リクルートのWEBディレクター、合否の分かれ目は?
こんにちは、サムライソウルの粕谷です。
かつては情報誌が中心だったリクルートも今やネット企業へとその姿を変えてきました。
新卒採用でも7年~8年ほど前から「ネット人材」採用が始まり、自分でサイトを作ってきたようなネットに精通したハイレベルな学生を採用するようになってきて、中途採用でも他社から「ネット人材」と呼ばれる、WEB関連職種の方を積極的に採用しています。
今回はリクルートのWEBディレクター職についてある事業会社(個人が特定できないよう、社名は伏せさせていただきます)が行った採用の裏側、合格・不合格の分かれ目についてお伝えしたいと思います。
求める人材像
今回求めていた人材は、リクルートの主要メディアのWEBディレクターです。
具体的にはデザインやコンテンツ、機能の企画から、UI・UX設計、開発ディレクションを担当するポジションです。
<必須経験>
・IA設計、UI設計、機能要件定義、開発ディレクションなどのWEBディレクター業務経験3年以上
(ユーザー視点に立ち、調整やコミュニケーションを厭わず、新しい価値をマーケットやユーザーに価値提供をされてこられたご経験をお持ちの方)
<必須スタンス・志向性>
・チームとしての協働を追求していく姿勢をお持ちの方
・WEBディレクターとして、総合的にハイレベルで行うスキルを身に付けたい成長意欲のある方。
合格者・不合格者のポイント
このポジションに対して一次面接が合格だった人、不合格だった人を見ていきたいと思います。
<合格者の3名の評価ポイント>
・企画~開発ディレクションまでの上流から下流の経験がある
・コミュニケーションが論理的で的確、人柄もよいので嫌味を感じさせず、周囲ともうまく連携してサービス開発するイメージが持てる
・Webディレクターとしてサイト運営のPDCAサイクルを経験している
・将来的に、WebディレクターとしてUI・UXを極めたいという志向がある
スキル的に募集ポジションに十分で人柄も評価されている様子が伝わってきます。
<不合格者の4名のNGポイント>
・経験豊富だが、年齢に対するリクルートの期待値とミッショングレードの相場を鑑みるとスキル不足
・リクルートの開発ディレクション、開発ディレクターと打ち合わせが出来る規模感の仕事をしてきているように見えなかった
・各案件での本人介在価値が不明瞭でビジネスマンとしてのパワー不足の印象
・明確な本人介在ポイントが見いだせず、何が強みなのかが把握できなかった
・規模や思考レベルなどの観点で、高いレベルのディレクションをしている様子が伺えなかった
人柄以前に、スキルの問題で要件を満たせていない様子が伝わってきます。
一次面接の合否の分かれ目
以上の内容からご理解いただけると思いますが一次面接でまず大切なのはスキルが募集ポジションの要件を満たしているかということです。
ここがクリアできなければその先に進むことができません。
ただ、不合格者のNGポイントに「~様子が伺えなかった」「~が把握できなかった」「~見えなかった」とあります。
これは「事実がどうかはわからないが、少なくても面接官は把握できなかった」ということです。
ここについてはもしかしたら能力はあったのに伝え方の問題だったかもしれません。
仮にあなたが十分がスキルを持ち合わせていても、それが面接官に伝わらなければ落とされてしまいます。
そうならないためにも面接前に、想定QAは自分なりに用意して対策をする必要があります。
先日も面接対策次第で、対策前に受けたリクルート●●社は落ちたが、弊社と一緒に面接対策をしたら、リクルート住まいカンパニーに内定した!方がおります。
自分で対策は不安という方は、各社へ応募する前に、是非以下からお問い合わせいただければと思います。
■リクルートへの転職希望者はサムライソウルまで
サムライソウルでは、リクルート出身者だからこそできる転職サポートがあります。
(1)リクルート出身者だからこそお話できること
―分社化したけど、どの会社がいいか?
―仕事内容は?
―社風は?
―面接の内容は?
実際に、新卒から8年間リクルートにいたからこそお話できることがたくさんあります。
採用面接官の経験もあるので、面接で何を聞かれるか?どこを見ているか?もお話できます。
(2)リクルート社内の豊富なネットワーク
転職に大切なのはネットワークだと考えています。
ある部署では必要ない方も、ある部署だと必要とされる、こんなことがつきものです。
リクルートのどの会社がいいか?どの仕事がいいか?キーマンは誰か?当社はきちんと把握しています。
またどのポジションを受けるにしても、迷った時は社員をつないだり、質問を聞く事などで対応することも可能です。
(3)最短距離での転職をお手伝い
リクルート各社の人事や現場責任者はかつての同僚も多く、より精緻な情報提供が可能です。
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