【リクルートグループへの転職vol.67】商社の営業からリクルート人材領域に転職
リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、商社の営業からリクルート人材領域に転職したMさんの転職体験談をお届けします。
目次
商社の営業からリクルート人材領域に転職したMさんの体験記
■転職者Mさん(20代男性)のプロフィール
大学を卒業後、商社に入社し、法人営業を約3年経験。2024年2月よりリクルートの人材領域に入社。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後は商社に入り、日本の仕入れメーカーと海外のメーカーをつなぐトレーディング業務を約3年担当しました。
就職活動の軸は「海外×営業」でした。海外の新しい環境で自分の力が通用するのか試したくて、商社の中でも、若いうちから海外に行ける可能性がもっとも高い会社を選びました。また、これからの長いキャリアを考え、どこにいっても通じる汎用性のある職種として、営業で力をつけたいと考えました。
――そこから転職を考え始めたきっかけや理由は何でしたか。
中長期的な自分の“市場価値”に懸念を抱き始めたからです。
前職の仕事は、仕入れ先メーカーの意見が強く、商品の良し悪しが最終的な取引判断の基準になっていました。自分が営業として介在していなくても、商品が良ければ取引が始まり、提案の中身や思いが反映される余地があまりありませんでした。
このままでは、営業としての介在価値を生み出せず、提案力も身に付かないまま時間が経ってしまう。そんな危機感から、転職活動へと動き始めました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
個の介在価値に焦点を当てた会社として、早々にリクルート1社に絞りました。
リクルートで働く知人などに話を聞くと、目標の立て方、仕事の向き合い方の起点に、「自分はどうしたいか」という思いがあることが伝わってきました。「圧倒的当事者意識」というリクルートに根付く考え方に刺激され、そんな環境で働きたいと思いました。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
リクルートに強い転職エージェントを調べる中で、サムライソウルを知りました。
ホームページの内容から、転職者個人の思いを尊重する姿勢を感じましたし、クチコミ情報では、「すぐに選考をセットしようとせず、今後の人生をどう築きたいかをじっくり聞いてくれた」とありました。“押し売り”しない会社のスタンスを感じ、一度話を聞いてみようと思いました。
5~6社の転職エージェントの話を聞く中で、サムライソウルの担当コンサルタントに出会い、「この人なら間違いない」「一緒に活動していきたい」と思いました。
――どんなところを見て、「間違いない」と思ったのでしょう。
初回面談の段階で、私の考えや思いを汲み取り、言語化していくスピードがとても速く、表現も的確でした。私がうまく言葉にできないことでも、「つまり、こう考えているということでしょうか」と言い換えてくれ、その場その場でのレスポンスが心地よかったです。
また、担当コンサルタント自身が元リクルートで人事経験もあり、社内に身を置いていたからこその働き方や働く人々の特徴、社風など、実体験に基づいた話がとてもリアルでした。リクルート社内の人脈も広く、この方にしか持ちえない情報が多くあるのではないかと期待が持てました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。
サムライソウル経由でリクルートの8ポジションに書類を出し、うち5ポジションで面接に進みました。
実は、サムライソウルにお世話になる前に、直接応募やほかの転職エージェント経由でリクルートを数ポジション受けていたんです。でもそのときは書類がほとんど通らず面接に進むことができませんでした。サムライソウルの担当コンサルタントは、「リクルートの人事は書類のどこに注目しているか」を踏まえた上で、志望動機の書き方などを根本的に見直してくれました。私の強みや思いを客観的に伝える「推薦書」も一緒にすり合わせして作成し、通過率は格段に上がりました。
面接対策では、応募ポジションごとに、志望動機や転職の背景、入社後にやりたいことなどをスプレッドシート上でテキストにまとめ、その内容に担当コンサルタントからフィードバックをもらい改善を繰り返しました。
また、面接が終わるたびに、面接でのやりとりを具体的に報告し、「良かったところ・悪かったところ・次に対策すべきところ」のフィードバックももらいました。
自分の考えをまとめる上で、転職者インタビューの記事も参考にしていました。
過去転職された方は、どんな経歴でなぜリクルートを選んだのか。自分につながる部分があれば取り入れましたし、考え方の幅を広げるために読み込んでいました。
――印象に残ったアドバイスや、とくに役に立ったサポートには何がありましたか。
仕事と並行して転職活動を進めるのは大変でしたが、担当コンサルタントのレスポンスの早さに何度も助けられました。例えば、平日の仕事終わりの22時ごろに、次の面接に向けた回答内容を見てほしいとLINEで連絡すると、すぐにチェックバックがくるんです。
限られた時間内にPDCAを回して、次のアクションにつなげたい…と思っている中、C(チェック)の即レスがあることで、理想のスピードを保ったまま活動ができます。やりとりを通じて、ストレスに感じることは一切ありませんでした。
担当コンサルタントとしての頼もしさはもちろん、一人の社会人の先輩として、「こういう小さな行動の積み重ねが、お客様との信頼、信用を築くんだな」と学ぶものが多くありました。
――最終的に、リクルートの人材領域に決めた理由は何でしたか。
多くの人と対峙でき、“自分ならではの提案”ができる幅の広さを感じたからです。
また、人材流動性が高まり人材不足が加速する今、企業にとって「いかにいい人材を確保するか」は、経営課題に直結するテーマです。その課題に向き合うことに、挑戦のしがいがあるなと感じています。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
働きながら転職活動をすることは、正直、精神的にも体力的にもしんどいです。だからこそ、短期決戦でメリハリをつけてやるのがとても大事。私はダラダラとやっている時期もあって、全然うまくいきませんでした。
サムライソウルとは、5ポジションの選考を3週間で終えるスケジュールを組みました。1日に2~3つの面接を受けるなど、かなり詰め込んで活動しましたが、「この期間だけは踏ん張ろう」と決めたことで集中力も高まりました。
内定をいただいたあとに最終決定する際も、複数ポジションの中から選択できるように動けたことで、決断にも納得感が生まれたと思います。
――転職エージェント選びの観点で、アドバイスやメッセージがあればお聞かせください。
自分の思いを汲み取ってくれるメンターに出会えるかどうかは、転職活動の質を大きく左右します。いろんな転職エージェントのコンサルタントと会話をして、自分の話をどう言語化してくれる人なのかを見比べるといいのでは。話していると自分の考えが整理されていくような、そんな最適な人を見つけていってほしいと思っています。