【楽天への転職vol.1】自分1人では絶対に気付けなかった「自身の魅力や強み」を解き明かしてもらい、楽天株式会社へ転職

楽天への転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方が楽天に入社をしています。

今回は、転職活動をされたTさんに、サムライソウルとの出会いや転職活動成功の秘訣について語っていただきました。

大手電機メーカーから楽天に転職したTさんの転職体験記

■転職者Tさんのプロフィール

  • 20代男性、大学学部卒(法学部)
  • 大手電機メーカーのマーケティング職として約5年間勤務
  • 2019年に楽天のコンサルティング職に転職

 

企業名や商品力ありきのマーケティングでなく、事業やマーケットに直接インパクトを与える仕事がしたかった。

―まずは今回の転職を考えることとなったきっかけからお聞かせください。

新卒で約5年間勤務した電機メーカーでは、自社商品の販売戦略に関する幅広いプロジェクトに携わることのできるマーケティング業務に従事しておりました。

転職のきっかけとなったのは、「事業そのものを動かせるようになりたい」と考えるようになったことです。

それまでも、自分の取り組んだことが多少なりとも事業にインパクトを与えることができたことには満足していました。

ただ、大手のメーカーだったこともあり、企業のブランド力や商品力ありきでプロジェクトが進んでいる感じも否めませんでした。

そこで単なる販促活動ではなく、「自分で事業を動かしたり、その分野のマーケットに影響を与えるような仕事に携わりたい」と思ったのです。

 

―転職活動はすぐに開始されたのでしょうか?初の転職で不安やためらいはありませんでしたか?

思い立った時から既にある程度覚悟は固まっていました。そこから「逃げの転職」にならないように、次へのステップアップというスタンスで転職活動に臨みたかったので、すぐ活動し始めました。

とは言え、私は転職活動が初めてでしたので、積極的に転職エージェントを利用するようにしました。

最終的に、本格的なサポートを受けたのはサムライソウルさんだけですが、相談レベルでは他に4社ほどお話を聞きに行っていました。

【強みを引き出す面談】サムライソウルは今までの転職エージェントと反応が違った

―最後にサムライソウルを選んだ決め手は何だったんでしょうか?

自分の実現したいことを考えると、「転職先の候補は、コンサル系職種や課題解決型の企画営業かな」というところまでは自分で整理できていました。

どのエージェントがどんな提案をしてきたかは記憶が曖昧なのですが、私の経歴や目指していることをお話しすると、それぞれ候補リストを出してきてくれて、大体はこんな感じ(下記)でした。

・コンサルティングファーム
・リクルートグループ
・楽天
・メーカーの企画営業

 

私の転職の軸としては一致している企業群ではあったのですが、各エージェント提案に少しビジネス色があって、比較的受かりやすいところを推薦しているような気もしました。

サムライソウルさんを選んだのは、今しがた挙げた企業の転職に強いイメージがあったからです。実績や体験談も見てこちらから連絡させて頂きました。

 

初回の面談では、他のエージェントと同じように、まずは経歴や今回の転職で実現したいことから説明しました。

そこでコンサルタントの飯沼さんに「その軸であれば、Tさんが目指したい企業のカルチャーとも合っていますね。」と仰っていただき、これまでのエージェントとは反応が違いました。

以前に相談していたエージェントと違ったのは、誰よりも私の話を尊重してくれて、さらに私の強みを引き出そうとしてくれたことでした。

飯沼さんのおかげで「私自身が何をしたいののか?」が解明されたので、今回内定をもらった「楽天」の他にも選考を受けていたのですが、どこに行っても後悔は無いと思っていました。

自分1人では絶対に気付けなかった「自身の魅力や強み」を発掘してくれた。

―以降の面接対策やサムライソウルのサポートについて詳細をお聞かせ頂けますか?

私は遠方だったので、飯沼さんのやり取りはほぼ電話だったのですが、2回目以降は、「自分で自分を見つめ直す、いわゆる自己分析」が中心となりました。

幼少期からふり返って、自分がどのような選択をしてきたか?なぜその選択をしたのか? といったことを深堀りしていきます。

自己分析や業界分析をふわっとしたイメージで片付けてしまっているところは厳しくご指摘いただきました。

これ以上整理しきれないというところまできたら飯沼さんに添削してもらいました。その他、考え方がわからない部分や詰まったところも細かいやり取り相談していました。

 

―業界分析を転職者ご自身で行なうのはかなり難しそうですが、具体的にどのような対策だったのでしょうか?

ここはマーケティング職を目指す私だからこそ必要なフェーズだったと思います。転職活動の軸に「マーケットを動かすような仕事をしたい」というものがありましたから。

・求人企業の事業のマーケットに対してどういう見解を持っているか?
・自分だったら現状のダウントレンドを見てどんな施策を打ち出すか?

こういったことを聞かれるだろうなというのを想定してのことです。ここにコミットできないと「マーケットにインパクトを与えたいです」というのが単なる野望で終わってしまいますよね。

 

―コンサルタントからの添削を受けることでTさんご自身の新たな気付きなどはありましたか?

主観では気付けない自分の魅力を第三者視点から発掘してくれたことが大きいです。

自分の中では、こんなことできてあたりまえだと思っていたことが、飯沼さんに「それは重宝される能力だから、しっかりとアピールするべきですよ。」と言われて初めて自分の強みだと気付いた点がありました。

例えば、

  • 何らかの問題に対して考えうる全ての打ち手をただ順番に実施していくのではなく、何がボトルネックになっているか、優先度を考えながら、あらゆる業務を目標から逆算して遂行していました。
  • 上司や外部の関連会社、人と人の間に入って話を取り纏めることができます。

といったことです。

 

規模の大きな会社で働いていると、こういった仕事をする上での基本的な思考回路、企画や人間関係の調整力、コミュニケーション力が身につくようなのですが、周りも自然とできていたので、何も感じていませんでした。

私自身は「メーカーでマーケティングをやっていたことをどう活かすか?」ということばかり考えていたので「社会人として基礎が大きい」ということが強みになるとは思ってもいませんでした。

ここは、1人で自己分析していても絶対に気付けなかった部分だと思います。

 

今の自分に足りないところを磨けるのが “楽天” だった。

―何社か候補があった中で最終的に楽天を選んだ決め手は何ですか?

対策を進めている途中、選考を進めて最終面接で不合格になってしまった企業がありました。

その求人案件は戦略企画・営業企画の部門でコンサル出身の転職者の方が多く、自分にとってハードルが高いことは承知していたのですが、最終面接が不合格となった理由の1つに「これまで正論を振りかざすだけで人やプロジェクトを動かしてきたのではないか。」というフィードバックがありました。

つまり、人に対する感度を上げて、相手がどう感じているかを考えながら行動できるようになることが私の課題であり、それをクリアしなければこのポジションに就くのは難しいということです。

 

私が実現したいことに近づくためには、まずこの課題をクリアすることが当面の目標となることに気付いたんです。

このことを飯沼さんにご相談したところ、「課題と気付いたところを鍛えるのであれば、楽天のこういう部署もある。不合格となった理由を鑑みても、Tさんの方向性や思考回路は間違っていない。」と後押しして頂けました。

 

―実際に楽天にご入社されていかがでしょうか?Tさんがやりたかったことは実現できていますか?

はい。職務内容としては、私が求めていたものにピッタリ合てはまっていますし、今までの経験に足りていなかったもの、キャリアアップしていく上での課題にも向き合えていると感じます。

自分が想像していたよりも忙しいという点はありますが、それもポジティブな良い意味でのギャップです。サムライソウルさんとの転職活動の中で自分がやりたいことの整理はできていましたし、そのやりたいことを実現するために忙殺されることも覚悟していましたから。

 

前職でも忙殺されることはありましたが「何故、自分がこれをやらないといけないの?」というネガティブな気持ちが湧くこともありました。

今は、人と向き合うコンサルティングと楽天市場のマーケット全体を考える職務に就くことができ、同じ ”忙殺” でも、むしろ「こういうことをやりに来たんだよね!」という未来に向かう忙しさを感じることができています。

ですので、自分にとって楽天に進んだことは本当に良い選択だったと思っています。

全ての思考を「文章化」することで、あらゆる情報が整理された状態で瞬時に引き出せた。

―今回、人生初の転職活動で大変なこともあったかと思います。これから転職する方にメッセージを送っていただけますか?

大変と思ったのと同時に重要性を実感できたのは「自分自身が何者であるか?」を知ることです。

それを自己分析という形で解き明かしてくれたのが、サムライソウルの飯沼さんでした。

自分が何をやりたいかわかっていない人が大手の転職エージェントに行ってしまうと、成功確率の高い案件を提案されて、よくわからないまま転職自体はできてしまうんです。

周りを見ていると、私の同僚で入社前後のギャップに苦しんでいる人は、「自分が何者で転職に何を求めているのか?」を明白にしていなかったのではないかと思います。

私自身の経験からも自信を持って言えることですが、たとえ想像以上に忙しくても、その厳しい環境すら楽しめるような自分が求めている仕事って何なんだろう?ということを突き詰めておくべきです。

それに自分が何をやりたいのかがわからないまま転職活動してしまうと、転職がある意味「逃げの選択」になってしまうので、前向きな気持ちで転職活動を行なうためにも自己分析は必須です。

 

そして、もう1つ大事なことは、自分の中で整理したことを文章化して口に出す練習をすることです。

せっかく入念に自己分析をしても自分の言葉で相手に伝えられなかったら意味がないですよね。

私の場合は、思いついたことを一旦全て文字で書き出し、整理してスクリプトを何回も作り直しては、アウトプットするという練習を繰り返しました。

面接で東京に行ったときに一度飯沼さんにお会いする機会があり、「こんな感じで喋ろうと思っています」と、そのスクリプトを見て頂いたのですが、「ここまで練習していた人は今までにいなかった」と言っていただけたほどです。

面接用に質疑の回答例を1つずつ準備する方もいると思いますが、何か1つ答えた後に「他には?」とか「あと3つくらい話して」とか聞かれることもあるんですよ。

そういう時に、頭のどこかにはあるものをすぐに引き出せなかったり、なんとか引き出せても整理できてなかったりすると、うまく伝わらずボロが出てしまいます。

あらゆるエピソードや思考が「文章化」の過程を通して、整理された状態で引き出しやすくなっていたと思います。

 

―ありがとうございました。最後に改めてコンサルタントの飯沼さんにメッセージをお願いいたします。

飯沼さんに出会えて自分のことをより深く理解できるようになりました。

最初にお会いした時から、私の夢や実現したいことを聞き入れてもらえ、今までにないくらいの自己開示ができたと思います。

転職活動中のサポートもですが、あらゆることを自分で整理できるようになったことが今の仕事においても発揮できているように感じます。

改めて「ありがとう」と伝えたいです。

 

楽天へ転職されたTさんの転職体験談、いかがでしたでしょうか?
さっそく新天地でご活躍されているようで、サムライソウルとしても嬉しい限りです。

楽天についてさらに詳しく知りたい方は、下記リンクの「現役社員インタビュー」も是非ご参考になさってください。

職務内容、仕事のやりがい、キャリアパスなど、楽天社員からの「リアルな企業情報」をたっぷりと収録しています!

⇒楽天の現役社員インタビュー

\/
無料で転職相談をする