【リクルートグループへの転職vol.55】ITベンチャーからリクルート飲食領域に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、ITベンチャーからリクルート飲食領域に転職したMさんの転職体験談をお届けします。

 ITベンチャーからリクルート飲食領域に転職したMさんの体験記

■転職者Mさん(20代男性)のプロフィール

大学を卒業後、ITベンチャーでフロントエンドエンジニアを約半年経験。2022年2月よりリクルートに入社し、飲食領域の営業を担当している。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後はITベンチャーに入社し、Webアプリ開発のフロントエンドエンジニアを半年間、経験しました。

学生時代は国際政治学を学び、1年弱のスペイン留学や13ヵ国を巡る一人旅など、海外に強い関心がありました。なぜITに進んだかというと、留学中にWebアプリにとても助けられたからです。アプリを通じて不動産賃貸情報にすぐアクセスできたり、交通事情をキャッチできたりと、異国で生活するにあたり「ITがあってよかった!」と思うシーンがたくさんありました。将来は作る側になりたいという思いから、エンジニアを志しました。

また、兄がEC事業で起業していたことに影響を受け、いずれは自分も独立・起業したい、という思いがありました。ベンチャーで若いうちからさまざまな業務経験を積みたいと、あえて小規模の組織を選びました。

――転職を考え始めたきっかけは何でしたか。

前職では、Webアプリ開発を通じてエンジニアスキルと同時に事業づくりを学びたいと思っていました。ただ、実際は社内システムの保守運用を任されることが多く、事業全体を見れるようになるまで3~5年はかかるだろうと感じるようになりました。自分が起業に向けて成長していきたい時間軸とのずれを感じたことが、転職を考えるきっかけになりました。

動くと決めたのなら、転職活動にフルコミットしようと考え、2022年10月に前職を辞めてから、活動を始めました。

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

転職先を選ぶ軸は2つありました。営業力を身に付けられるところと、起業に向けて学べる環境があるところです。

10月から2~3か月間は、自己分析を進めながら、ベンチャーや中小企業を受けていました。当初は「とにかく仕事を見つけよう」と動いていたのですが、面接で転職理由や志望動機を説明する中で、自分の考えがクリアになっていきました。

営業力の必要性は、前職のプロジェクトでも痛感していたものでした。どんなにいいものを開発しても、その良さを人に伝えられなければ意味がない。そして事業の売り上げにつなげられるように売ってこなければいけない。事業づくりには営業経験が欠かせないだろうと、未経験から営業にチャレンジしたいと考えるようになりました。その思いにマッチした企業として、多くの起業家を輩出しているリクルートを志望するようになりました。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

転職を経験していた友人に「リクルートに興味がある」と相談したところ、友人の伝手でリクルートの社員と話す機会があったんです。その方がサムライソウルを知っていたことから、「リクルートの紹介実績が多くあるエージェント」として担当コンサルタントを紹介してもらいました。

――まさに人づてで知っていったのですね。数あるエージェントの中で、サムライソウルを選んだ決め手は何でしたか。

担当コンサルタントのアドバイスが、とても役立ったからです。

実はサムライソウルに出会う以前から、リクルートの複数の事業部で選考を受けていました。でもうまく進んでいなかったので、どこに課題があるのかを相談してみたんです。すると、私の転職理由や志望動機の浅さを指摘され、「起業の具体的なイメージがついていないのではないか。もっとも身近な起業家であるお兄さんに話を聞いてみてはどうか」とアドバイスされました。

エージェントなのにすぐに求人を紹介するのではなく、「兄に相談する」という遠回りに感じられる意見で、最初は驚きました。でも、結果として、兄に話を聞いたことが自分の考えを整理する上で非常に役立ちました。「起業後に役に立つスキルとして、新規開拓営業は絶対にやっておいたほうがいい」「大きな組織に所属して、仕組みで解決する方法やノウハウを学ぶのは重要」など実践的な意見をたくさんもらうことができ、リクルートという大きな組織で経験するべきことは多くあると、志望度が強くなりました。

サムライソウルに出会わなければ、一度立ち止まって周りの話を聞こうと動くことはなかった。的確にアドバイスをくれる担当コンサルタントと、一緒に転職活動を進めたいなと考えました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。

面接対策シートを使った担当コンサルタントとのやりとりで、「なぜ起業という将来のために、リクルートが必要なのか」を何度も深く問われました。

将来の目指す姿から逆算する考え方は、対策シートを介したコミュニケーションで深めることができた。結果として、リクルート特有の「なぜ?」と何度も深堀りされる面接でも、明確に自分の考えを伝えることができました。

――リクルートの複数の事業部を受けていたそうですが、最終的に飲食領域を選んだ理由は何でしたか。選択の際、サムライソウルのアドバイスで役立ったことはありましたか。

飲食領域のほかに、カーセンサー事業やHR(パート・アルバイト)領域も進んでいましたが、飲食業界の集客方法を学びたいという思いが強かったからです。

担当コンサルタントのアドバイスを受けてから、兄のほかにも、観光PR事業で起業した大学の友人にも話を聞きに行きました。そこで「いかに顧客を見つけるか」「集客に向けた動員をどう設計するか」が重要なノウハウになると知り、飲食領域での経験は自分の糧になるのではないかと考えました。やりたいことから逆算して、学びたいこととリンクさせる考え方は、サムライソウルとの面談を重ねたから身に付いたものだと思っています。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

転職活動は、情報収集がとても大事です。私は1社について調べるときも、転職サイトやクチコミサイト、採用ホームページなど複数の情報源に触れて、いろいろな角度から見るように心がけました。

リクルートを志望するようになってからは、大学の友人や趣味で続けているサッカー仲間に「リクルートの社員に知り合いはいないか」と人脈を探り、紹介してもらって話を聞きに行きました。ほかにも、元リクルートの起業家の方に問い合わせメールをしてアポをとったこともありました。

私は、(前職を退職して)転職活動に時間を割けたので、そこまで徹底してできたのかもしれません。でも、忙しい合間を縫ってでも、対面で話を聞く機会がもてると、より社内の雰囲気や働く姿をイメージしやすくなると思います。

――転職エージェント選びの観点で、アドバイスやメッセージがあればお聞かせください。

担当コンサルタントとの相性の良さや向き不向きがあると思うので、複数の転職エージェントと接点を持ち、比較検討ができるといいと思います。

私は8~9社を比較しましたが、求人の質やコミュニケーションの取り方、面接後のフォローの有無など十人十色でした。サムライソウルは、レスポンスの早さと、辛口なフィードバックもちゃんと言ってくれるところが自分には合っていました。せっかく転職活動をするのなら、甘い言葉をもらうよりも、現実味のあるアドバイスをもらって改善策を考えられるほうが有意義だと思ったからです。「自分にはこのやり方が合っている」と思えるまで、複数の担当コンサルタントと話をして決めていけばいいのではないかと思います。

 

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