【リクルートグループへの転職vol.61】飲食店店長からリクルート住宅領域に転職
リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、飲食店の店長職からリクルート住宅領域に転職したAさんの転職体験談をお届けします。
目次
飲食店の店長職からリクルート住宅領域に転職したAさんの体験記
■転職者Aさん(30代女性)のプロフィール
大学を卒業後、製薬会社のMR(営業)職を経験。その後、ホテルや飲食店勤務を経て、2023年4月よりリクルートに入社。住宅領域(スーモカウンター)の営業を担当している。
これまでのキャリアと転職のきっかけ
――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、ファーストキャリアに選んだのは製薬会社のMR(営業)職でした。
製薬に進んだのは、学生時代に留学やでの東南アジアでのインターンシップ経験を通じて、きちんとした医療にたどり着けずに命を落としてしまう人の多さを目の当たりにしたからです。医療の重要性を感じ、文系でも進める医療関係の仕事に就こうと考えました。
入社後は、担当の病院を回るほか、製品の情報提供のための講演会を開き、医師の先生方を招待するといった仕事を担当。しかしだんだんと、薬は人々の役に立っている一方で、患者さんが増えるほど儲かるということに矛盾を感じるようになっていきました。
もっとお客様と近い関係性を築き、人々の幸せに携わる仕事に就きたい。そんな想いから、大きくキャリアチェンジをして、ホテル業界に転職しました。海外リゾート地でのホテル勤務も経験し、とても大好きな仕事だったのですがコロナ禍を機に帰国を余儀なくされることに…。日本に戻ってからは、友人の手伝いを機に働き始めた飲食店で、接客やメンバーマネジメントに面白さを感じるようになり、店長まで経験させていただきました。
――いろいろな業界を経験されたんですね。そこからなぜ転職を考えたのでしょう。
勤めていた飲食店は外国人メンバーが多く、価値観や考え方の異なるメンバーのモチベーション管理に苦労し、組織づくりに頭を悩ませることばかりでした。
いずれは自分で開業したいな…という思いもあり、「そのためにはもっとよい組織が作れるようになりたい」「マネジメントの力をつけたい」と、今後のキャリアのために転職を考え始めました。
――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。
転職を考え始めたものの、やりたいことが分からず、業界や企業をどう調べればいいのかも見当がつきませんでした。
それまでの転職は「この島のホテルで働きたい」などかなり具体的にやりたいことが見えていて、探す際も迷いはありませんでした。でも今回は、「人の役に立てる仕事」「幸せのお手伝いができる仕事」などと漠然としたイメージしか持っていませんでした。
リクルートがいいなと思ったきっかけは、ある大手エージェントから「リクルートのカルチャーは、行動力のあるAさんに合っているのでは」と薦められたから。
「私の経歴では無理なのでは」と思いつつも調べていくと、マネジメントスキルを学びたいという私の思いにこれほどマッチした環境はない!と、どんどん魅力を感じるようになりました。調べるほどに、「絶対にリクルートに入りたい」と熱意が高まっていきましたね。
サムライソウルとの出会い
――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。
友人の紹介でした。「リクルートに強いエージェント」をリサーチしていたとき、サムライソウル経由でindeedに入社した友人が、「親身になって相談に乗ってくれて、いいエージェントだよ」とつないでくれたんです。
――初回面談ではどんな印象を受けましたか。
担当コンサルタントが、優しく丁寧に、これまでの経歴を根掘り葉掘りヒアリングしてくれました。「リクルートから内定をもらう」というゴールに向けて、今後どんなステップを踏んでいくかを分かりやすく説明してもらい、何をすべきかがクリアになっていきました。
「リクルートの面接ではこんなことを聞かれるので、しっかり対策していきましょう」と、一緒に進めてくれる安心感がありました。
――数あるエージェントの中から、サムライソウルを選んだ決め手とは?
リクルート“特化”型として、アドバイスが明確だったからです。
私の経歴は転職回数が多く、業界も複数経験しているので、ネガティブな印象を持たれるのではないかと不安でした。でも担当コンサルタントが、「リクルートは、転職理由の軸に一貫性があるかどうかを見ています。転職回数は気にせずに、軸を明確にしていきましょう」と言ってくれ、心強いなと感じました。面接での質問内容や特徴をとらえた「面接対策シート」も充実していて、紹介実績の豊富さも感じました。
サムライソウルの転職サポート内容と感想
――選考に向けて、サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。
「面接対策シート」を通じて、書き直しのやりとりを3回は繰り返しました。
まず私が「シート」内のすべての質問に回答し、それを担当コンサルタントに読んでもらってフィードバックをもらいます。その指摘やアドバイスを受けて書き直し、2回目も読んでもらい再びフィードバックをもらう、というやりとりです。
フィードバック内容としては、「結論から書いた方がいい」「文章量をもう少しコンパクトに」といったものから、「このワードはネガティブに捉えられる可能性があるので、**と言い換えてはどうですか」という指摘、「こう考えたのはなぜか」「どんな理由でこの回答になったのか」といった背景を深堀りする質問まで、さまざまな角度からアドバイスをもらうことができました。
シートの書き直しを通じて、「リクルートではこういう思考の仕方や言語化が求められているんだな」と特徴を掴んでいきました。
また、各社面接後に担当コンサルタントからフォローの連絡を丁寧にいただけたのが非常に嬉しく、心強かったです。
――サムライソウルのサポートを通じて、どのような転職の“軸”を見出していきましたか。
これまでの経験、複数の仕事に共通する要素を振り返りながら、「人の幸せにつながる仕事」がしたいのだと明確になっていきました。加えて、マネジメント力を学びキャリアアップしたいという志向も言語化できるようになりました。
――リクルートの住宅領域に決めた理由は何でしたか。
具体的な仕事内容というより、リクルートの社風や学ぶカルチャーに惹かれていたので、リクルートの複数の事業領域を計6社受けました。
うち2社で最終まで残りましたが、住宅領域(スーモカウンター)の働き方が自分に合っていると感じたのが決め手になりました。女性社員が多様な働き方をしていて、育休取得後に復帰されている方の多さも安心材料の一つでした。また、人事担当者が内定後のフォローアップ面談でも丁寧に情熱的に、「Aさんにとって学びがたくさんある環境だよ」と歓迎してくれたのもうれしかったですね。
転職希望者へのメッセージ
――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。
私のように転職歴が多い方は、これまでの選択や判断の軸を振り返り、一貫した思いを語れるように整理しておくといいと思います。
また、転職活動では不安になることも多いので、頼れるパートナーの存在が重要です。私にとってはサムライソウルの担当コンサルタントが、思考の整理や言語化をする上ですごく力になってくれました。
質問があればいつでも聞ける関係性を築いてくれ、面談時間もいつも90分近くとってくれるなど、私一人にきちんと寄り添ってくれている安心感はすごく大きかったです。最後まで前向きに転職活動に取り組めたのは、そんな存在がいたからだと思っています。