【リクルートグループへの転職vol.50】ブライダル業界からリクルート教育領域に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回はブライダル業界から、リクルート教育領域に転職したSさんの転職体験談をお届けします。

 

ブライダル業界から、リクルート教育領域に転職したSさんの体験記

■転職者Sさん(30代女性)のプロフィール

大学卒業後、ブライダル企業に就職し、ウェディングプランナーを7年経験。2022年9月より、リクルート教育領域の営業職を担当予定。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、ブライダル企業でウェディングプランナー職を7年経験しました。

もともと学生時代にスターバックスコーヒーでアルバイトをしており、接客業が好きでした。就活を始めてウェディングプランナーの仕事を知り、より長く深くお客様に関われる仕事内容に興味を引かれたんです。企業説明会で出会った人事の方や現場社員がとても楽しそうに仕事の話をしていたのも魅力的でした。

実際に、お客様と半年かけて結婚式のプランを練り、トータルプロデュースするプランナー職は面白く達成感もありました。4年目にはマネジメントポジションを任されるようになり、人に恵まれたいい職場でした。

――そこから転職を考え始めたきっかけや、理由は何でしたか。

30歳になるタイミングでこれからの人生を考えたとき、10年、20年先もブライダル業界にいるイメージが湧かない、と思ったんです。

ウェディングプランナーは、土日も朝早くから夜遅くまで動く、肉体的にもハードな仕事です。いつまでも続けられない、という気持ちはあったものの、現場にいるのもお客様と接するのも好きだったので、土日休みのバックオフィス部門に異動する選択も違うと思いました。

ウェディングプランナーで培った経験やスキルを生かして、自分に合った働き方で成長できるフィールドを探したい。そう考え、セカンドキャリアを築くために動くことにしました。

――どのように業界や企業を絞っていきましたか。

転職活動を始めるとは決めたものの、業界も企業も、どう見つければいいのか見当もつきませんでした。そもそも、私には「この仕事がやりたい」という明確な意思がなく、世の中にどんな会社やどんな職種があるのかも分かっていませんでした。

そこで、まずは幅広く情報収集をしようと、複数の転職サイトにレジュメ登録することにしました。企業や転職エージェントからスカウトオファーをいただく中で、「自分のスキルは、こんな業界と親和性があるんだな」「こんな仕事のオファーもくるんだ!」と自分の市場価値を確認し、転職市場の動向を少しずつ知っていきました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

担当コンサルタントからのスカウトメールでした。「サムライソウル」というユニークな社名が引っかかってインターネットで調べてみたら、リクルートの転職サポート実績が多いと分かりました。リクルートには、「自ら考え、行動している人が多い」というイメージがあり、成長できる環境として興味を持っていたんです。

コンサルタントが提示してくれた求人情報にも条件のよい企業が多く、話を聞いてみようと思いました。

――数ある転職エージェントの中から、サムライソウルを選んだ理由とは?

電話での初回面談で、コンサルタントのアドバイスが非常に明確だったからです。無駄な時間をかけずに結論から話してくれ、転職活動の道しるべを示してくれるようだった。

話したあとには「じゃあ、〇〇について調べてみよう」「〇日までにこれをやろう」と具体的なアクションを考えやすくなり、何をすればいいのか分からず迷っていた私には、とても合っているなと感じました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――応募企業を絞っていく過程で、どのようなアドバイスをもらいましたか。

担当コンサルタントは、私のこれまでの仕事内容や成果を詳しくヒアリングし、ウェディングプランナーのスキルがどんな仕事に活きるのかを整理していってくれました。

人材業界が合っているのでは、と紹介された中にリクルートがあり、人材領域以外のリクルートの事業内容についても幅広く教えてくれました。

最終的に入社を決めたのはリクルートの教育領域(「スタディサプリ」事業)で、ブライダルとは業界特性も仕事内容もまったく異なります。ただ、前職では新卒採用向けの説明会で話をするなど、採用にかかわる機会も多く、学生の将来のために、キャリアのために動くのが好きでした。「内定は難しいかもしれないけれど、挑戦してみよう」と応募することにしました。

――サムライソウルの転職サポートで役立ったこととは?

面接対策だけで、4~5回の面談時間を設けてくれました。ほかにも転職エージェントを並行して活用していましたが、サムライソウルほどじっくり時間をかけてくれるところはありませんでした。

面接対策では、最初にサムライソウル独自の「面接対策シート」を宿題としてもらい、それをすべて記入した上で面談を進めていきました。当初、転職理由は言語化できましたが、「なぜその仕事をしたいのか」「自分の長所・短所は何か」という質問にはまったく答えられませんでした。一人で必死に振り返って記入しても、「その理由を裏付けるエピソードを教えてください」という次の質問には答えられない。面接対策の面談では、実際に話そうとしてもなかなか言葉が出ず、とても苦労しました。

コンサルタントの方は、「なぜそう思うのか」「なぜそれをやろうと思ったのか」と一つひとつの答えを深堀りし、「アピールできるところは、ほかにあるのでは」「価値を伝えるには、この順番で話したほうがいいですよ」などと、具体的なアドバイスに落とし込んでくれました。おかげで、面接で話すエピソードの魅力がより強化されていったと感じています。

――実際の面接で、対策してきた成果を感じましたか。

何を聞かれても大丈夫という自信がつきましたし、面接官からもらった質問は事前に想定していたものばかりでした。何を答えるべきか、迷うことがなかったですね。

私は異業界・異職種転職だったので、「新しい仕事・職場でも活躍してくれそう」と思ってもらえるようにと、「目標達成意欲の高さ」「質の高いサービスを提供するプロ意識」を強みとして伝えました。

ウェディングプランナーで培った、どんな“要素”なら、営業や他の職種に共通して生かせるのか。その観点や考え方は、コンサルタントとのやりとりがあって身についたものだと思います。

――結果としてどんな企業から内定をもらいましたか。その中から、リクルートの教育領域を選んだ理由とは?

人材業界を中心に7社受け、5社から内定をいただくことができました。

人材領域の営業職はブライダルとの親和性が高いと感じており、教育領域への転職は私にとってチャレンジでした。スタディサプリは、事業として面白そうで、事業づくりを学んだり、幅広い人脈を作ったりする上でも魅力的でした。将来は独立したいなと考えているので、学びある環境を目指して、今の職場を選びました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、メッセージをお願いします。

一人で企業選びをしていたら、今の会社には絶対にたどり着かなかったと思います。転職エージェントを活用する・しないの判断はそれぞれですが、プロの力を借りることで、自分にはない観点で企業を見ることができます。出会いの幅を広げる意味でも、一度相談してみるといいのではないかと思います。

私は、転職活動を始めてから、世の中の求人企業や仕事内容に触れました。どんな仕事をしたいか見当もつかない状況から活動をスタートしたので、最初はどの情報を見たらいいのか分からなかった。もっと早くから「社会にはどんな仕事があるんだろう」「自分が描きたい人生はどんなものだろう」と考えて、情報に触れておけばよかったです。

これから転職をするかもしれない皆さんは、自分は何がしたいのか、どんな仕事を続けてどんな人生を歩みたいのかを、常日頃から考えておくといいのではないかと思います。

 

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