

ストライクを受けたのは、担当コンサルタントから「カルチャーが合っている」と勧められたからでした。でも実は、並行して参加したM&A業界特化のイベントを通じて、他社からオファーをもらっていたんです。そこは業界内でも給与水準の高いところで、成果を出せば出すほど稼げる仕組みに心惹かれました。

サムライソウル経由ではなかったので、申し訳ないと思いながら相談したら、「Oさんの人生なのですから、好きな道を選んでください」と言ってくれて、私個人の人生を見てくれているんだととても感動しました。さらに、オファーをもらった企業についても、いいところと悪いところをフラットに説明してくれ、「Oさんがどんな選択をしても、サポートできなかったとしても、これからも応援します!」と言ってくれた。懐の大きさを感じました。

 

――他社からのオファーもあった中で、ストライクに決めた理由は何でしたか。

一つは、内定をもらったポジションが、スタートアップに特化した社長直下の部署だった点です。M&A業界内でスタートアップ特化の組織は珍しいのですが、海外の動向を見れば確実に伸びていく領域です。社長との面接では、「今は小さい部署だけど、必ず大きくしていく。M&Aのスタートアップ領域をストライクがリードして、日本を成長させていきたい」と目をキラキラさせて語っていて、その熱意に心打たれました。

もう一つは、自分の志向と社風が合っていると感じたからです。担当コンサルタントにも、「ストライクは業界内でもアットホーム。社員それぞれが売上を追う個人主義のカルチャーではないので、Oさんには向いていると思います」と話してくれました。面接では、「大事なのはお客様の課題を解決すること。M&Aすべきタイミングではないのなら、相談されてもお断りすることもある」と説明され、そのスタンスにも惹かれました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職活動をするしないにかかわらず、普段から“現状把握”をしていることが大事だと思います。

私は前職でマネージャーポジションに就いていたので、メンバーに仕事のフィードバックをしたりキャリアの相談を受けたりすることが多くありました。言う立場だからこそ、私自身も、強みや弱み、足りないところを客観的に把握して、言葉にできなければ説得力がありません。そこで日々、「自分は今何ができていて、何ができていないのか」「これからどんな仕事をやっていきたいのか」など考える時間を作っていました。転職活動では、そうした思考のクセがとても役立ち自己分析につながったので、皆さんも今から始めてみるといいと思います。

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