【リクルートグループへの転職vol.58】アパレル販売職からリクルート人材派遣領域に転職

リクルートへの転職希望者から多くの相談を受けているサムライソウルでは、これまでたくさんの方の転職をサポートしてきました。今回は、アパレルの販売職からリクルート人材派遣領域に転職したIさんの転職体験談をお届けします。

 

アパレルからリクルート人材派遣領域に転職したIさんの体験記

■転職者Iさん(20代男性)のプロフィール

大学を卒業後、アパレルメーカーに入社。販売職を1年半ほど経験後、2023年4月よりリクルートに入社。人材派遣領域の営業を担当している。

 

これまでのキャリアと転職のきっかけ

――これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後はアパレルメーカーに入り、販売職を1年半ほど経験しました。

もともと在学中は公務員を目指して勉強していました。父が公務員だった影響もあり、安定している仕事でいいな、と漠然と考えていたんです。でも、就活で改めて「何がやりたいのか」を見つめ直したとき、興味関心のある領域でなければ頑張れないと思うようになりました。

そこで、大好きな服の世界に入ろうと、アパレルメーカーに入社。社内でもっとも大きな店舗に配属され、接客スキルを学びました。

――そこからなぜ転職を考えたのでしょう。

理由の一つは給与面です。入社前から、アパレル業界全体の給与が高くないとは知っていました。ただ、一緒に働いていた入社10年目の上司の給与額が、新入社員の自分とそこまで大きな差がないことを知ってしまい、将来への不安を感じるようになりました。

評価制度へのモヤモヤもありました。前職では店舗全体の売上達成が重視され、個人で販売売上目標を達成してもインセンティブにつながりませんでした。

一方で、服を扱う仕事自体は楽しく、幅広い年齢層のお客様と接し、お客様の考えや価値観を尊重しながら提案していく接客の面白さも感じていました。その経験で得たコミュニケーションスキルを生かしつつ、もっと個人の成果を見てくれるところで成長を目指したいなと考えるようになりました。

――転職先の業界や企業はどう絞っていきましたか。

転職活動を始めたときは、やりたいことも自分の軸も定まっていませんでした。

リクルートに関しては、学生の頃から元リクルートの経営者の書籍や動画などを見ていて、「リクルートで営業力を身につけたら、その後のキャリアが広がりそう」と興味を引かれていました。

「成長できる会社」とイメージしていたものの、実際に自己分析を深めリクルートに絞っていったのは、サムライソウルに出会ってからです。

 

サムライソウルとの出会い

――サムライソウルと出会ったきっかけは何でしたか。

登録していた転職サイトのデータベース経由で、担当コンサルタントから連絡をいただきました。

その前に大手転職エージェントの方とやりとりをしていたのですが、私がやりたいことに一緒に向き合ってくれる姿勢が見えず、少し不信感が芽生えていました。サムライソウルの担当コンサルタントは、私の思いや考えを細かく聞いてくれて「一緒に考えていきましょう」と言ってくれました。同じ方向を向いて対話ができる心地よさがありました。

――サムライソウルとのコミュニケーションを通じて、どう自己分析を深めていきましたか。

前職を選んだのは「服が好きだから」でしたが、次のキャリアでは“好き”から離れて、何が得意か、どこに長所があるかを考えていきました。

担当コンサルタントは、前職の販売経験を通じて何を学んだかを丁寧に引き出してくれ、改めて自分の強みを整理することができました。例えば、接客では、いつも複数の選択肢を用意し、お客様のご要望に応じてこちらが提示する選択肢を柔軟に変えていくように心がけていました。そうした自分なりの工夫も、担当コンサルタントとの対話の中で言語化できるようになりました。

また、私はプライベートで友人から仕事の相談を受けたり、恋愛など人間関係の相談に乗ったりすることがとても多いんです。友人からは「人に相談して初めて腑に落ちた!ありがとう」と感謝され、みんなすっきりした顔になっていく。「人とのかかわりの中で、何か気づきを与えられる存在になりたい」と考えるようになりました。

担当コンサルタントは、「周りから相談が寄せられるのも、それに対応できるのも、Iさんの強みの一つ。その強みを生かせる仕事は何かを考えていきましょう」と、私個人の内面にきちんと向き合ってくれました。

 

サムライソウルの転職サポート内容と感想

――サムライソウルではどのようなサポートを受けましたか。

私の強みを生かせる領域として人材業界を中心に志望企業を絞り、面接対策を進めていきました。

具体的には、25項目の質問が書かれた「面接対策シート」を使って、自己分析をさらに深めていきました。私が記入した内容を担当コンサルタントが確認し、「もう少し具体的なエピソードを入れませんか」「こんな風に書いたほうが伝わりやすいのでは」などとフィードバックをもらってブラッシュアップする。そのやりとりを何度も繰り返しました。志望理由を整理する際も、例えをいくつか示してくれ、私に考える機会や視点を与えてくれました。あくまでも私が主体となって考えられるように意識してくれたのかなと思っています。

サムライソウルを通じて5社の選考を受けたのですが、面接後には「質問された内容」「回答した内容」「手応え」を共有しました。それに対してのフィードバックももらい、「次回は、〇〇についての内容も補足して答えるといいと思います」など具体的なアドバイスが心強かったです。

――サムライソウルはリクルートへの転職サポート実績が豊富です。その強みはどんなところで感じられましたか。

面接対策シートの回答をまとめながら、「どうしてこう思った/こう行動したのだろう」と、“なぜ”深堀りする思考力を鍛えられました。リクルートの面接では、なぜ?を3~5回くらい繰り返し聞かれます。担当コンサルタントとのコミュニケーションが、その面接を意識したものになっていたので、本番の面接でも緊張しすぎることなく自然体でいられたのかなと思います。

――リクルートの人材派遣領域に決めた理由は何でしたか。

人材派遣領域は、向き合う個人のお客様のバックグラウンドが多様です。一人ひとりの思いに寄り添いながら、最適な提案につなげるスキルを鍛えられると期待し、入社を決めました。

 

転職希望者へのメッセージ

――これから転職活動を始めようとしている転職希望者の方へ、ご自身の経験からアドバイスはありますか。

自分の強みを整理すると同時に、企業研究を深めることも大事だと思います。企業に関する情報を多く持っていればいるほど引き出しが増え、面接でのさまざまな質問にも柔軟に対応できます。入社後にどう働いていきたいか、ビジョンを描く上でも欠かせないと思っています。

転職エージェント選びの観点では、複数を比較検討して、自分に合う人、何でも相談できる人を見つける活動がとても大切です。

私は前職を退職後、転職活動を始める前に半年ほど、家族の介護のためにアルバイトをしながら生活していました。キャリアとしてはブランクがあったので、そこをどう企業に説明するといいのかなど相談したいことがたくさんありました。サムライソウルの担当コンサルタントは、まず私の話を受け入れた上で常にポジティブなアドバイスにつなげてくれたので、安心してコミュニケーションを取ることができました。話していて心地よい人、遠慮せずに質問できる人と一緒に活動した方が、得られる情報も多いと思います。

 

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