【リクルートグループへの転職vol.53】ウェディングプランナーからリクルート人材領域に転職
リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、ウェディングプランナーからリクルート人材領域に転職したHさんの転職体験談をお届けします。
目次
ウェディングプランナーからリクルート人材領域に転職したHさんの体験記
■転職者Hさん(20代女性)のプロフィール
専門学校を卒業後、ホテルでウェディングプランナー職を7年経験。2022年7月よりリクルートに入社し、人材領域のキャリアアドバイザーとして活躍している。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
高校時代からウェディングプランナーに憧れ、ブライダルの専門学校に進学しました。当時は勉強があまり好きではなくて、4年間なんとなく大学に行くよりも、早く働ける道を探したいと思ったんです。たまたま、ウェディングプランナーを主人公にした映画を観て、「これになりたい!」と心が決まり、もっとも就職実績のある専門学校を受験。2年後に、大手ホテルに入社しました。
ホテルでは、レストラン業務を1年経験してから、2年目に志望していたウェディング部門に異動しました。そこから6年間、ウェディングプランナーとして経験を積ませてもらいました。
――高校時代からの夢の仕事に就いていたんですね。そこからなぜ転職を考えたのでしょう。
仕事内容も大好きでしたし、人にも恵まれていましたが、大きな二つのプロデュース案件を終えたことで気持ちに変化が出てきました。
一つは、大規模なVIP案件の盛大な結婚式を無事取り仕切れたこと。もう一つは、大事な友人の結婚式でプランナーを務めたことでした。ウェディングプランナーとしてやりたかったことを叶えて、これ以上ないという達成感を味わえた。「もうやり切った。この仕事は卒業しよう」と思うようになりました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
重視していたのは大きく2点で、一つ目は「実績に応じて評価してくれる会社」でした。前職ではVIPプロジェクトを任され、売上も常に上位だったので、会社の貢献度は高かったと思います。でも、年功序列の評価制度だったので給与に反映されず、インセンティブもありませんでした。プランナー職についたころは、仕事自体が楽しくて、やりがいだけで満足していたのですが、だんだんと評価されないことに不満を感じるように…。きちんと評価され、インセンティブや年収に反映されることが大事だと気づかされました。
もう1点は、人生の節目にかかわる仕事です。結婚式は、人生の記憶に残る大イベントで、そこに携われることが大きな喜びでした。同じくらい重要なことは何かと考えたとき、就職や転職なら人生の重要な決断だな、と。その後のキャリアに長くかかわれるところもいいなと思い、人材領域に絞っていきました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
担当コンサルタントからのスカウトメールがきっかけでした。
転職活動を本格化する前から、転職サイトのデータベースには登録をしていたので、多くの転職エージェントから連絡はもらっていたけれど、そのまま放置していた…という状況でした。活動を始めようと改めてメールを読み返し、その中で、私にきちんと寄り添ってくれそうだなと感じたのがサムライソウルでした。面談を申し込み、実際に電話でお話したときも、どんな風にサポートしてくれるかを丁寧に説明してもらい安心感がありました。
――数あるエージェントの中で、サムライソウルを選んだ決め手とは?
リクルートへのサポート実績が多い点は魅力でした。リクルートは「実績に応じて評価してくれる会社」として、応募したいと思っていたからです。
面談をしたのはサムライソウルだけで比較検討はしませんでしたが、前職の退職時期をすでに決めていたこともあり、スピード感を持って活動を進めたかった。レスポンスの早さ、話しやすさが決め手になりました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。
選考が始まるまで、3回の面談時間をとってもらい、
- 職務経歴書の書き方のアドバイス
- 紹介いただいた求人企業に関しての説明
- 応募前の面接対策
をしてもらいました。
求人企業のなかには私があまり知らなかったところもあり、かなり細かく質問したのですが、どんな質問にも的確に、具体的に答えてくれました。メールへの返信の早さも心強かったです。
面談前には転職の軸を明確にするために、さまざまな質問項目が書かれた「面接対策シート」を送ってもらい、回答を記入する中で考えを言葉にしていくことができました。
――それを転職活動にどう生かせましたか。
前職のプロジェクトで「やりきった!」と思えたことや、きちんと評価してもらうことが大事という考え方は、担当コンサルタントとのコミュニケーションがあって分かったことでした。
面接対策シートは幼少期まで振り返るような質問もあり、「自分はこんな風に考えていたんだ」と改めて発見することも多かったです。担当コンサルタントがシートを見ながら、いろんな角度から質問を投げてくれ、転職理由がクリアになっていきました。
ほかに、元リクルートの採用経験者の方に模擬面接をしてもらう機会もあり、「どうしてそう思うの?」「なぜ?」と深堀りされることにも慣れていきました。どんな質問をされるのか心の準備ができて、面接への不安感はかなり小さくなりましたね。
――最終的に、リクルートの人材領域への転職を決めた理由とは?
ほかにも人材紹介会社から内定をいただき、最後まで迷っていました。決め手となったのはリクルートの事業領域の幅広さでした。前職のように、もし人材領域で「やりきった!」と思えるときが来ても、リクルートなら違う事業へのチャレンジができるかもしれない。長いキャリアを考えたときの可能性の広さが魅力でした。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
企業研究をしっかり行うといいのではないかと思います。
面接では、「あなたの強みをうちでどう生かせるか」を必ず聞かれるので、企業のことをよく理解していなければ答えられません。
私は初めての転職で、異業界へのチャレンジだったので、ホームページをよく読んで、求人情報に書かれた言葉や、代表のメッセージなどと、自分の強みとの接点はどこにあるかをノートにまとめたりしていました。
あとは、月並みですが、面接での印象は大事だなと思うので、身だしなみや笑顔、聞き取りやすい声や話すスピードには気を配りました。オンライン面接ではカメラ目線にすることで、想いがちゃんと伝わるようにと意識していました。
――転職エージェント選びの観点で、アドバイスやメッセージがあればお聞かせください。
転職エージェントには、各社の強みがあります。志望領域が決まっている人は、そのエージェントがどんな業界に強いのか、どんな企業の紹介実績があるかなどを調べて、選ぶときの参考にするといいのでは。
担当コンサルタントとの相性も大事なので、自分が自然体でいられて話しやすい人に出会うまで、複数の方と会って比較検討してもいいと思います。